お疲れ様です。
12月に入りましたが、日差しがさし、とても良い天気が続いていますよね。
さて、今回のテーマは「先生の先生」です。私は今年で教員生活15年を迎えました。しかし、先生となりましたが今でも、先生である自分は、本当に先生としてふさわしいのかと自問自答する毎日です。
私が先生になり、いろいろな方からご指導いただいたり、お話をいただいたおかげで今があると思っておりますが、その中でも大森先生という方のひとことには感銘を受け、常に心においています。その一言とは?
「生徒にいい思いをさせてあげたい。」
という一言です。大森先生はサッカー部の監督として、何度も高校サッカー選手権の全国大会出場している名将です。ただ、サッカー以上に人間性を大切にしている先生で、選手たちの規律正しい姿勢や態度ふるまいはとても素晴らしいです。こんな指導をする先生はどんなことを考え、どんな指導をするのかと興味を抱かれました。
そこで大森先生とお話しする機会があったので聞いてみました。「どのように指導しているのか?」その答えはいたってシンプルでした。「生徒にいい思いをさせてあげたい。」この思いだけだとおっしゃっていました。
私は先生になりましたが、ハッとさせられました。私はサッカーの戦術だの戦い方だのにとらわれ、本当に大切なものを見えていなかったかもしれません。
その話を聞いた後、先生というものに本当に大切なものはこのような気持ち、考えなのだということに気づかされました。
私には「先生の先生」がまだ必要です。一人前になるまで、先生と呼べる方から学んでいきたいと思います。そして、生徒たちにいい思いをさせられる指導者になりたいと思います。