今の世の中は自由です。私は授業などで「俺は(私は)自由じゃない!」って言う人いますか?と聞くことがあります。います、自由じゃないって思っている人が。なんで?って聞くと、「校則が厳しい」とか「親がうるさい」とかって答えます。でも、規則とかルールってなんであるのかって考えたら、それは自由を守るためなんですね。自分の自由を主張しすぎると、必ず他との軋轢が生じます。自由って言うのは野放しのことを言うんではなくて、皆の自由が平等に守られて初めて自由なんですね。自分だけ自由で、そのために周りの人の自由を奪っているんだとしたら、それはただの「わがまま」です。「自由」と「わがまま」は全然違いますよね。法律も校則も、そしてマナーもすべてそういうことだと思うんです。自分の自由を主張すらなら、まずは自分がルールを守ること。それができなきゃ自由を主張する資格はない!っていったら言い過ぎでしょうか?皆が自由であるために、皆でルールを守る。それが学校内でも、国同士でも、宗教間でもできれば戦争なんか絶対起きないと思うんですね。まあ、国同士の話しになったら、なかなかできないんでしょうかね。
でも、自由を守るためにルールがある。これは真実だと思います。皆も、自分の言動が他人の自由を奪ってはいないか、考えてみてください。 <了>(HY)