先生のひとりごと

本日のＮＥＷＳに書ききれなかったこと

　いや～熱い！熱い！！熱すぎる！！！

　桜も咲き始め、春の香りが街中を包み込む素敵な季節ですが、聖光学院高校の中は桜の花も散ってしまうのではないかと心配するほど、熱すぎるのです。何がそんなに熱いのかというと、今日の対面式もそうですが、今、生徒会がとても熱いのです。その熱さの発端となっているのが、生徒会長の宍戸美紀さんです。私がここで語るよりも今日の対面式で行われた生徒会長の挨拶を下記に掲載しますので、読んでいただくと分かるかと思います。

 

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春風とはいえない冷たい風を感じながらも、晴天の太陽の日差しは私達に春の訪れを感じさせます。季節の「春」という言葉には、木芽や、花の芽がふくらみ出る「張る」、天気が晴れることの「晴る」という意味もあるそうです。草木の芽が出て、晴天になる季節が私達の新たなスタートを祝福し、見守ってくれているかのようです。

　今日からこの聖光学院高校の一員となり、新たな学校生活を迎える新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは今、少し大きな制服に身を包み、まだ見慣れない校舎で期待や不安、様々な思いが膨らみ複雑な心境でいると思います。高校からは義務教育ではなくなるということは皆さんご存知ですよね。そこが中学校と高校の違う部分です。放課後になると委員会活動があり、また部活動などもあります。その時間は自分や仲間の新たな部分を見つけ、そして自分自身を成長させる大切な時間となります。義務ではなくなった分、ある程度余裕は生まれると思いますが、そこで弛まず、積極的に、そして有意義に毎日を過ごしてください。

　日々の授業は、多くのことを学び、知識を身につける他、学習することの大切さや楽しさ、限られた時間の使い方などを知る機会でもあります。ぜひ興味を深め、知識を増やしてほしいと思います。

　そして、我が校はキリスト教精神に基づくもの、校訓「神と共に働く人に」というのを掲げています。身を正し誠実で責任感強く勤労を尊び、隣人を愛し、奉仕の精神をもち創意と工夫に富む社会人として、人類の平和と幸福に貢献する者を養成しようとするものです。まだ入学したての皆さんには少し難しく感じる人もいることでしょう。しかし、これからは毎朝行われる礼拝が、総合的な学習となりキリスト教精神を学ぶことができます。聖書から、自分の様々な面を発見し、いつもとは違う視点から己という存在を見つめてください。

他にもこの聖光学院には多くの学校行事があります。弁論大会、競技大会、マラソン大会、文化交流会など月に１度は学校行事があるといっても過言ではありません。そういった行事や毎日の生活で、今迄の経験を生かし、ぜひ積極的に様々なことに挑戦し、１つでも多く学んでください。経験はしたことは全て自分の財産となり、成長へと導いていきます。

　しかし、時には自分に降りかかる大きな苦難に直面し、どうすればいいのか困ることがあると思います。そんな時には、私達上級生や先生方を頼ってください。きっと何か力になれることがあるはずです。

　最後に新入生の皆さんに一言言葉を贈り、生徒会長挨拶とさせていただきます。中国の詩人王燦という人がこう述べています。「 金縷(きんる)の衣は再び得べし、青春は再び得べからず。」 金糸で織られた高価な衣服は失ったとしても、これはもう一度手にいれることができる。しかし、１度失った青春は２度と手にいれることができない。という意味です。青春は人生に１度きりであり、お金では買えません。

　高校３年間は長いようであっという間です。胸の片隅にこの言葉を置いて、勉学や部活動など青春を謳歌してください。

　新入生の皆さん、今日から私達と共に学び、泣き笑い、かけがえのない時間を過ごしていきましょう。そして今しかない青春を楽しみながら、夢中になれるものを探してください。今隣にいる仲間と、私達と一緒に夢を追いかけましょう。皆さんと送る学校生活を楽しみにしています。

 

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　どうですか？みなさん！！

　同じ道を歩んできた者だからこそ共感できる含蓄ある挨拶でありました。瞬くように過ぎていく青春の日々、かけがえのない今を大事にしてほしい。そして、若き時代のこの瞬間にすべての情熱を懸けてでも惜しくないほどのものに出逢う大切さを宝物にしてほしい。という想いが伝わってきました。この内容は会長自らが考え、新入生に伝えたい想いを挨拶にしてくれました。

　生徒会はいつも陰ながら頑張ってくれています。各運動部が活躍する裏側では、選手たちを鼓舞するかのように壮行会を開催してくれたり、昨年はビッグイベントの学院祭の実行、先日の新入生のオリエンテーションや学校行事がある度に、いつも朝から晩まで休日を返上してまでも企画成功させるために精魂かけて尽くしてくれるのです。全国大会に出場する運動部にも負けず劣らず、頑張っている生徒会役員を誇りに思います。

　そして今回の素晴らしい会長の挨拶は「全生徒を代表する声」であります。本校には、そんな熱き生徒達がたくさんいます。生徒達は学校の宝です。

　新入生のみなさんも先輩以上に人生を謳歌し、次世代の聖光学院を築いてくれる人財となってくれることを期待します。

主は愛する者を鍛錬するー今年度の標語です。

今日から新学期がスタートしました。福島は桜がそろそろ咲きはじめるかというところで、明日の入学式は桜満開とはいきませんが、陽気はもう春そのもの。気持ちのいいスタートの日となりました。

さて、聖光学院では毎年聖書の一句からその年度の標語を決めるんですね。今年は「主は愛する者を鍛錬する」となりました。

 

今日の始業礼拝で、校長から発表されたのですが、そこで非常に興味深い話が。

ある研究所であった話しで、蝶が脱皮をする際、研究員がそれを手助けしたんだそうですね。するとその蝶はなんと飛ぶことはなかったんだそうです。何回やっても結果は同じ。

これは人も同じですね。生きていると様々な困難がふりかかる。でもその苦しみや壁を乗り越えると、人は強くなり、成長し、飛躍できるものです。

今年１年、いろいろとあると思います。でも、それら一つ一つから逃げずに、勇気をもって立ち向かっていきたいと思う今日の始業礼拝でした。

さあ、新学期スタートです。在校生のみなさん、「やる気スイッチ」を自ら押して、頑張ろう‼

（Yokoyama）

 

あと３回・・・

明日から３年生が久しぶりに登校する。

２７日は同窓会入会式・式予行

２８日は表彰式

そして　３月１日　卒業式　である。

３年担当として、あと３回でお別れとなる。

クラスの卒業文集の印刷も終わり、製本作業のみとなった。

２７日に製本し、生徒へ渡す予定になっている。

３年前、卒業式がおわり、ひと段落かに思われたある日、

東日本大震災であった。あれから３年・・・。

長いようで、アッという間の３年間であった。

私は、４度目の担任を終えようとしている。

今回の卒業生をあわせると１４２名となった。

あと何回、担任ができるかな？

と自分自身を見つめ直す朝の時間が終わった。・・・（SO）

春よ来い!! は～やく来い!!

ソチオリンピック開催で寝不足の上に、毎日の雪かきで体はクタクタ・・・なんて人も多いのではないでしょうか。今年の1月は記録的な雪の少なさで、しかも気温も例年よりはやや高め。野球部では土の上で内野ノックや、さらに紅白戦まで出来た日もあったんですね。そんな時、スタッフで話していたのが、｢こんな年は2月に一気に降りそうだね～」ということ。いやいや、本当に降りました。しかも予想以上です。

野球場も当然雪に埋もれています。例年だと、3月初旬からはグランドが使えるのですが、今年は当分無理そうですね。やらなきゃいけないことは山ほどあるのに。まあ、仕方ないです。工夫しながら練習を続けていきます!!　｢春」、待ち遠しいですね。　　(Yokoyama)

 

３学期始業!! 福男になった卒業生京田世紀君から学べ!!

　今日始業式を迎え３学期がスタートしました。皆さん、今年もよろしくお願い致します。

さて、１月１０日、ビッグなニュースが飛び込んできました。西宮市の西宮神社で毎年行われている福男選び、そう、あの表大門から230ｍ先の本殿への一番乗りを目指す、あれです。その今年の福男になったのが、聖光学院の卒業生、野球部ＯＢの京田世紀君(現同志社大学)だったんです!!

もう、その日はその話題で持ちきり、新聞・テレビでも大きく取り上げられましたから、皆さんもご存知だと思いますが、何よりも嬉しかったのは、彼が｢(福島・東北で)避難生活など苦しい想いをされている方々に、福がくれば」とコメントしてくれたことです。卒業してから一年が過ぎようとしている今もなお、あれだけ報道陣に囲まれている中でそういう事を言えるのは、やはり本心だと思うのです。第二の故郷、自分の青春時代を費やした｢福島｣を、今もなお心にとどめていてくれる。本当に嬉しいです。

彼は、抜群に野球が上手かったわけではありません。中学時代もレギュラーではなかった。でも、努力家で元気があって、皆から愛される、そういうキャラクターでした。ほんと、人間性でレギュラーになったような奴。そう、運が運ばれてくるような、そんな前向きな好青年でした。だから、彼が福男になったと聞いたとき、｢凄い!!」とビックリしましたが、「やっぱり京田だよな、あいつは持っている!!」と納得してしまったのも事実。

この3学期、進路を決める大切な時期であることは言うまでもありません。そんな時、「運」って凄く大事です。でも、｢運」ってたまたまじゃないはず。それは運ばれてくるものだから・・・。どんな人のところに｢運」がやってくるのか!?　みんな、神様になったつもりで考えてみよう!!　(Yokoyama）

～２０１３年の終わりに～神の言葉の大切さ

幼稚園の頃、親が仕事で家にいない時間、近所のおばさんが来てくれて、ずっとカルタで遊んでくれた。それであいうえおを覚えて以来、本が好きになり、文字 を読むとか言葉を紡ぐとか、文章を組み立てることのおもしろさを感じて育った。中学高校の片道２時間の通学時間は、まるで図書館で過ごすかのように、本を 読むことに費やした（１日１冊をノルマと課していた）。
　もちろんたくさん読むことそれ自体がすばらしいというのではないが、たくさん読むことに よって培われる感覚や情緒がある。私が務めていた月刊誌編集長の職を辞して牧師になるとき、後任の編集者の条件のひとつとして、「本を千冊以上読んでる 人」をあげて神さまにお祈りをした。まあ、いまもう一度祈るとしたらそうは祈らないかもしれないけれど、神さまはその祈りにも答えてくださった。

　いろんなものを読んできた者として、ひとつ言えることは、「聖書」は他の本とはまったく次元のちがう、別の存在だ、ということだ。
　 それは、人の言葉とはまったくちがう。世には、知恵や工夫に満ちた言葉、美しさや優しさにあふれる言葉はたくさんある。示唆や導きを与え、私たちを教え導 く、人生を変えるような言葉に出会うこともある。しかし、神の言葉は、それらをはるかに超えていて、確固たる真理。揺るがない真実。私たちの存在を規定 し、私たちの未来を指し示す、信頼できる言葉である。
　それを新約聖書はこう表現した。
「草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」

　この11月、聖光学院の朝の礼拝説教をまとめた「聖光学院高校礼拝説教２０１２」が発行された。このことは、本校が「神の言葉に価値を置く学校である」ということを明確にしたという意味で、画期的な出来事であったと思う。
　 みなさんには、朝の礼拝で語られた神の言葉について読み返すとともに、ひとりひとりにとって大切な神の言葉を見つけてもらいたい。学校生活にはさまざまな 営みがあり、今学期も、この１年も、記憶に残る出来事はたくさんあっただろう。しかしそれ以上に、神の言葉を探し、見つけ、心に刻んでいただきたい。
　さあ、クリスマスが終わったいまこそ、聖書を開き、神の言葉を心に迎え入れよう！（辻）

2学期期末考査が終わりました。

今日で２学期期末考査が終わりました。

さて、今回の試験はいかがてしたでしょうか？

「手応え十分❗️」でも点数が分かるまではドキドキしている人も・・・。

また、提出物等でギリギリの人も・・・。もっと、計画的にやればよかったとか、もうちょい頑張れたなぁとか終わってみれば反省ばかり、でもこの反省が次のステップにつながります。

自分も高校時代この時期の試験が何かと頑張った記憶があります。

定期試験はあと一回、学年末考査。

 

「100点は取れなくても、MAXならだせるやろ」タレント松本人志

 

高校時代、部活に勉強・・・・どこかで一回はMAX出してみよう！

きっと一所懸命にやったプロセスは、社会に出てかも自信になるはずです。

「やれば、できる！」「できるところからはじめよう」・・・　　　　　　　　　by T.M

 

 

最近の技術力！

英雄は 酒場に行けばいくらでもいるが、歯医者の診察台の上には存在しない！覚悟を決めて、本日３年ぶりの歯医者に行きました。最近の歯医者に進化はスゴイと感じました！！ なんといっても痛くない！！ まず、レントゲンも席にあるモニターに歯がうつり、レーザーで虫歯がどれかを確認、そのあと、削りの技術も進化！！最も恐怖に感じる治療でありましたが、さほどの痛みもなく無事に終えました。そして被せもの。銀歯が普通と思いきや、セラミック？セメント？今はこんな感じの治療なのですね！

夏休みを迎えるにあたって～雨と収穫

終業式の前日、競技大会の２日目は、競技開始後から印象的な大雨となりました。
　私は毎年、ソフトボール競技の生徒優勝チームと教員チームの対抗戦で登板することを楽しみにしており、今年もユニフォームと用具一式を持参して、「必ず試合はできる！」と信じながら、何度も空を見やっていました。
　私が聖光学院に来てから、生徒チームとの対戦成績は五分五分です。とにかく生徒はよく打つし、力のあるウインドミル投手を備えたクラスが上に上がってくるので、そう簡単には勝つことができません。初めて登板したとき、いきなり先頭打者にセンターオーバーに持って行かれたのは特に度肝を抜かれたのを覚えています。
　雨があがって、生徒の決勝戦までは行えましたが、残念ながら教員との対戦はまた来年ということになりました。

　午前中の大雨を職員室からぼーっと見ながら、この言葉を思い出しました。

「さあ、私たちの神、主を恐れよう。主は大雨を、先の雨と後の雨を、季節にしたがって与え、刈り入れのために定められた数週を私たちのために守ってくださる」（旧約聖書「エレミヤ書」）

　イスラエルには、２度、雨がたくさん降る時期があり、秋に降る雨を初めの雨、春に降る雨を後の雨と言います。１年の季節に合わせて天から雨が降り、人々はそれに合わせて種まきや収穫を行います。

　１学期が終わり、長い夏休みが始まりました。
　この期間は、みなさんにとってどんな時でしょう。高校生活の収穫、人生の収穫を願う私たちは、日々、忍耐をもってなすべきことを行いながら、神さまが豊かな成長を与える雨を私たちひとりひとりに降らせてくださることに期待しましょう。
　自分自身の中に、種を植え、水をやり、そして育ててくださる神を待ち望む期間としたいと思います。（Tsuji）

明日はテスト最終日。

久しぶりのまとまった雨が降ってテストが終了しても、すぐには帰れず、昇降口の付近で雨宿りしている生徒を多数見かけました。最近はこんなにしっかり雨が降ることが少なかったので、傘を持ってくるのを忘れてしまったようですね。明日はいよいよテスト最終日です。今日の傘忘れとは違って、準備万端で（しっかり勉強して）明日は登校してきて下さい。1学期の成績が晴天になるように祈ってます・・・。（H．K）