先生のひとりごと

振替授業開始。｢若年性アルツハイマー病」を考える・・・。

　先週の金曜日（12/8）に長い長い二学期の終業式を終えたため、冬休みモードになるかと思いきや、今日からまた授業が再開されることになりました。もちろん一部のクラスではありますが、今年一年猛威をふるったインフルエンザの影響で学年・学級閉鎖となったクラスを対象に振替授業が行われているのです。生徒達も元気に登校し、慣れない7校時授業ではありますが、いつもと変わらない雰囲気の中、授業が行われていました。

　本日、私の授業の受け持ちは、1年生の福祉コース（通称、1Ｆ）。2時間続きの授業だったため、映画化されたＤＶＤを利用して授業を展開しました。テーマは「若年性アルツハイマー病」です。若年性アルツハイマー病とは、40～65歳までに発症するアルツハイマー病で、症状として見られるのは、「物忘れが増える」、「日付や自分のいる場所がわからなくなる」、「感情表現など精神活動が低下する」などといったものがあります。また、この病気は老年性のアルツハイマー病よりも進行が早く、症状も重くなるというのも特徴の一つです。現在、全国で10万人前後の方がこの病気と戦っているといわれます。この進行していく描写が実に鮮明に描かれている映画を見ることにより、介護に携わる者としての在り方というものを学ぶと同時に、自分の脳が破壊されていく病魔と闘う本人の姿を伝えたかったのです。

　現在、家族の介護力が低下していると騒がれています。これは、福祉の世界だけではなく社会全体の問題です。高齢化率が更に急増する現在、一人一人が目を向けなければならない現実であり、厳しい現状なのです。お互いに手を取り合い、支えあって生きていきましょう。（本当に、ひとりごとになってしまいました。）

　さて、振替授業を行っている生徒のみなさん、明日で二学期の全日程が終了です。インフルエンザにならぬよう体調管理に気をつけ、あと一日頑張ってください。（Ｙ・Ｉ）

エプロン姿 似合う!? 2年情報電子科で調理実習

　本日の授業で2年情報電子科が調理実習を行いました。何を作ったかといえば、サンドウィッチとフルーツポンチです。サンドウィッチにはツナ、ハム、卵、生クリームとイチゴなど種類も豊富。中には納豆もあったりして…。納豆サンドを食べたT先生は、「ホントおいしかった!」と思わぬ反応。なかなかの出来栄えでした!!

 出来た料理?　は職員室に持ってきて担任の先生に試食のお願いです!!

　普段エプロンなんか恐らくしないであろう男子生徒のエプロン姿、いかがですか!?　意外と似合っています??

　そして作り終わったら皆で試食。おいしそうに食べてました!!

またまたまた資格話…

検定や国家試験は１１月〜１２月に比較的集中しており、特に機械科はガス技能講習とパソコン利用技術検定が１２月にダブルヘッターで受験することになります。将来のため、マイスター得点アップなどなど、取得にむけて鼻息荒く、休み時間など勉強する姿があります。今日は放課後にパソコン利用技術検定の補習授業を行いました。嫌々ながらも全員出席。素晴らしい！合格するまで帰宅できないともなれば、目の色かえて勉強していました。それでも不合格者十数名。２回戦ともなると飛躍的に得点もアップし見事全員合格。普段からやれば…耳にタコができるフレーズですが、笑顔と歓声にわき上がる教室で嬉しくなる瞬間です。目指せ全員合格！！MA

資格取得（ガス溶接）が始まりました！

２学期期末考査が終了し、落ち着く暇もなく、機械科主催の資格取得が始まりました！
臨時時間割を組んで”ガス溶接技能講習”を実施（機械科２年生全員が対象）しています。
学科・実技とも生徒一人ひとりが、真剣になって資格取得している姿は、いつ見てもいいですね！
これが”高校生本来の姿”なのでしょう・・・。
何事にも真剣に、そして、”一心不乱”に打ち込んでいる姿は、実に素晴らしい！　凄くいい！　自慢する気は更々ないが、特に本校生の姿は、何処に行っても引けをとらないと思う。（十分に自慢しています！）
今、心の中に”モヤモヤ”や”苛立ち”等を抱いたりしている方々・・・、一度、聖光学院高校（伊達市）へ”学校見学”へ来て見てはどうでしょうか・・・？　きっと何かが、掴めるはず！

ご連絡をお持ちしております！　（Ｔ・Ｍ）

本日よりガス溶接技能講習を開始！！

 
　2学年機械科が本日より、四日間のｶﾞｽ溶接技能講習を開始しました。

昨年度より全国ジュニアマイスターに取り組みだし、電気科・情報電子科の

生徒も受講しております。溶接技術は、企業においても重宝されます。

知識はもちろん、技能も求められます。しっかりと丁寧に仕上げるよう

心掛けてください。

①可燃性ガス及び酸素に関する知識・・・4h

②設備の構造及び取扱いに関する知識・・・5h

③関係法令・・・2h

④総合演習・・・2h

⑤実技講習・・・5h

⑥学科試験・・・1h

以上、19hの講習及び試験となります。期末考査明けと忙しい期間ではありますが、

皆さん頑張ってください！！

 

 
 

明日から期末考査開始！！

　しかし、本当に暖かい日々が続きますね。外の陽気を感じていると、今日で11月が終わるとは思えないような天気でした。例年、12月ともなると雪や朝の凍結などを心配しながら、少しずつ冬支度を始める頃ですが、今年は少しばかりのんびりさせてくれているかのように感じます。冬にでも太陽の恵みが感じれるのは、東北人にとって幸せな思いになりますね。

　さて、明日からいよいよ12月となりますが、本校においては2学期を締めくくる期末考査が始まります。生徒諸君にとっては大変なことだと思いますが、私にとってはどのくらいみんなが日頃の授業を理解してくれているのかを知る物差しとなるので、個人的にはとても楽しみです。結果はもちろん大切ですが、結果を残すためにどれだけ真剣に取り組めるかというプロセスも大事だと思います。2009年を良い年で締めくくるためにも今回の試験、今まで以上に頑張ってみてください。（Y．I)

何事もまず一歩から～

こんばんは・・・。

　本日（１１月２７日）は、教科指導の一環として、機械科２年Ｂ組の工場見学を実施しました。

　（因みに機械科２年Ａ組は１１月５日に実施済み）

　見学先は、福島西工業団地にある「先端技術を駆使している工作機械を稼動させている・・・・・製作所」さんでした。

　生徒一人ひとりが、いつにもまして”瞳を輝かせて”所内見学（４班編成）をしました。

　中には、見学途中に足を止め、案内役の方に色々と自分の感じた質問を投げかけていた生徒もいました。

　（いつもの”クラスの雰囲気”と違う！この差は何だ！）

　来年は、この２年生達も進級（３年生）し、”就職活動”をすることでしょう・・・。そこで、機械科の生徒諸君に限らず

本校の生徒達に言いたいです！

　”将来を見据えた目標設定をしっかり立てる”　抽象的な目標ではなく、具体的かつ建設的に・・・。

　手の届く、そして、目標達成が自分で実感できる”小さな小さな目標”でいいのです。

　まずは、「小さな一歩」「勇気の一歩」を踏み出そう！

不正アクセス！！

本日はタイトルのような授業を行いました。不正アクセスというとハッカーなどを思い浮かべるかもしれませんが、身近なところで迷惑メールがあります。

「携帯でアドレスを変更したのに毎日のように届いてくる」という生徒もいるぐらい世の中に蔓延していますね。

迷惑メールはパソコンでランダムにアドレスを設定して何万通も無作為に送信されています。世の中でやり取りされているメールの９０％以上は迷惑メールであるという調査も出ているくらいです。

対処としては　　

　　１．返信はしない！

　　２．そのメールを他人には送らない！！

　　３．内容を信じてはいけない！！！

　　４．サイトに登録をしない（情報を漏らさない）！！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　などなど

よく迷惑メールが多いので「アドレスを変更した」という人がいますが、各会社が迷惑メールに対する受信制限サービスを行っているので、アドレス変更は最終手段としていろいろ対策を考えてみてください！

と・・・なぜか迷惑メール講座のようになってしまいましたが、これは工業科の「工事担任者　ＤＤ３種」という資格に資格試験の一部で勉強します。（不正アクセスは他にもたくさんありますが・・・）

こういった身近な例で勉強が身についていってほしいものです。目指せ！資格試験合格！！

本日の生徒

　昨日は、秋の冷たい雨に打たれながらもスポーツテストが行われました。生徒たちは生き生きとした表情で活動していました。その中でも、さすが聖光学院と感じたのは多くの生徒がスポーツテストの記録にこだわり、何回もチャレンジしていたところです。また、リレーでもスタート直前まで念入りにバトンパスの練習をしている姿も見れました。

　そんなスポーツテストの翌日、エネルギーを使い果たした生徒たちが、体育の授業でグラウンドに集まると「筋肉痛だぁ～」という悲鳴が聞こえてきました。しかし、若さ溢れる生徒たちは授業が始まると、さっきの言葉はどこにいったの？というくらい動き回っていました。さすがです！

一方、リレーの決勝に参加した教員チームの先生方はというと・・・・・。

やはり筋肉痛を訴えていました。

昨日は、全校生徒でスポーツを行うという貴重な日でした。スポーツの秋というくらいに、動きやすい日が続いています。先生も生徒も、スポーツに親しんで健康な身体を身につけましょう。

「下人」と「老婆」と「羅生門」で格闘しています。

　今、普通科進学コースの１年生が授業で読んでいるのは「羅生門」の芥川龍之介の代表作の一つです。

　短編小説ではあるけれども、教科書の中の教材としてはけっこうなボリューム。一度通読するのに２０分はかかります。それでもみんなひきつけられているようで、集中して読んでいます。

　授業に臨むにあたって準備のために私も勉強しています。その一つの方法が本文に即して「発問づくり」をすること。教科書の見開きに対して１００問考えようとしていますが、これがなかなか難しい。頑張っても５０問位になるかどうかです。自分で作った問題に自分で答えられなかったり、わけのわからない問題になったり…。そして実際に授業で使う発問はその中から２，３問といったところ。でも、その２，３問の問を大切にしたいなぁと思っています。で

　まだまだ授業が下手で作品のよさが伝わらなかったり、素敵な表現が引き出せなかったり悪戦苦闘の毎日です。先日の教育実習生のように初心を忘れずに授業に向かいたい、そんなことを考えながら、グランドからの野球部の声を聞きながら「羅生門」の「下人」と「老婆」と格闘しています。（CHI）