モードに入ってきました。大阪に入ってきて、この2日間夜遅くまでミーティングを敢行。今ひとつ活気と言うか、甘えが感じられたチーム状況だと感じていましたが、自らの歩み、そしてBチーム時代から一番大切にしていたものは何だったのか。それを懇々とミーティングで確認しました。
昨日、聖光野球の「形」が見える試合に出来れば、と書きましたが、今日はその形がしっかりと見えた1日だったと思います。
今日は滋賀県の北大津高校にて練習試合でした。しかし、午前中は雨でグラウンドはトロトロ状態。溶かしたチョコレートみたいな状況でしたが、北大津高校の選手が4時間かけてグラウンド整備をしてくれ、何とか試合が出来ました。相手は大同大学大同高校(愛知)。もうグラウンド状態不良で、まさに泥仕合でしたが、オール控え選手で臨んで13対5。先発の佐久間が4回を被本塁打1の1失点で合格点。飯高が制球に苦しみ4失点(自責点2)してしまったのが反省点でしたが、それより何より、とにかくチームの士気がかなり上がってきたのが◎です。
そして2試合目が北大津との対戦。グラウンドも水はけの良いお隣の学校に移動しての試合となりました。フルメンバーで臨んだこの試合、選手の集中力、気力が充実し、今年1番の試合でした。試合は6回で日没コールドとなりましたが、13対0の完勝。
点差とか、勝ったとかは別にいいんですが、「戦う」という姿勢に関しては言うことなしといってもいい程。昨秋の一番いい時期と全く変わらない雰囲気になってきました。
夏の甲子園は、もう出来上がったチームで大阪に乗り込むわけですが、春はまだシーズン前でなかなかチームが上がってこないんですね。だからとにかく練習してチームを上げていかなくちゃいけない。まだまだ細かいミスは多々あるのですが、一つ言える事は、戦う状況が整い始めてきているということ。ちょっと褒めすぎかな~なんて思いますが、来るべき25日に向けて、準備は着々と進んできていると思います。
明日は大会前最後の練習試合。今日得た「手応え」が本物であるかどうか、まさに試金石になる1日だと思います。この雰囲気そのままに、明日は緊張感のある「接戦」になれば最高ですね!! (Yokoyama)