今日の「NEWS」でご紹介しましたが、聖光学院の工業科では、生徒の将来の武器となる「資格」取得を全力で支援しています。
全国工業高校長協会主催の「全国ジュニアマイスター顕彰制度」の他、学校独自の「聖光マイスター顕彰制度」を立ち上げ、生徒の資格取得に向けた意欲向上に一役買っています。
全国マイスターは、同一資格で複数の級を取得した場合、上位の級のみの得点が加算されますが、聖光マイスターは取得資格すべてに点数の加算が認められています。今回聖光マイスターの「スペシャリスト」の称号を3年生2名が得ましたが、共に口を揃えるのが「新たな制度が設けられ、資格取得に向けた意欲に繋がった」と生徒の反応も上々です。導入1年目でしたので人数はまだまだですが、他に「ブロンズ」に認定された者が10名おり、今後の1・2年生の取り組みに期待がかかります。
資格取得というと、補講補講の連続で大変! というイメージがありますが、本校では通常のカリキュラムの他に、授業時間内に資格取得に向けた取り組みを導入し、部活生でも無理なく取得できるプログラムを構築しています。そして試験前、足りないところを補講で補う。実際、今年2年生で全国ジュニアマイスターの「シルバー」の称号を得た藤原祐介君は卓球部に所属して精力的に活動しています。
この経済不況の中、資格は就職にも転職にも有利に働きます。本校を数年前に卒業した生徒がしみじみと「高校時代もっと資格を取得しておけば良かった」と語っている現実があります。失業率が大変高くなっている今の世の中、自分が生きていく「武器」を身につけていくことはとても大切なこと。あなたの人生に責任を持ちたいという意思表示、本校のキャッチフレーズ80/3mindの一つの表れとして資格取得のサポート体制があります。
聖光学院の魅力の一つとして、この資格取得に向けてのサポート体制をご紹介しました。在校生の皆さん、そして、中学生の皆さん、今自分の将来を真剣に考えましょう!! (HY)