本日信夫ヶ丘球場で行われた、第62回春季東北地区高等学校野球福島県大会県北支部予選決勝戦で、本校野球部は福島商業を7対6で破り、2年連続11度目の優勝を飾りました。
試合は両校エースの先発で始まりましたが、これが共に大乱調。聖光学院は3回裏、8番中村将太君の3塁戦を破るツーベースヒットでチャンスを作ると、9番遠藤昌史君の送りバントが悪送球を誘ってまず1点。なおも満塁とすると3番山口宏希君の死球で2点目、さらに4番遠藤雅洋君のライト前ヒットで2点を追加、そして今大会から背番号2を背負う斎藤大輔君が右中間に2塁打を放ってこの回一挙６点を奪いました。
一方聖光学院の先発遠藤君は制球に苦しみ、4回まで71球を要する苦しい投球。4回に1点を失い、そして5回、ついに福島商業打線につかまります。1死満塁のちゃんすを作られると、2年生の芳賀智哉君に継投。しかし、4番打者に遊撃内野安打、5番打者には左中間を深々と破られ、一挙4点。試合は6対5と一気にヒートアップしました。
その後聖光打線は1点を奪い、7対5で迎えた最終回。先頭打者を四球で歩かせると、続く3番打者に左中間の2塁打を放たれ無死2・3塁。そして4番打者には三遊間を破られ、1点差に詰め寄られました。しかし、このとき、2塁走者が三進することが出来ず、無死1・2塁。5番打者の送りバントを芳賀君が好フィールディングで刺し、続く打者をセンターフライ、最後の打者をショートゴロに打ち取り、なんとか1点差で福島商業を振り切りました。
ゴールデンウィークの最中、夏日という絶好の野球日和に行われた決勝戦。緊迫した試合は、願ってもない良い経験。課題は多々ありますが、有意義な試合となりました。
県大会は5月14日から相双地区で行われます。皆様、応援よろしくお願いいたします!!