先生のひとりごと

ガス溶接技能講習スタート

溶接とは金属と金属を接合するための作業です。本校ではガス溶接・アーク溶接・スポット溶接などを行なっています。

　本日から２年機械科を対象としたガス溶接技能講習が始まりました。今年は、電気科・情報電子科の希望者に加え普通科の生徒も受講しています。

　講義内容は、座学として①ガスの特性、②設備の構造と取扱、③法令の３科目に加え、実技が設定されています。また、最終日には実技及び筆記試験をクリアして最終合格となっています。期末考査や各種検定等と重なる時期ではありますが全員合格をめざして頑張りましょう‼!

第一種電気工事士補講中

第一種電気工事士の補講が始まり、1ヶ月半が過ぎました。7月の下旬から夏休み中は休みを返上で一日午前・午後と、休み明けからも放課後毎日5時過ぎまで皆頑張ってします。今年はその成果が良く出ています！？着々と力をつけ模擬試験でも合格点を取れる生徒が増えてきました。試験3週間前でこの結果は例年より早く、今年はかなり期待できるかもしれません！！

みんな！負けずに補講についてきて合格を目指しましょう！！

 

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毎年恒例の水泳実習!!

本校ではプール施設がないため、毎年２年生を対象にクラス毎の水泳の実習を実施

しています。

　これは、１日間の集中授業で体育の授業の一環として実施していますが、生徒たちにとっては、夏休み前の恒例行事のように先輩たちから聞かされているようです。

以前は、飯坂温泉の室内プールを利用していましたが、施設が閉鎖されたため保原市民プールを利用するようになりました。

実習の内容は、全員の泳ぎのチェックや50ｍのタイム測定、そして夏季休業前ということで、水難事故を想定した救助法や心肺蘇生法の実技などを実施しています。

また、実習の最後には伝統となっている本校独自のルールによる水球（水中ラグビーのような競技）を実施しています。泳ぎが得意な生徒も不得意な生徒も、またはスポーツが苦手な生徒も関係なく、参加した生徒全員が普段の授業では見せないような、はつらつとした笑顔で取組んでいます。体育教師もプールに入って、一緒になって競技をし、生徒とスキンシップを取っています。なかなかハードな競技なため高齢の教師にはかなり厳しい競技です。生徒の体力には勝てません。

 

  

PC組立実習

　３年情報電子科の実習にて、パソコン組立実習を行いました。(今回は４班編成の第３班でした)

３年前に製作した「Windows vista マシン」も古くなってきたので、パーツをインターネットや本

などで調べて、パーツショップにて購入し揃えました。

今回の実習で自分が使用するパソコンを、生徒と一緒になって組立てました。

 
今でもpentium４マシンを使っていますが、Core2Duo、Core i7、i5と進化していくのが早いと

つくづく思いました。Core i7は、4コアの上にHT(ハイパースレッディング)、ＴＢ(ターボブースト)

とか、本を読んで技術にびっくりしました。

パソコンが３～４年も経つと古く感じてしまう時代になってしまっています。長く使える道具な

はずなのに・・・長く使う技術も今は求められていると思う(MURAKAMI)

数学は、生きていくうえで必要なのか？

「先生、数学って社会に出て何に役立つの？」こんな質問をよく受けます。そしてその答えで、生徒を納得させることの難しさを痛感させられます。今回発表された学習指導要領では、小学1年生から高校1年生まで、すべての学年で何らかの形で、「統計」に関する内容が算数・数学に含まれ、反復学習できるようになりました。高校では、数学Ⅰで「データの分析」が必修項目として追加されました。今までの学習指導要領では、「統計」は数学B・数学Cの中で選択項目としてありましたが、大学入試にあまり出題されないという理由から、選択していないのが現状です。「統計」は、数学のほかに地歴公民科や理科においても、資料のグラフ化や実験データの整理で使われますが、体系的に学ぶという点からみれば数学での履修が望ましいと思われます。ところで、実践女子大学人間社会学部准教授・竹内光悦先生の教育情報誌レポートによると、企業が大学で学んで来てほしい数学の知識として、文系理系を問わず、「統計学」が上位にあげられているという調査結果を報告しています。これは「統計学」が企業活動の中で、基礎教養として必要であることを表しています。現代は知識社会と呼ばれるように、情報を得るだけでなく、情報を活用し、意思決定や状況判断を適切にするスキルが必要とされています。データに基づく意思決定などを考える統計的推理力や統計的思考力が要求されているのです。先にも述べましたが、新学習指導要領では、小学1年から高校1年まですべての学年で「統計」に関する内容を学習します。ねらいは、データを活用した、より社会で利活用できるスキルの習得を目指すことのようです。「統計」を通して社会における数学の展開を期待したいと思います。そして生徒から、「先生、数学って社会に出てぜったい必要なのでがんばって勉強します」と言われるよう、生徒の興味をそそるような教材の研究に励んでいきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 by MTYK

技術の発達!!

　電気工事士の授業を通していろいろな資料を見ていると、私が高校時代に使っていたテキストが出てきました。テキストにはいろいろ書き込みがされていて、高校生活は部活の記憶しかないですが、ちゃんと勉強もしていたんですねえ………d(>_< )

　その中で工事における電線の接続のページに目が止まりました。それは現在使っているテキストにはほとんど載っていない技術でした。

現在、電線を接続するときはリングスリーブや差込形コネクタという接続用の器具を使いますが、それ以前までは電線を直接接続していました。工業高校では卒業後職人として働くことが多いので、しっかりとした技術を勉強していたんですね。今でもそうですが！！

　ちなみにリングスリーブや差込形コネクタといった器具を用いて電線を接続すると数十秒で電線が接続できちゃいますが、直接接続をすると私の場合は一分以上かかってしまいます(￣Д￣；；

ちょっとしたことですが、世界の技術は少しずつ進歩しているのだなあ。と改めて気づいた瞬間でした。

   
   

　

 

 

左の写真は差込形コネクタを使用したものと直接接続したもの。直接接続には更に絶縁用のテープを巻きつける必要がある。大変ですね！！

右は授業で使った電気回路の例。

 

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百聞は一見にしかず

「フィードバック制御」というものがあります。

　制御量を常に監視しながら、目標値と比較して制御をおこなうもの・・・。

　ある目標値に現在の値を適合するように操作をする制御・・・。

例をあげると電気カーペットの温度を一定に保つようにある温度（目標値）にカーペットの温度（現在値）を上げていく、熱くなりすぎたらスイッチをオフにして温度を下げる。冷たくなったらまた上げる・・・。

 

聞くだけではあまりイメージがわきませんよねえ (- -；)

 

そこで！下の動画をご覧ください！！

 

 

どうでしょう？ 例とはぜんぜん違いますが・・。

車の上の棒は倒れませんね！

これもフィードバック制御の一つで、棒を立てる（目標値）、棒が左右に倒れそうになる（現在値）を検出・制御して倒れないようにする。と、いうものです。目で見たほうが断然理解が深まりますよね！！

こんな感じで見せる授業をやっていきたいなあ。

 

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学年末考査

１９日から２５日まで１・２年生の学年末考査が行われます。

学年最後の考査となります。真剣に取り組みましょう。

「もぅ、限界」という言葉をテスト前によく聞きますが、「限界」とは誰がつくるのでしょう。

よく小さい子供が走り回ったと思ったら、急に静かになり、寝てしまうことがあると思います。

あの行動は、子供なので、「体力的な限界」を知らずに動き回った結果なのです。

限界まで行動し、それ以上動くと危険ですよと、体が教えている状態です。

それを自然に覚えていき、これ以上走ると疲れるとか、これが自分の限界だとわかるようになります。

ただし、大人になるにつれて、体ではなく、「自分」が決めているので、まだ余力が十分にあります。

例えば、「もぅ走れない、限界だ」といいますが、あと１歩は動けませんか。

　　　　　「もぅ勉強できない、限界だ」といいますが、あと１分は勉強ができるのではないでしょうか。

自分に限界をつくらず、さらなる高みを目指しましょう。　w.s

この静けさは・・・

　先週で３年生の学年末考査も終了し、今日から自宅学習となっています。毎年のことながら、３年生が登校しない校舎のなんと静かなこと！１・２年生はまだ授業をしているわけですが、なぜかエネルギーは半分以下まで下がったような気がします。それだけ、最上級生としての存在感や力は大きいということでしょうね。

　次の登校日まではまだしばらくあります。大学受験の真っ最中という３年生もいることでしょう。自信を無くしたり、何もかも嫌になったりと苦しいことも多くありますが、最後まで粘り強く頑張れば、自分を１まわりも２まわりも成長させることができます。今まで出来なかったことに挑戦する、春からの生活に向けてステップアップするなど、自分の能力を伸ばすため、時間を有効に使ってください。そして何より、卒業式までは「聖光学院の在校生である」ことを忘れずに生活してくださいね。１６日の登校日に元気な君たちの顔を見るのを楽しみに待っています。(K)

最後の授業

　２０１０年になり、新しい年がスタートしてから早いもので１カ月が経とうとしています。来週から２月になりますが、３年生は２月１日から最後の学年末考査が始まります。つまり、通常の授業としては今日が最後の授業となりました。３年間、聖光学院で学んできた生徒たちにとっていつもとは違う想いもあったのではないでしょうか？

　それぞれのクラスで定められた授業が６時間あったわけですが、体育館では３L(３時間目)・３R(４時間目)・３E(５時間目)の体育授業がありました。３Lは男子１２名、女子４名なので、教員２名が女子チームに入りバレーボールのリーグ戦を行いました。３Rは男子３５名、女子７名と人数が多いので、バレーボールとフットサル、そして卓球の選択制で行いました。３Eは男子のみのクラスになるので、体育館全面を使ってフットサルを行いました。

　それぞれの授業で生徒たちは、最後の体育授業を精一杯に楽しんでいました。体育館にはいつも以上に大きな声が響いていたような気がします。皆さんには体育の授業だけではなく、今後も積極的にスポーツ活動を行い、生涯健康で充実した人生を歩んでもらいたいと思います。

　また、１日からのテストにおいても最後の締めくくりとして１番の成績を残せるように全力で、将来につながる取り組みをしてほしいと思います。