先生のひとりごと

謎の水玉模様

　今年の夏、7月30日から8月3日までインターハイのために長野県松本市に行ってきました。松本市といえば松本城を中心とした城下町であり、風情のある街並みが広がっていました。そんななか、生徒と少し散歩に出掛けると、町並みとはちょっと異質な赤の水玉模様のバスが走っていました。また、翌日練習会場に向かおうと車で走っていると白を基調とし赤い水玉模様が全体にペイントされた大きな建物を発見しました。調べてみると、そこは美術館であり松本市を代表する芸術家草間彌生さんのデザインであることがわかりました。大会期間中さすがに足を運ぶ余裕はなかったので、気になった水玉模様も草間さんについても、その後、特に気にすることはありませんでした。

　

　しかし、ブログの担当である今日の夜10時からNHKでまさにその草間さんを取材した番組が放送されるではありませんか。芸術にうとい私ですが、世界的に活躍する83歳現役女性アーティストの生き方に興味を持ちました。今日は夜10時前にはテレビの前でスタンバイする予定です。

　松本市に行かなければおそらく気にしなかったであろう番組ですが、何がきっかけになるかわかりませんね。出会いとタイミングって不思議だなと思う瞬間でした。

学食のありがたさ

　聖光学院には、他校にはあまりない、学食があります。麺類・定食・定番メニューのカレーなど、かなりのリーズナブルな値段で、提供されており、連日大盛況です。食券を買って、カウンターに並び注文の品が出てくるまでの速さがとても速く驚きです。

　学食は主に2～3名の従業員の方で運営されていますが、ピーク時の12時45分ごろは約５０人程度の生徒が集中し、その時の手際の良さは一見の価値ありです。時間のないわれわれには、とてもありがたい学食となっています。

　また従業員さんがとてもやさしく、「いつもありがとう」といった温かい言葉をたくさん生徒にかけてくださいます。そのやさしさを求めて学食に足を運ぶ生徒もいるのでは？！なんて思えます。

　食育のあり方が叫ばれる昨今、学食で食事の大事さを感じている生徒も多いのかもしれません。HK

秋の涼しさはいずこ

　9月になり朝晩は秋の涼しさが訪れた。しかし，日中はまだ夏の暑さが残っている。この夏もエアコンを使わずに節電に努めたが，8月後半の暑さにはさすがに閉口した。

　さて，関東では利根川水系が降水量不足により，取水制限に入る。東北地方でもでも鳴子ダム（宮城県）や，玉川ダム（秋田県）など，貯水率が前年を大幅に下回るダムが目立っているという。すでに，農業用水を自主的に減らす取り組みが行われている。このまま雨が少なければ，生活用水も取水制限に入る。節電，節水，その他にも色々と我々は我慢しなければならないが，人は何か我慢するとその見返りを求めるものではなかろうか。

　本校は耐震補強工事のため例年よりも長い夏休みとなったが，今週から授業も通常に戻る。夏の疲れが今出てきている人もいるであろう。2学期はスポーツテストや，修学旅行，競技大会など行事が多くなる。様々な我慢に負けず，学校生活を楽しみたいものである。（MY)

日本古来の涼み方

　まだまだ残暑は続きますが、今年の夏は、例年以上に暑い日が続いたように感じます。外で活動している運動部の子は、もう人種が違うかのような黒さを放っています。豊富な練習量を感じますね。（サッカー部の選手がまとまっていると、海外チームの選手かと一瞬見間違えるほど・・。）室内で競技している部活動も大変だったのではないでしょうか？「暑い、暑い、暑い・・・」と、どうしても口癖になってしまいがちですが、ふと思うとエアコンがない時代に生きていた人達は、どのようにして過ごしてたんだろうと気になりました。みなさんは、そのような疑問に思うことは、ありませんか？スイッチ1つで室内が快適な温度になるのは確かに便利ですが、エアコンがない時代には、様々な知恵が生まれたのだと思います。

　改めて調べてみたところ、どうやら昔の人々は「涼」を五感で感じていたようです。「目」、「音」、「舌」、「衣類」、そして、「住」などがあるそうです。確かに、今思い出すと小さい頃、おばあちゃんの家に行くと、様々なものがありました。夏になると必ず、縁側には「風鈴」があり、「すだれ」や「よしず」というものが軒先から垂らされてました。そこにできた日陰で横になりながら、「うちわ」や「扇子」などで風をつくる。一休みしていると、氷水で冷やされた「すいか」がでてきて、口いっぱいに頬張る。よく考えてみると、「きゅうり」や「トマト」などもあった気がする。夏の陽射しに火照らされた体が冷やされていくのを感じたことがある。それだけではない。おばあちゃんは、いつも「浴衣」や「麻の素材」の衣類を身に付け、朝夕とかかさず「打ち水」をしていたのを思い出す。（ちなみに、その水は、お風呂の残り水や夕立の雨水をためていたのを使っていた。）真夏に開催される「花火」や「夏祭り」なども、涼しさを与えられていた。

　今の時代だからこそ、「エコ」と言われるが、昔の人々にとっては、ごく当たり前の生活なのである。自然の恵みと共有して活かすその知恵を私達は失いかけているのだろうか。その自然と一体となる事によって、うだるような暑ささえも「幸」と感じれるのかもしれない。日本古来の涼み方は、まさしく「理」にかなっているものである。（Y・I)

 

　

2学期スタート!! 歳内初登板で話題独占!!

　長い夏休みが終わりました。例年は8月25日に始業しますが、今年は校舎の工事の影響で9月3日。私は関東出身なので、学生時代の夏休みと言えば8月一杯だったので、「これが普通!!」なんて言いたくなるんですが、福島に来て10年以上がたった今、やっぱりこの1週間は｢長い夏休み」という感覚になりますね。昨年までは甲子園が終わるとすぐ始業でしたから、今年はちょっと余裕をもって2学期スタートが切れた感じですね。

　昨日、ウチの去年のエース歳内が、プロ初登板でした。これは凄い!!　本当に凄い事です。だって、プロですよ!!高卒ですよ!!　しかも日曜日の甲子園で先発。プロ入りが決まってから、オールスター明けの1軍を一つの目標にしていましたから、ホント、素晴らしいですよね。1軍昇格もないまま、現役引退、、、なんて選手も当たり前のプロの世界。歳内、ホントに大したもんです。しかも、5回1失点。初回は緊張しまくりかなって。表情は変えなかったですけど、発汗量が半端なかった。これはまずい!!　って思ってましたけど、回を追うごとに冷静に自分のピッチングをしていました。制球が定まらず、苦労をしていましたが、初登板でキャッチャーのサインに首を振っていましたよね。いい意味で開き直ってしっかりと先発の仕事をこなしてくれました。とにかく、次の登板につなげた事が大きい!!　ぜひ、今後もチャンスを生かして欲しいですね!!　頑張れ歳内!!

　朝出勤すると、この歳内の話題で持ちきりの職員室でしたが、早速2学期の始業式などを行い、大事な大事な2学期が始まりました。特に3年生!!　進路決定の大切な時期ですから、気を引き締めてしっかりと頑張って下さいね!!　(Yokoyama)

夏本番！！

７月に入り、雨の日が続いて湿度の高い日が続いているので、皆さんの不快指数もグンっと上がっているのではないでしょか。

今後夏本番になってくると気温も上がり、高温多湿という状況になってきます。

そんな日が続くと夜も寝ぐるしく、寝不足で体力回復出来ずに、日中活動しなければならないという、体に負担の掛った生活をしなくてはなりません。

本校でも第一校舎ではクーラーが使えなかったり、社会的に見ても節電に励んでいる傾向が見られるので、今年はいかにクーラーを使わず涼しく過ごし、良眠にて体力を回復させるかが、この夏を乗り切るポイントとなりそうです。

今は暑さ対策グッズが、沢山売り場に並んでいます。そのようなグッズを使用したり、風鈴や川辺と言った５感から涼しんでもらいたいと思います。

ただ、最近良く首を冷やす冷感マフラーが売られていますが、首筋なら太い血管が通っているので理にかなっていて効果的ですが、後頭部を冷やすと生命の危機と認識して体温を上げるように働いてしまうらしいので使用の際は気を付けてください。

また、暑さ対策と言ってアイスやジュースのがぶ飲みは、胃腸に負担を掛けるだけなので、ほどほどにしてくださいね。

目先の理屈よりも「ものの道理」

現在『ＧＴＯ』というドラマが再放送されている。もちろん勤務時間中ですので、録画し帰宅後に見ています。リメイク版が7月３日よりスタートします。その中でも目先の理屈よりも「ものの道理」ということを伝えようとしていたポイントに今でも感心しています。

嘘はいけない、盗んではいけない、人を馬鹿にしてはいけない、ありがとうと言いなさい（感謝しなさい）、ごめんなさいと言いなさい、挨拶をしなさい、借りたものは返しなさい・・・・

当たり前のことを当たり前に。そして『人道』という言葉、現代に何よりも必要なことではないかと考えます。

 

もう一つ

アントニオ猪木氏の引退時コメント（『道』にちなんで）。

人は歩みを止めた時に、そして、挑戦をあきらめた時に年老いていくのだと思います
 
この道を行けばどうなるものか
 
危ぶむなかれ
 
危ぶめば道はなし
 
踏み出せば
 
その一足が道となり
 
その一足が道となる
 
迷わずゆけよ
 
行けばわかるさ

 

 

ベスト

6月に入り、気温も日に日に上昇し、夜になれば虫の鳴き声も聞こえ始め、本格的な夏の時期へと近づいてきているのがわかります。

ちなみに、虫の鳴き声を聞いて感情を表せるのはアジア人や日本人しかいなく、ヨーロッパ系の人が聴くとなると雑音にしか感じないようです。

今日は前回と同様に、ある本の一部を紹介したいと思います。

『ヒトと比べて、クヨクヨすることなんかよしなさい。自分と比べていいのは他人のベストではなく、自分がなしうるベストと比べてみることだ。そうすれば、必ず強くなれるから。』

例を挙げてみると、うどんとラーメンのおいしさをみなさんは比べますか？また、同じ食べ物のなかでも大きいとか小さいの違いはあっても、それが味には大きく関係はしてこないですよね？

普段の生活にもこれはいえることだと思います。たとえば、テストの点数で他の人と争って、いいことってそんなにありますか？結局いくら争ってもそれはすべて自分自身にかえってくるものです。

いい意味でお互い競いあえればそれでいいのかと思いますが、根本的に自分がやるべきことをしっかりとやっていないのに、他人といくら争っていても、変化は大きくみられてこないと考えられます。それに、人には個性というものがあるため、その人によって良い点も悪い点も必ず出てくるはずです。

だからこそ、人と比較をしていくことよりも、先に自己を見つめなおすこと、その中で自分のベストと競い合うことが大切になってくるのかと思います。そう考えると、他の子よりもいい点を取ろうというよりも、自分の今の学力の点数をあげようとしていったほうが、余計なストレスもかからず、いい方向へと向かっていくのではないでしょうか。

7日からは野球部の東北大会が始まり、その後陸上・サッカー部の東北大会や弓道・女子バレーの全国大会など、多忙な日々が続いてきます。選手のみなさん、まずは自分が練習や日々の生活で培ってきた現段階でできる１００％を発揮できるようがんばってください！　みなさんのいい報告を期待しています。　（Ｋ・Ｓ)

凄い!!女子バレーボール部、そして弓道部佐藤新太君!!

女子バレー部がやってくれました!!　ほんとに凄いです。創部5年目(ずっと昔は女子バレー部って有ったんですが、そんなに力はなかったんですね)での初優勝。5年前、女子生徒に活躍の場を、と女子バレーボール部を再結成して、男子の監督であった佐藤重吉先生が女子バレーボール部監督に就任。学校側も強化指定クラブとして少なからずバックアップしてきた成果が、早くも実りました!!

やっぱり、最初に行くって大変なこと。何の基準もないし、選手も緊張するだろうし、意識するだろうし。それを圧勝劇とは圧巻です!!　野球部が最初に扉を開けたのは2001年、この時は当時の王者日大東北に延長戦で世紀の大逆転勝ちでした。力が相手の方が上だったので仕方なかったのですが、ということは女子バレー部は“力通り”の結果だったんですね。とにかく、本当におめでとう!!　さらにビックリするのは、結構生徒があっけらかんとしていること。大したもんです。

また、弓道部の佐藤新太君は皆中賞で県制覇。しかも支部大会でも全的中ですから、完全優勝ですよね!!　本当に凄いですよね。彼の集中力、技術に感服です!!　全国大会でも上位を狙えますよね!!

さらに剣道部のローリンズ・ジュリアス君も準優勝でインターハイ出場です。明るく人気者のジュリアス。インターハイでも旋風を巻き起こして欲しいですよね!!

部活動の活躍で大いに盛り上がる聖光学院、我が野球部も明日青森に出発です。負けずにがんばるぞ!!(Yokoyama)

誕生日!!

3日前の6月1日。私にとっては特別な日だったんですね。と言ってもただの誕生日なんですが。でも、なんで特別かって言うと、コンビを組む野球部の齋藤監督と同じ誕生日なんですね。まあ、知らない人も多いと思いますが（当たり前か）、凄い偶然だと思いませんか？

だからこの日は、もう例年野球部の選手たちがハッピーバースデーを歌ってくれるんです。そして、みんなでお金を出し合って、プレゼントも（涙）。ホント、嬉しい限りですね。Aチームの選手からはシャツとハーフパンツ、Bチームの選手からは、足もみマッサージ器。う～ん、高かったろうに、有り難いです。私はこの3日間、このマッサージ器にかかりながらウトウト、ウトウト。何とも気持ちのいい夜を過ごすことが出来ました。野球部の諸君!!　ありがとう!!　大事に使わせてもらうぞ!!

今、各部は県大会の真っ最中です。サッカー部は3位と健闘。トップとの差も縮まってきたようですし、選手権が楽しみ。女子バレー部はライバル校が次々と姿を消していく中、いよいよ今日が準決勝、決勝だそうで、初のインターハイ出場に期待がかかります。う～ん、なんとしても頑張って欲しい!!　その他の部活の結果も気になりますね!!

がんばれ聖光!!　フレーフレー聖光!!　行け行け聖光!!!!　　(Yokoyama)