先生のひとりごと

野球部抽選会、初戦は須賀川桐陽高校と対戦!!

　ただいま!!　と先程野球部県大会の抽選会の出張から戻ってきました。詳しい結果は福島県高等学校野球連盟のHPをご覧ください（http://www.ne.jp/asahi/fukushima/kouyaren/）。

　初戦は15日土曜日に県南地区の須賀川桐陽高校との対戦となりました。須賀川桐陽高校は、県南予選で光南高校に7-9で敗れましたが、敗者戦では昨秋の県大会ベスト4の須賀川高校に4-3で勝利、さらに県立石川高校を10-4、そして学法石川高校を7-4で破って県大会出場を決めました。その戦いぶりを見ると、なんか波に乗っている感じですね。まあ、県大会ですからみんな力のあるところばかりです。一戦一戦ですね。

　さて、実はこの県大会、移動などを考えて宿泊しようと考えていたのです。今日の組み合わせを見て正式に、と宿には連絡していたのですが、同じ宿の予約に須賀川桐陽さんが入っていたのです!!　なんという偶然か!!　同宿の2校が初戦で戦う・・・。う～ん、複雑ですね。

　結局、ウチは14：00からの試合なので、前泊はしないことにしました。ですから相手校と同じ屋根の下で寝ることはなくなったのですが・・・。15日からの宿泊をかけての対戦となります!!

　さあ、県大会ですね。その前にウチは明日から栃木・埼玉遠征です。県大会前に強豪校と対戦し、勉強してきます!!

2年連続11度目の優勝。野球部春季県大会県北支部予選。

　本日信夫ヶ丘球場で行われた、第62回春季東北地区高等学校野球福島県大会県北支部予選決勝戦で、本校野球部は福島商業を7対6で破り、2年連続11度目の優勝を飾りました。

　試合は両校エースの先発で始まりましたが、これが共に大乱調。聖光学院は3回裏、8番中村将太君の3塁戦を破るツーベースヒットでチャンスを作ると、9番遠藤昌史君の送りバントが悪送球を誘ってまず1点。なおも満塁とすると3番山口宏希君の死球で2点目、さらに4番遠藤雅洋君のライト前ヒットで2点を追加、そして今大会から背番号2を背負う斎藤大輔君が右中間に2塁打を放ってこの回一挙６点を奪いました。

　一方聖光学院の先発遠藤君は制球に苦しみ、4回まで71球を要する苦しい投球。4回に1点を失い、そして5回、ついに福島商業打線につかまります。1死満塁のちゃんすを作られると、2年生の芳賀智哉君に継投。しかし、4番打者に遊撃内野安打、5番打者には左中間を深々と破られ、一挙4点。試合は6対5と一気にヒートアップしました。

　その後聖光打線は1点を奪い、7対5で迎えた最終回。先頭打者を四球で歩かせると、続く3番打者に左中間の2塁打を放たれ無死2・3塁。そして4番打者には三遊間を破られ、1点差に詰め寄られました。しかし、このとき、2塁走者が三進することが出来ず、無死1・2塁。5番打者の送りバントを芳賀君が好フィールディングで刺し、続く打者をセンターフライ、最後の打者をショートゴロに打ち取り、なんとか1点差で福島商業を振り切りました。

　ゴールデンウィークの最中、夏日という絶好の野球日和に行われた決勝戦。緊迫した試合は、願ってもない良い経験。課題は多々ありますが、有意義な試合となりました。

　県大会は5月14日から相双地区で行われます。皆様、応援よろしくお願いいたします!!

東大出身辻教頭の神宮観戦記! 渡辺侑也君の活躍を綴る!!

 　聖光学院出身の渡邊侑也選手が東京六大学で活躍しているという噂を聞き、ぜひともその姿を見て、応援したいと思っていましたが、５月１日、神宮球場で観戦する機会に恵まれました。

　渡邊選手は、第１節の立教戦、１番セカンドで先発、10打数５安打と打ちまくりました。しかし、第３節第１戦で、甲子園でも戦った明治の野村投手（広陵）に４打席凡退と押さえられ、２戦目は先発をはずれています。とはいえ、ここまで15打数５安打２盗塁。打率.333は、リーグ９位の好成績です。
　５月１日は、すばらしい天候の中、神宮球場で２試合が行われました。第１試合では、早稲田を破って抜け出したはずの明治が、ここまで全敗の立教に不覚をとるという波乱がありました。そして、第２試合も、東大が早稲田をリードするという展開になりました。

　神宮球場に到着。特別指定席は、すでにネット裏と早稲田の１塁側が売り切れ。私は予定どおり、母校側の応援席につきました。
　前の試合でスタメンをはずれた渡邊が、この日出場機会を与えられるのだろうかと心配でしたが、試合前のノックでは、セカンドに背番号４が見えません。ショートにもいません。ベンチ側にもいません。スタメン発表で驚きました。１番センターでの先発出場です。ノックでセンターを守っていたので、見つけられなかったのですね。これで侑也のプレーを見ることができる。来た甲斐がありました。

　早稲田のユニフォームを来て、神宮のグランドに立っている渡邊選手を見ると、やはりかっこいい！　それだけで感動しますね。この日球場で配られていたスポーツ紙の六大学特集でも、早稲田イチオシの注目選手として渡邊侑也が取り上げられていました。
　さて、試合が始まりました。
　１回ウラの第１打席、渡邊はいきなり１塁頭上への鋭いライナー。抜けていれば当然長打コースでしたが、１塁手が反応よくグラブを差し出しました。しかし、そのグラブをはじくほどの強烈なあたり。先頭打者で出塁し、役目をはたします。しかし、１死後再び痛烈な１塁ライナーを今度は東大１塁手が好捕で併殺、この回は得点はありません。
　２，３回、東大打線が早稲田の主将にしてエースの斎藤佑樹投手をとらえ、１点ずつをあげ、２対０とリード。もう１，２点とるチャンスがあっただけに、ここでさらにリードを広げていればと悔やまれます。
　２点リードされた３回ウラ、早稲田は９番斎藤佑がうまくミートしてセンター前ヒット。ここで渡邊は、高めのストレートを力強く振り抜き、左中間を深々と破る３塁打でまず１点。次打者のとき、ワイルドピッチでホームにかえり、あっという間に同点に追いつきました。２点リードでも東大が勝ちそうな雰囲気はありませんでしたが、もう少し楽しませてくれてもいいのにと思うほど、あっさりと同点に。試合の流れを一気に変えた渡邊の一打でした。
　その後、早稲田が４対２とリードして渡邊の３回目の打席。今度は、３塁手前への見事なセーフティーバンドを決めてくれました。こわざでも魅せますね。すかさず、スタートよく２塁を狙いましたが、次打者凡退で盗塁とはなりませんでした。しかし、次の塁を狙う意気込みを感じました。
　７回の第４打席、今度はセンターへのライナー性の飛球。あたりは良かったのですが、これはセンターの正面でした。

　４打数３安打、１打点、３塁打１。先頭打者として出塁し、長打で走者を返し、こわざでチャンスメイク。存在感のある１番打者として楽しませてくれました。
　これで春季は１９打数８安打の.421、リーグの打率３位に躍り出ています。今後の活躍が期待されます。（辻）

職員室に号外!? OBの活躍に皆、笑顔!!

　今日、ある方から私の携帯にメールが入りました。そこには、ただ写真が添付されているだけ。開いてみると、スポーチ報知のとうほく版の記事が写されていました。

　NEWSにアップした記事でした。私はすぐに(授業が空いていたので)コンビニに飛んで行きました!　そしてスポーツ報知を買って、すぐにコピーし、職員室に｢号外です!!｣と配った次第です。これには、理事長・校長を始め、皆笑顔、笑顔、笑顔。私達野球部関係者は、既に彼(渡辺侑也）の立教大戦の活躍は知っていましたが、それを知らない先生方もいるわけで。「へえ、侑也頑張ってるんだ～」という先生や、「すごいね～」と驚く先生もいました。OBの活躍は我々教員にとって嬉しいものです。

　私学の特徴の一つに、先生方に移動がないということがありますねよ。いつまでも、先生が母校にいる。これって魅力ですよね。私も高校は私立だったので、当時(もう22年前!)の担任が今も母校にいます。なんか、安心するというか、やっぱり嬉しいですよね。だからといって連絡をするっていうわけでもないんですが…。でもいつでも連絡できるという安心感がなんともいいもんです。

　さて、話しは戻りますが、渡辺侑也君、本当に頑張っていますね。早稲田のレギュラーですから。あの祐ちゃんのバックで守っているわけです（なんてメチャメチャミーハー的発想ですが）。侑也はNEWSでも書きましたが、本当に勝負強い選手です。先日、同じ早稲田に進学した、横山貴明からベンチ入りの報告をもらいましたが、その時に侑也の話しになったのですが、｢侑也さんは高校時代のまんまです。一打席一打席声張り上げてますし、ベンチでも一人で騒いでます!｣って。ということは洗練された都会のチームの中に、一人だけ泥臭い聖光の選手がいるって感じか？と聞けば、｢全くその通りです!!｣との返事。痛快とはまさにこのことです!!　

　侑也!　リーグ戦はまだ始まったばかり。気を抜かず、チームのために命懸けで戦え!!　頑張れ侑也!!(Yokoyama)

いよいよ始まる！

いよいよインターハイの県北予選が今週末（4/25福島体育館）から始まります。

卓球競技は、1次予選で、学校対抗のリーグ戦を行い、順位付けをします。

1位のみが県大会の出場権を獲得し、2次予選は決勝戦のみとなるわけです。

2次予選は5/5.6に行われます。結果に、ご期待ください！・・・3種目優勝するぞー！（ＳＯ）

さて、4/18　郡山で、合同練習試合が行われました。県内外から、男子34チームが参加し、熱戦を繰り広げました。

本校の結果はつぎの通りです。

聖光Ａ　5-0　宮城県工Ｂ　　　　

聖光Ａ　5-0　東北学院Ａ

聖光Ａ　4-1　宮城県工Ａ

聖光Ａ　5-0　仙台高専Ａ

聖光Ａ　4-1　塩釜

本間裕之がやってきた! 頑張れ聖光野球部OB達!!

　2004年夏、聖光学院野球部にとって特別な夏。3年前の2001年、初出場の甲子園で出会った現実。それから３年後のこの年、｢勝利」と言う２文字のみを追い求めて戦い、そして初めての勝利を勝ち取った夏。

　主将は現盛岡大附属の野球部長松崎克哉。そしてマウンドにいたのは…聖光史上No.1エースといっても良い、本間裕之。その本間が母校のグランドに帰ってきた!!

　本間は現在足利クラブというクラブチームで野球を続けています。足利クラブは過去にクラブ選手権で優勝したこともある名門。今はそこのエースとしてマウンドを守っています。卒業後、野村克也監督率いる社会人シダックスに入りましたが、肘を故障。手術を乗り越え、今も野球を続けているのです。その本間が休みを利用し、今日グラウンドに来てくれたのです。

　本間はグランドでまずは１．２年生の投手陣が走りこみをしている外野フェンス沿いに行き、一緒にアップ。｢お前らこの人知ってるか？」と私が問うと、選手達はニコッとして｢ハイ!」。ビデオなどで高校時代の本間を彼らも知っているのです。

　アップが終わると、すぐにブルペンに行き、現役投手陣のピッチングを視察。そしてマウンドが空くと、キャッチボール開始。そう、彼は快く後輩達のためにマウンドに上がる準備を始めたのです!!

　今日の練習のメインは本間とレギュラー選手のガチンコ勝負でした。結果は…一回り目は本間の圧勝!!　両サイドへのコントロール、カーブ、スライダー、フォーク、カットボール、そしてもちろん力のあるストレート。それらが全て低目にピタッ、ピタッと決まれば現役陣も太刀打ちできません。しかしながら２回り目に入ると、本間もやや疲れが出てボールが高めに浮いたところをかなりの確率で打ち返していました。これには本間も「いや～、振れていますね」と賞賛。現役選手も自信になったかもしれませんね。

　いや～、しかし本間はいつ会っても明るくていいですね。飾るところ、格好つけるところも全くないですし。その姿勢にも、ウチの選手は何かを感じたようです。ちょっと低迷気味だったチームに、いい刺激が入った一日となりました。

　その他にも、早稲田大学の渡辺侑也はレギュラーとして活躍していますし、３月に卒業した横山貴明もベンチ入り、朝日大学の田村勝歩もボチボチ試合に出ているとのこと、仙台大学の斎藤寛生と東日本国際大学の四家祐雅は１年生で唯一のベンチ入り。大学に行った選手から報告の電話をもらうとその活躍に本当に嬉しくなってしまいます。

　私には夢があります。それは、甲子園、全国制覇…。もちろんそれもありますが、もう一つ。それは神宮で彼らと再会することです。聖光学院が秋の東北大会を制し、明治神宮大会に出場する。そして、大学の部で出場する彼らと再会するのです。これって、夢があると思いませんか?　

　本間、今日は本当にありがとう!!　(Yokoyama)

※　OB選手達の敬称は略させていただきました。あしからず…

※写真は携帯で撮影したので、画像が悪くてすみません…

風は冷たいが、グランドは熱い。

　新入生を歓迎するかのように、学校の中庭にある桜の木も淡いピンク色の花が満開に咲き開こうとしております。授業中、窓から見える桜はとても美しく春を彩らせております。生徒達も「花見がしたいなぁ～」と口を揃えて言い出します。しかし、そんな風情とは裏腹に、外の風はまだまだ冷たい。早く暖かいポカポカ陽気が待ち遠しいものです。

　そんな中、本日春季の高校野球の支部予選の抽選が行われました。本校の野球場のスコアーボードには夏の開幕までの残り日数が掲げられてます。今日でちょうど90日を残すばかり。今のこの時間もグランドでは、半袖姿で懸命に選手達が汗を流しております。二度と戻らぬこの時間。今まで過ごしてきた時間の何倍ものスピードで瞬く間に過ぎていくことでしょう。だからこそ、一瞬一瞬を大切に。寒さを吹き飛ばすほど熱く燃え滾ってほしいと願います。

マッスルメモリー！

3/20～22　南相馬市において、第1回東北福祉大学・福島県小中高校生選抜合同合宿が行われた。

福島県卓球協会が主催したもので、本校からは新3年生が3名参加し、大学生から直接指導を受けることができた。

『マッスルメモリー！』のキャッチフレーズで、筋肉に記憶させることを主眼に3日間頑張っていた。

   
 
 

さて、26日（金）からは、福島県郡山市で、卓球の全国大会が行われ、私も役員として、大会運営にあたります。

全国大会の雰囲気を味わえる絶好の機会です。興味のある方は、郡山総合体育館へレッツゴー！・・・（SO）

  

福島は大雪!! …野球部OBが福島大学合格!!

　今日から生徒は自宅学習期間となっています。みんな、家でどんな生活しているでしょうか。あんまり気が抜けちゃわないように気を付けて下さいね!!

　さて、昨日の夕方から降り続いた雪は今日にはかなりの積雪になってしまいました。ある程度、天気予報でも言っていましたから覚悟はしていましたが…。

　それにしても3月でここまでの積雪は珍しいですね。私が福島に来て11年位たちますが、初めてかな?　という感じです。

　毎年この時期は、一気に部活モードなんですよね。高校野球連盟の定める練習試合の解禁日も過ぎていますから、グランドでどんどん実践練習を行って練習試合に備えるんですが…。ウチの初戦は20日を予定していますから、あと10日。でもこの雪で、練習計画も狂ってしまいます。まあ、でも天気に逆らっても仕方ないですし、やれることを精一杯と思っています。

　雪ってそのままにしておくとなかなか溶けないんですよね。う～ん、今日はチーム対抗の雪合戦でもしましょうか?それとも雪だるまコンテスト??(笑)　とにかく、どんな状態でも夏の予選の開会式の日は決まっていますから、そこに向けて練習を積んでいくしかないですね!!

あっ、それと、先日野球部のOBがグランドに挨拶に来てくれました。甲子園ベスト8の時の控え捕手の尾形裕昭君です。尾形君はとても真面目で一所懸命な選手でした。信夫中の出身でしたが、いつも最後までグランドに残って自主練習に取り組んでいた努力家。春の選抜でもベンチ入り直前まで行きながら、合宿中に大怪我をしてしまい、夢は叶いませんでしたが、夏に雪辱してベンチ入り。甲子園でも最後の横浜戦で代打で出場し、ヒットを放ちました。

　そんな彼は、大学受験のために一浪。本当に一所懸命に勉強しました。並々ならぬ努力ですよね。そしてめでたく福島大学に合格!!　聞くと法政大学にも合格していたようで、ホント頑張りましたよね。在学中から勉強も疎かにしない子でしたので、期待はしていましたけど。そんな彼は「野球部での3年間のおかげで妥協せずに勉強できました」と言ってくれて、我々も嬉しかったです。しかも、野球も続けたいって。嬉しいですよね。

長い人生、1年の浪人はロスにならず、絶対プラスになって帰ってきます。ぜひぜひ、頑張って下さいね!!

それではグランドに行ってきます!!(Yokoyama)

三送会！

本日は卒業式です。3年生の皆さん卒業おめでとうございます。

さて、先週末の金曜日、卓球部の三年生を送る会を行いました。

卓球部の3年生の中には、全国ジュニアマイスターでゴールドを取得した藤原君がいます。2年の秋、資格試験と大会が重なり、悩んだ時期もありましたが、なんとか両立をしてくれました。表彰式で、特別表彰を受け、晴れやかな表情をしていたのが印象的でした。

送別会での3年生の一言のなかに、『引退したとき、もっとやっておけばよかった・・・と、後悔しないようがんばってください！』というコメントが在校生の心に、一番届いたのではないかと感じました。

在校生は、学年末試験を終え、最後の大会に向けて、残された時間を、必死に取り組む時期となりました。3年生のコメントにもあるように、後悔しないように、一日一日、1秒1秒をムダにすることなく追い込んでほしいかぎりです。

卒業後の益々のご活躍をお祈りしています。・・・（ＳＯ）