先生のひとりごと

球春到来！

　今年は暖冬の影響もあり、例年では考えられないくらいグランドで練習ができ、野球部においては２月から紅白戦や実戦練習が繰り広げられるなど、練習環境においては最高の冬でした。

　桜も綺麗に咲き誇り、いよいよ球春到来！

　今日は、4月23日（土）から始まる県北支部予選の抽選会が行われました。

　本校野球部は抽選の結果、大会初日、4月23日（土）の11時30分から信夫ヶ丘球場で福島東高校と対戦することが決まりました。

　昨秋の東北大会敗戦からこの春まで、選手たちは悔しさを噛みしめながら肉体改造や技術の向上力アップ、チーム作りに特化し取り組んできました。

　一冬の伸び幅は、過去の先輩方を超える努力を重ねてきました。

　その力を公式戦の中でどこまで発揮できるかが大事。大会を通しながら生徒たちが何かを感じ、更に成長してくれることを楽しみにしております。

　また、他の部活動も日々懸命に励んでおります。5月上旬からインターハイの予選が始まるため、今が大事な時期かと思われます。大会で好成績をおさめてくれることを期待します。(Y.I)

「ドラフト会議」

 

　昨日は、素晴らしい出来事でしめくくられた。

　１日でプロ野球選手が２名も生まれたのである。

　とにかく、嬉しいの一言。拍手喝采。

　「ドラフト会議って、心臓に悪い。」と思ったのは、私だけだろうか？

　家でテレビを見ていた妻もドキドキしていたようである。

　「母親の気持ちになって、泣きそうになった。」とのこと。

　ドラフト会議は、なかなか酷である。

　若干１８歳の高校生とその家族の心境を察するに、「如何なものか」と思わずにいられない。

　でも、これから待っているプロの世界はもっと厳しい。

　それを覚悟で夢に向かって挑戦する若者にエール。

　仲間と一緒にびしょ濡れになった雨の中の胴上げは一生の宝物だ。

　ドラフト会議で名前を呼ばれる瞬間をワクワク、ドキドキしながら待っていた大勢の福島県民、聖光学院の教職員や仲間たち、みんなが君達の応援団である。

　そして、たくさんの野球少年にとっては、君たちは憧れの存在である。

　スポーツ新聞のどんな小さな記事でも見逃さないだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｔ．Ｎ．

県高校体育大会 県北地区予選 目前

２週間後には、新３年生の大舞台、県高校体育大会が各競技で開催されます。まだまだ結果は出せていませんが、聖光学院高校バスケットボール部も日々練習に励んでいます。

今年の３年生が２年生となり、主役となってから、一つの目標を掲げ練習に励みました。

昨年の目標はもう一度原点に戻る意味で「応援されるチーム作り」を徹底しました。挨拶や整理整頓、そして直向きさ。細かいことまで徹底して行いました。

今年の目標は「変化」。自分自身で決めている限界を超え、新しい自分に出会うための練習を心がけています。

現在の３年生は４名。その内高校からの始めたのは３名ですが、新人戦では代表決定戦で県大会出場常連高に後一歩という結果でした。

新人戦の結果により、高校での直向きさは小・中学校の経験に勝るということを知ったことは彼らにとってとても大きな財産となりました。

今週末からゴールデンウィークが始まります。どの部活もそうですが、私たちも遠征や練習試合で最後の追い込みです。

今から試合内容が本当に楽しみです。そして彼らの最高の「内容」の先に勝利という「結果」が生まれるように私も全力で生徒にぶつかっていきたいと思います。

やっぱりサッカーって楽しい。

お疲れ様です。

暑い日が続き大変だとは思いますが、おいしいものをおいしく食べ、睡眠をしっかりと取り、充実した日々を送っていきましょう。

さて、私は先週、静岡県静岡市清水区にある「Ｊステップ」というナショナルトレーニングセンターでサッカーの指導者ライセンス取得のため、６泊７日の講習会に参加してきました。この講習会の多くは指導者が選手役となり、実際にプレーし、指導者役の人が「指導実践」を行うものです。その指導者は、全国各地から集まった３０名で行いました。

したがって、選手役なので午前８０分、午後８０分のトレーニングを行いました。私は、現役を引退し、１０数年たっていますので、体はきつく、筋肉痛で全身が棒のように固まっていました。

しかし、私ともに受講した中には元日本代表やＪリーグ経験者など経験豊富な選手が多く、サッカーの質はとても高いものでした。私は久しぶりに思いっきりプレーし、昔選手だった気持ちに戻り、とても気持ち良くプレーできました。動けたかというと非常に微妙です。しかし、この年齢しては、いい評価を得たと思います。

私は今回思いました。それは、指導者としてのサッカーに携わることも素晴らしいことだと思います。しかし、サッカーはやっぱりプレーしたほうが面白い。もう一度、体を作り直し、「現役に復帰してもいいかな？」って思ってしまいました。

今年の夏は、選手と走り、ボールを蹴り、思いっきりサッカーを謳歌し、選手に負けないようにトレーニングに励みたいと思います。

本校開催ＩＨ柔道競技

　６月３日（金）～６日（月）の４日間、本校の体育館において第57回福島県高等学校体育大会柔道競技が行われました。本校で開催するのは23年ぶり２回目であり、初めて行ったのは第34回大会で、本校体育館のこけら落しとなったものです。そして、今回の大会は震災の影響で当初予定していた福島体育館が使用できないという経緯もあり、学校設立50周年記念の年と併せて本校において行わせていた次第であります。

　今回の大会は、震災による影響と何よりもいつ起こるかわからない余震を考慮することにより、一般応援を禁止しなければならないという何よりも保護者の皆様に対し、非常に心苦しく思いながらも大会運営をさせて頂きました。皆様方にはご理解とご協力を賜りながら大会を無事に終えさせて頂きましたことに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

本校生の大会風景

 

 

 

 

日本サッカー協会公認A級ライセンス

お疲れ様です。

私は現在、日本サッカー協会公認のA級ライセンスを取得するため、年2回の講習会に参加してしています。このライセンスを取得し、A級の次にはS級ライセンスがあります。このライセンスを取得するとJリーグの監督ができます。（オファーがあればですけど・・・・）

しかしながら、S級を取得するにはかなりのレベルが必要とされるみたいです。私はとにかく、今受講しているA級ライセンスを取得することに全力を注ぎたいと思います。

さて、私が受講しているクラスには、元日本代表の藤田俊哉選手（ロアッソ熊本）や森岡隆三（京都サンガヘッドコーチ）などがいます。しかし、このクラスには様々な経歴の持ち主がいて、中には大学卒業後に単身フランスに行き、パリサンジェルマンというクラブの育成のU12の監督を務めた者もいたり、大学ではほとんど無名だった選手が、単身で南米に行きプロサッカー選手になったものいたりします。

私といえば、大学卒業後に教員になり現在に至りますが、今思えば何不自由なく生活ができていました。しかし、上記の人たちはお金もなく、仕事がなかった時もあったり、ましてや海外で言葉も通じないこともあったそうです。そのようなことを聞いたり、感じてみるとその人たちに比べ、私は楽な人生を送ってきてしまったなと思います。

A級ライセンスの受講においての講義や指導の実践なども勉強になりましたが、私が一番勉強になったのはその人たちの生き方を実際にかんじれたことでした。詳しくその人たちの生きてきた歩みは述べられませんでしたが、そのことを聞いた私の歩みは甘くゆるいものだと実感しました。もっと頑張らなければという気持ちになりました。

やはり苦労は買ってでもしろという言葉がありますが、わたしもこの人たちの生き方に勇気をもらい、少し成長できる目標ができました。この人たちに負けないような指導者となり、いい選手を育てたいと思います。

続～サッカーの怖さ？面白さ？

　皆さん、お早うございます。今日も暑い日になりましたが、私はサッカーのＷ杯で熱い日が毎日続いています。

　昨日は優勝候補大本命のスペインｖｓスイスの試合がありました。圧倒的な強さで予選を勝ち抜いてきたスペインがどれほどのものか、非常に楽しみにしていました。また、そのスペインを相手にスイスがどのように戦うのか、非常に興味を持っていました。

　ほとんどの人は「スペインが優勝する」「スペインとスイスならスペインが勝つだろう」と予想したと思います。しかし、私はスイスの堅守速攻がスペインから勝利をもぎ取るのではないかと考えていました。そう予感したのはＷ杯前に行われたクラブのヨーロッパチャンピオンを決める大会で優勝したインテルのサッカーを見たからです。完璧な組織での守備と無駄のない速攻で優勝を決めました。また、インテルは、その時の準決勝でスペイン代表が７人もいるバルセロナに勝っていました。今回のＷ杯はこの戦い方で一番質の高いチームが優勝すると感じました。

　試合は開始から終了まで、圧倒的な支配力でスペインがゲームを進めました。個々の高い技術力と、その融合で美しいサッカーを披露していました。ボールを奪われない速いパス回しで、スイスの何倍ものシュートを放ちました。しかし、奪った得点は０点です。対するスイスはシュートをほとんど打つことができませんでしたが、１点を奪いました。圧倒的にスペインが攻めていたのです。ボールを奪うこともできずに守備をするしかなかったスイスがゴールを決めたのです。

　試合を見る限り、誰が見てもスペインの選手のほうが技術的にも優れていて、スイスを圧倒していました。とても美しいサッカーをし、観客を沸かせました。しかし、勝負には負けてしまいました。これが、サッカーです。圧倒的に支配していても負ける。圧倒的に支配されていても勝てる。ここにサッカーの怖さと面白さがあると思います。ただし、勝つチームには理由がありました。１つはスペインがゴールに貪欲に迫ってこなかったこと。２つ目はスイスの選手が戦術を徹底したこと。３つめは、スイスのＧｋが好調だったこと。４つ目は、スイスの選手は身長が高く外からのボールに強かったこと。５つ目は試合終了まで集中力を切らさなかったこと。これだけの要素が重なればスイスが勝ったことも予想外のことではないと思います。

　さて、今日は３年生の進路ガイダンスがあります。就職試験や進学試験の日にちがどんどん迫っています。厳しい就職＆進学試験を突破し、自分の進路を実現させる。これにも同じことが言えるのではないでしょうか。一人一人がしっかりと分析し、準備を進める。そして、集中して粘り強く努力する。目標達成するには目標達成するだけの要素があると思います。３年生のみならず、１・２年生にも目標を定め、目標に向かって１日１日を大切に過ごして欲しいと思います。

サッカーの怖さ？面白さ？

みなさん

お疲れ様です。これからの季節は、じめじめとした嫌な気候になりますが、頑張りましょう！

さて、この時期は各クラブ大会等で忙しい時期だと思います。私は本日、中体連県北大会の決勝の審判をやってきました。対戦カードは名門同士の対決で北信中対二本松一中でした。

テクニシャン揃いの北信中と走力を活かした攻撃をする二本松一中の見ごたえのある戦いでした。先手を取ったのは北信中。うまくボールと人が動き見事な得点。その後、ＦＫから１点を追加し前半を２－０で折り返しました。

元気のない二本松一中はハーフタイムに監督が穏やかな口調で語っていました。戦術的なことは一切ありませんでした。どうなるのかなと期待していました。

すると後半４分、５分と得点を奪い、２－２．そして１７分に追加点で３－２と逆転をしました。お互い前半とはまったく違うチームのようでした。どちらも県大会に出場します。今後の成長に期待したと思います。

さて、サッカーとはこんなことが起こるのですね。２－になった時点で、勝負ありと思いましたが、見事な大逆転劇。これがサッカーの怖さであり、面白さなのでね。野球はツーアウトからといいますが、サッカーも最後までわかりませんね。

現在、Ｗカップが行われています。是非、サッカーのよさを実感して下さい。

寝不足に注意しましょう？？？

Winter Sports Games !

地球温暖化とは裏腹に、米国ワシントンでは111年ぶりの大雪！だそうです。学校付近も昨日からの今朝にかけて雪が降り積もりました。

 

　自分もスキーを楽しむことが好きで、週末になると良くスキーしていました。クラブ活動でもスキー部顧問として行ったこともあったけど、クラブの生徒が少なくなりその後部員募集停止になってスキー部は無くなってしまいました。スキー部だけでなくスケート部も・・・

 本校は東北福島にある学校ですが、ウインタースポーツの部活動は一切無くなってしまいました。

 昔は福島でもスキー・スノーボードを持って旅行している人やスキーを積んで走っている車を良く見かけたが、スキー場でも、「リフト待ち４０分以上」とスキー場は賑わっていたんけどなぁ・・・

 

 近隣のスキー場も経営難で閉鎖、福島市にもスキー場やスケート場があったけど今はもう無くなってしまいました。今スキーは身近なスポーツではなくなりつつあるのは、とても残念に思います。

 いよいよ１２日から冬季オリンピックが開幕！今月末まで開催されます。

 日本人選手においては、前回のトリノオリンピックよりもメダル獲得が期待されています。

 ガンバレ日本！！(T.M)

振替授業開始。｢若年性アルツハイマー病」を考える・・・。

　先週の金曜日（12/8）に長い長い二学期の終業式を終えたため、冬休みモードになるかと思いきや、今日からまた授業が再開されることになりました。もちろん一部のクラスではありますが、今年一年猛威をふるったインフルエンザの影響で学年・学級閉鎖となったクラスを対象に振替授業が行われているのです。生徒達も元気に登校し、慣れない7校時授業ではありますが、いつもと変わらない雰囲気の中、授業が行われていました。

　本日、私の授業の受け持ちは、1年生の福祉コース（通称、1Ｆ）。2時間続きの授業だったため、映画化されたＤＶＤを利用して授業を展開しました。テーマは「若年性アルツハイマー病」です。若年性アルツハイマー病とは、40～65歳までに発症するアルツハイマー病で、症状として見られるのは、「物忘れが増える」、「日付や自分のいる場所がわからなくなる」、「感情表現など精神活動が低下する」などといったものがあります。また、この病気は老年性のアルツハイマー病よりも進行が早く、症状も重くなるというのも特徴の一つです。現在、全国で10万人前後の方がこの病気と戦っているといわれます。この進行していく描写が実に鮮明に描かれている映画を見ることにより、介護に携わる者としての在り方というものを学ぶと同時に、自分の脳が破壊されていく病魔と闘う本人の姿を伝えたかったのです。

　現在、家族の介護力が低下していると騒がれています。これは、福祉の世界だけではなく社会全体の問題です。高齢化率が更に急増する現在、一人一人が目を向けなければならない現実であり、厳しい現状なのです。お互いに手を取り合い、支えあって生きていきましょう。（本当に、ひとりごとになってしまいました。）

　さて、振替授業を行っている生徒のみなさん、明日で二学期の全日程が終了です。インフルエンザにならぬよう体調管理に気をつけ、あと一日頑張ってください。（Ｙ・Ｉ）