6月に入り、気温も日に日に上昇し、夜になれば虫の鳴き声も聞こえ始め、本格的な夏の時期へと近づいてきているのがわかります。
ちなみに、虫の鳴き声を聞いて感情を表せるのはアジア人や日本人しかいなく、ヨーロッパ系の人が聴くとなると雑音にしか感じないようです。
今日は前回と同様に、ある本の一部を紹介したいと思います。
『ヒトと比べて、クヨクヨすることなんかよしなさい。自分と比べていいのは他人のベストではなく、自分がなしうるベストと比べてみることだ。そうすれば、必ず強くなれるから。』
例を挙げてみると、うどんとラーメンのおいしさをみなさんは比べますか?また、同じ食べ物のなかでも大きいとか小さいの違いはあっても、それが味には大きく関係はしてこないですよね?
普段の生活にもこれはいえることだと思います。たとえば、テストの点数で他の人と争って、いいことってそんなにありますか?結局いくら争ってもそれはすべて自分自身にかえってくるものです。
いい意味でお互い競いあえればそれでいいのかと思いますが、根本的に自分がやるべきことをしっかりとやっていないのに、他人といくら争っていても、変化は大きくみられてこないと考えられます。それに、人には個性というものがあるため、その人によって良い点も悪い点も必ず出てくるはずです。
だからこそ、人と比較をしていくことよりも、先に自己を見つめなおすこと、その中で自分のベストと競い合うことが大切になってくるのかと思います。そう考えると、他の子よりもいい点を取ろうというよりも、自分の今の学力の点数をあげようとしていったほうが、余計なストレスもかからず、いい方向へと向かっていくのではないでしょうか。
7日からは野球部の東北大会が始まり、その後陸上・サッカー部の東北大会や弓道・女子バレーの全国大会など、多忙な日々が続いてきます。選手のみなさん、まずは自分が練習や日々の生活で培ってきた現段階でできる100%を発揮できるようがんばってください! みなさんのいい報告を期待しています。 (K・S)