10月ですね。中学生の皆さんも進路を考えなくてはいけない時期ですね。自分がどこの高校に進学するかは、人生の中で始めての大きな選択の時。真剣に考えなくてはいけませんよね。
本校では年4回の入試相談会を開催しています。10月13日(土)には第2回目が開かれます。ご心配なことは様々あると思います。だからこそ、直接聞いてみて下さい。その機会が「入試相談会」です。
皆様のご来校を心よりお待ちいたしております。
※お申し込みは必ず中学校を通し頂くようお願い致します。(詳しくはトップページのINFORMATIONをご覧下さい)
生徒のみなさんが、無事に一学期を終了することができたことを大変うれしく思います。そして、みなさんの「ひたむきながんばり」にこころから拍手を送ります。
今学期は見事に「文武両道」を実践してくれました。
普段の努力の成果を見事なまでに実績として示すことが出来たことは、創立50周年を経て、次の100周年に向けた本校の新たな歴史の幕開けに相応しいスタートとなりました。
今後も様々なことに挑戦し続ける皆さんを全力で応援します。(N.E)
≪各種成績結果≫
1 インターハイ出場
女子バレーボール部、弓道部個人戦、剣道部個人戦、陸上競技部三段跳び
※女子バレーボール部県大会初優勝、弓道部個人戦県大会・東北大会W優勝、
剣道部個人戦第2位、陸上競技部三段跳び第2位、
2 福島県総合体育大会
女子バレーボール部初優勝(インターハイとの2冠達成)、弓道部個人戦第2位
陸上競技部100m第2位、柔道部個人戦副将の部第3位、
3 東北大会出場
サッカー部、柔道部個人戦、卓球部個人戦、テニス部個人戦
4 高難易度国家試験合格
工事担任者DDI第一種、AI第一種、第一種電気工事士、特殊無線技士
甲種第四類消防設備士等
本日は、聖光学院の毎年恒例の1年生によるクラス対抗綱引き選手権大会が開催されました。このイベントは毎年恒例になっており、まだ入学間もない1年生がクラスの団結力と行動力、それと一日も早く学校に慣れてほしいという思いで毎年実施しております。今回も勇猛果敢で頼もしい一年生がクラスの勝利のために一生懸命取り組んでくれました。例年の事をあげますとやはりスポーツが盛んな学校なだけに優勝するクラスは部活動の生徒が多い普通科が勝つのですが、今年はどこが優勝の栄冠を手にするのか??
今年の結果はなんと1Eが優勝そう電気科です。多分私のしるところ初めてのことではないでしょうか。今年の電気科は最初からクラスがまとまっておりスタートから雰囲気が違っていたような気がします。今年は何か起りそうな予感がします。さあいよいよ本格的に学校生活がスタートします。1年生のみんな高校生活を全力で楽しもう。
ニュースでも記載されているように、本日、平成24年度の入学式が行われました。真新しい制服に身を包みながら、保護者の方と登校してくる姿は、とても初々しく感じました。まだ身の丈よりも大き目の制服姿は、まだあどけなさを感じますが、3年後、卒業する頃には、一回りも二周りも心身ともに大きく成長していくことをイメージすると、とても微笑ましく思えます。
教師という職業をしていると、とても不思議な感覚を覚えます。一ヶ月前には、3年間苦楽を共にした卒業生との別れに涙をしながらの惜別となっていたはずが、一ヶ月が過て4月を迎えると、今度は、新しい出会いに心が躍るような気持ちになるのです。たくさんの生徒たちと出会えるこの職業は、本当に幸せなものであると実感します。ましてや、今年の新入生の数は、272名と定員を大きく上回る人数です。少子化が進む今日において、私立高校でもある本校の門を叩いてくれた新入生と保護者の方々には、心から感謝申し上げます。
しかし、本当の意味で大切なのは、これからの3年間の歩みです。入学に至るまでは、各々において、様々な経緯があったと思われます。志を高く持ち、目標を実現させるために本校を選んだ者もいれば、第一志望とする公立高校を受検したものの、残念ながら不合格という通知を受け、やむなく入学を許可された者。もしかしたら、自分の意志ではなく、周囲の人に進められたことによって、受検した者もいるかもしれません。しかし、いずれにしても集められた縁なのです。自分の力だけでは動かしようのない、何か大きな力が働き、選ばれてきた者たちなのです。それを感じた時、自分自身の人生がより豊かなものに変わるのではないかと思います。また、本校においては、そういうヒントを与えてくれる環境にあると自負しております。未熟者である私が、諸先生方を見て、つくづく感じさせられます。生徒を想い、生徒と一緒に歩みし、導き出す指導は他校にはない魅力を感じます。ですから、先述したように、3年間を生徒たちの目線に合わせ、真剣に歩まれた信頼関係があるからこそ、生徒たちと一緒に涙することができるのだと思います。今はまだ、不安が大きい新入生も多いかと思いますが、目の前にある喜びを感謝し、これからの人生の土台作りの3年間にしてほしいと願います。
午後からは、部活生を対象とする入寮式が行われました。野球部においては、先日行われたセンバツ大会が終わった翌々日から寮生活が始まっていましたが、正式に入寮を許可される式が催されました。保護者の方々にも同席していただき、学校長、舎監、部活動顧問からの説明が行われ、ある顧問の先生の話の中では、保護者の方が感涙するような一幕もあり、とても感動的な入寮式となりました。いつの時代でも愛する子供を想う気持ちは変わりません。まだ、右も左もわからない若干15歳の少年たちを断腸の思いで送り出していただいた保護者の方々には、頭が下がる思いであります。だからこそ、子供たちには自分の意志で厳しい道を歩んで欲しいと望みます。狭く厳しい道を切り開いた男だからこそ、その先に見えてくる世界があると信じます。
3年後、新入生たちがどういう大人になっていくか、今から楽しみを感じる一日でした。(Y・I)
卒 業 式 式 辞
2012年3月1日 校長 新井 秀
本日は伊達市長、仁志田昇司様を初め、生徒たちを送り出して下さった近隣の中学校の校長先生方など、数多くの来賓の皆様のご臨席のもと、第48回卒業式が行えますことを心から感謝致します。
卒業生諸君・保護者の皆様、卒業まことにおめでとうございます!心からお慶び申し上げます。卒業生諸君は今、過ぎ去った3年間の様々な思い出に浸ったり、これから始まる新しい人生に夢を描いていることでしょう。皆さんの聖光学院での3年間は実に目覚しい活躍でした。野球は甲子園で躍動し、清々しく礼儀正しいプレーは全国からお褒めの言葉をいただきました。被災で苦しむ福島県の皆様に大きな希望を与えてくれた、との言葉も数多く頂きました。強化指定部のサッカー・女子バレー・剣道も素晴らしい成果を残しましたし、他の部活も立派な成績を残しました。マイスターの資格取得でも目覚しい活躍が見られました。本当に素晴らしい活躍の3年間でした。
ところで、卒業式は新しい人生の〈始まり〉でもあります。今日から皆さんは自分で選んだ新しい人生を始めるのであります。進学する人もいれば、就職する人もいます。歳内君のようにプロ野球で頑張る生徒もいます。大学で野球やサッカーを続け、将来はプロを目指す生徒諸君もいます。でも進学した人も数年後には就職し、自立の生活を始めます。そのような皆さんに、どうしたら充実した幸せな人生を送れるのか、私の考え・信じていることを述べ、校長式辞としたいと思います。
私の結論は簡単です。先程読んでいただいた聖書の言葉「何事も愛をもって行いなさい」、これが決め手だと思います。本校が建学以来最も大切にしてきた精神は〈愛〉であります。校門に日本語で愛、ギリシャ語でアガペーと刻まれています。「何事も愛をもって行いなさい」。これはキリスト教を信じる、信じないにかかわらず、人間全てに有益な真理だと思います。京セラやKDDIを一代で作り上げ、3年間無給でJAL(日本航空)の建て直しに当たり、見事V字回復を達成した稲盛和夫さんは、ご自身は得度した禅宗のお坊さんでもありますが、いつも自らをチェックする言葉は「今自分がやっていることは本当に人のため、社会のためになっているのか?」だそうです。稲盛さんは、『生き方』あるいは『考え方』などの本の中で、人生・仕事の結果=能力×熱意×考え方、であり、この中で最も重要なのは考え方だと言っています。いくら能力に優れ、人一倍の熱意を持っていても、向かう方向が間違っていたら、その人の人生は不幸で悲惨なものになると言うのです。去る2月11日に私たちは創立50周年記念式典を行い、ダイユーエイトの社長であり、同窓会会長でもある浅倉俊一先生からご講演を頂きました。私は本校第4回卒である浅倉先生が、どういうお話をして下さるか、非常に楽しみにしていました。どうして1代で東証1部に上場できるような大きな会社を創ることができたのか?と真剣に話に耳を傾けました。そして分かったことは、先の稲盛さんの考えとぴったり同じであるということでした。これからは郊外に広い駐車場をもつアメリカ型の店舗が必要だと見抜いた能力、遠慮気味に「少なくとも人の3倍は働きました」という努力、そして「お客様のために何ができるか、これが永遠の課題です」という愛に根ざした考え方の持主であることを知りました。「もし、人一倍金持ちになりたい、人一倍有名になりたい、という私利私欲で商売をしていたら今日のダイユーエイトはありません」とも言われました。本校の愛の精神が浅倉先生の中に脈々と生きていることを知り、感動を禁じ得ませんでした。
卒業する皆さん、「何事も愛をもって行いなさい」、どうかこの言葉を胸に、これからの一日一日を元気一杯、誠実に、生きていって下さい。必ず充実した幸せな人生が待っています。
最後に、インドのカルカッタで愛の実践をし続け、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの詩を紹介します。
「あなたが善を行うと、目立ちたいからそれをしたと言われるでしょう。気にすることなく、善を行いなさい。
良い行いをしても、おそらく次の日には忘れられでしょう。気にすることなく、し続けなさい。
あなたの正直と誠実さが、かえってあなたを傷つけることもあるでしょう。気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。
助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。気にすることなく、助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。蹴り返されるかもしれません。でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい」。
素晴らしい詩ですね。皆さんの人生に幸多きことを祈念しつつ校長式辞と致します。
2012年3月1日 聖光学院校長 新井 秀
最近、授業に行くと各クラスで懸命にクラスシャツのデザインを考えている様子が伺えます(なかには、口論になっているクラスも…。それだけ本気なのです)。この光景は例年6月に見られる光景ですが、今年はこの時期…。その理由は、1学期末に行われる予定だった校内競技大会が11月1~2日に行われるからです。学校行事はたくさんありますが、やはり生徒が一番盛り上がるのはこの競技大会!
運動好きな生徒たちが盛り上がるのは勿論ですが、各クラスで作成したシャツで体育館やグラウンドがカラフルになるのも楽しみの一つです。再来週の競技大会当日、各クラスがどんなシャツを着て登場するのかとても楽しみにしています。
また、競技大会後は文化交流会、2年生は修学旅行と学校行事が続きます。部活動においても毎週のようにどこかの部活が大会参加と本当に大忙しです。イベントがたくさんあって気が緩みそうですが、楽しく有意義な時間にするために、まずは体調管理に気をつけベストコンディションで臨みましょう!
明日、9月28日(水)は校内スポーツテストです。
本校のスポーツテストは、毎年、福島市の信夫ヶ丘競技場で全校生一斉に実施
しています。全教員協力のもとに、「50m走、立幅跳、長距離走、ハンドボ
ール投、上体起こし、反復横跳び」の6種目を測定します。また、それとは別
にクラス対抗の4×100mリレーも実施します。今年は、原発による放射能
の影響で毎年7月に行われていた校内競技大会も実施されなかったため、クラ
スが一丸となってスポーツに取り組むイベントははじめてになります。大いに
に盛り上がることを期待します。信夫ヶ丘競技場は放射線量も低くなり、中学
校や高校の陸上競技大会や福島市内の多くの高校でも既にスポーツテストな
どが実施されています。先週は、台風の中でもスポーツテストを実施した高校
もあったと聞きましたが、明日は晴天になることを祈りたいと思います。スポ
ーツの秋です。普段はスポーツをする機会が少ない生徒達にも晴天の空の下で、
本当の空の下で清々しい汗を流すことを願います。 (T.N.)