聖光学院出身の渡邊侑也選手が東京六大学で活躍しているという噂を聞き、ぜひともその姿を見て、応援したいと思っていましたが、5月1日、神宮球場で観戦する機会に恵まれました。
渡邊選手は、第1節の立教戦、1番セカンドで先発、10打数5安打と打ちまくりました。しかし、第3節第1戦で、甲子園でも戦った明治の野村投手(広陵)に4打席凡退と押さえられ、2戦目は先発をはずれています。とはいえ、ここまで15打数5安打2盗塁。打率.333は、リーグ9位の好成績です。
5月1日は、すばらしい天候の中、神宮球場で2試合が行われました。第1試合では、早稲田を破って抜け出したはずの明治が、ここまで全敗の立教に不覚をとるという波乱がありました。そして、第2試合も、東大が早稲田をリードするという展開になりました。
神宮球場に到着。特別指定席は、すでにネット裏と早稲田の1塁側が売り切れ。私は予定どおり、母校側の応援席につきました。
前の試合でスタメンをはずれた渡邊が、この日出場機会を与えられるのだろうかと心配でしたが、試合前のノックでは、セカンドに背番号4が見えません。ショートにもいません。ベンチ側にもいません。スタメン発表で驚きました。1番センターでの先発出場です。ノックでセンターを守っていたので、見つけられなかったのですね。これで侑也のプレーを見ることができる。来た甲斐がありました。
早稲田のユニフォームを来て、神宮のグランドに立っている渡邊選手を見ると、やはりかっこいい! それだけで感動しますね。この日球場で配られていたスポーツ紙の六大学特集でも、早稲田イチオシの注目選手として渡邊侑也が取り上げられていました。
さて、試合が始まりました。
1回ウラの第1打席、渡邊はいきなり1塁頭上への鋭いライナー。抜けていれば当然長打コースでしたが、1塁手が反応よくグラブを差し出しました。しかし、そのグラブをはじくほどの強烈なあたり。先頭打者で出塁し、役目をはたします。しかし、1死後再び痛烈な1塁ライナーを今度は東大1塁手が好捕で併殺、この回は得点はありません。
2,3回、東大打線が早稲田の主将にしてエースの斎藤佑樹投手をとらえ、1点ずつをあげ、2対0とリード。もう1,2点とるチャンスがあっただけに、ここでさらにリードを広げていればと悔やまれます。
2点リードされた3回ウラ、早稲田は9番斎藤佑がうまくミートしてセンター前ヒット。ここで渡邊は、高めのストレートを力強く振り抜き、左中間を深々と破る3塁打でまず1点。次打者のとき、ワイルドピッチでホームにかえり、あっという間に同点に追いつきました。2点リードでも東大が勝ちそうな雰囲気はありませんでしたが、もう少し楽しませてくれてもいいのにと思うほど、あっさりと同点に。試合の流れを一気に変えた渡邊の一打でした。
その後、早稲田が4対2とリードして渡邊の3回目の打席。今度は、3塁手前への見事なセーフティーバンドを決めてくれました。こわざでも魅せますね。すかさず、スタートよく2塁を狙いましたが、次打者凡退で盗塁とはなりませんでした。しかし、次の塁を狙う意気込みを感じました。
7回の第4打席、今度はセンターへのライナー性の飛球。あたりは良かったのですが、これはセンターの正面でした。
4打数3安打、1打点、3塁打1。先頭打者として出塁し、長打で走者を返し、こわざでチャンスメイク。存在感のある1番打者として楽しませてくれました。
これで春季は19打数8安打の.421、リーグの打率3位に躍り出ています。今後の活躍が期待されます。(辻)
渡邊選手は、第1節の立教戦、1番セカンドで先発、10打数5安打と打ちまくりました。しかし、第3節第1戦で、甲子園でも戦った明治の野村投手(広陵)に4打席凡退と押さえられ、2戦目は先発をはずれています。とはいえ、ここまで15打数5安打2盗塁。打率.333は、リーグ9位の好成績です。
5月1日は、すばらしい天候の中、神宮球場で2試合が行われました。第1試合では、早稲田を破って抜け出したはずの明治が、ここまで全敗の立教に不覚をとるという波乱がありました。そして、第2試合も、東大が早稲田をリードするという展開になりました。
神宮球場に到着。特別指定席は、すでにネット裏と早稲田の1塁側が売り切れ。私は予定どおり、母校側の応援席につきました。
前の試合でスタメンをはずれた渡邊が、この日出場機会を与えられるのだろうかと心配でしたが、試合前のノックでは、セカンドに背番号4が見えません。ショートにもいません。ベンチ側にもいません。スタメン発表で驚きました。1番センターでの先発出場です。ノックでセンターを守っていたので、見つけられなかったのですね。これで侑也のプレーを見ることができる。来た甲斐がありました。
早稲田のユニフォームを来て、神宮のグランドに立っている渡邊選手を見ると、やはりかっこいい! それだけで感動しますね。この日球場で配られていたスポーツ紙の六大学特集でも、早稲田イチオシの注目選手として渡邊侑也が取り上げられていました。
さて、試合が始まりました。
1回ウラの第1打席、渡邊はいきなり1塁頭上への鋭いライナー。抜けていれば当然長打コースでしたが、1塁手が反応よくグラブを差し出しました。しかし、そのグラブをはじくほどの強烈なあたり。先頭打者で出塁し、役目をはたします。しかし、1死後再び痛烈な1塁ライナーを今度は東大1塁手が好捕で併殺、この回は得点はありません。
2,3回、東大打線が早稲田の主将にしてエースの斎藤佑樹投手をとらえ、1点ずつをあげ、2対0とリード。もう1,2点とるチャンスがあっただけに、ここでさらにリードを広げていればと悔やまれます。
2点リードされた3回ウラ、早稲田は9番斎藤佑がうまくミートしてセンター前ヒット。ここで渡邊は、高めのストレートを力強く振り抜き、左中間を深々と破る3塁打でまず1点。次打者のとき、ワイルドピッチでホームにかえり、あっという間に同点に追いつきました。2点リードでも東大が勝ちそうな雰囲気はありませんでしたが、もう少し楽しませてくれてもいいのにと思うほど、あっさりと同点に。試合の流れを一気に変えた渡邊の一打でした。
その後、早稲田が4対2とリードして渡邊の3回目の打席。今度は、3塁手前への見事なセーフティーバンドを決めてくれました。こわざでも魅せますね。すかさず、スタートよく2塁を狙いましたが、次打者凡退で盗塁とはなりませんでした。しかし、次の塁を狙う意気込みを感じました。
7回の第4打席、今度はセンターへのライナー性の飛球。あたりは良かったのですが、これはセンターの正面でした。
4打数3安打、1打点、3塁打1。先頭打者として出塁し、長打で走者を返し、こわざでチャンスメイク。存在感のある1番打者として楽しませてくれました。
これで春季は19打数8安打の.421、リーグの打率3位に躍り出ています。今後の活躍が期待されます。(辻)