先生のひとりごと

ただいま帰校、野球部の選手よくやった!!

　今夏甲子園でPL学園と戦った3年生が8月で引退して約1ヶ月。メンバー8人が入れ替わり、苦戦が予想された秋季大会ですが、見事に優勝を飾ってくれました。新しくレギュラーとなった8人、そしてベンチ入りのほとんどの選手はBチーム出身。この秋の大会を目標に、下積みを積んだ成果が今日一つの形となって実り、本当に嬉しく思います。

　今年の東北大会は青森開催。私自身聖光学院に赴任して10年になりますが、青森開催の東北大会に出場するのは初めてです。青森での秋季大会はとっても寒い!　と聞かされていますので、体調管理も大変そうです。そしてインフルエンザ対策。茨城の名門常総学院がインフルエンザで大会を棄権しましたが、選手達もさぞや無念だと思います。我々にとっても他人事ではありません。東北大会まであと約2週間。定期試験もありますし、調整は難しいと思いますが、練習を含めて出来ることは全てやり、万全の状態で大会を迎えられれば、と思っています。

　まずは野球部の諸君、特にこのチームを苦労して苦労して作り上げた主将の村島大輔!!　本当によくやった!!　優勝後の涙が彼の歩みを象徴していました。おめでとう。でもこれからが大変。夢に向かって、さらに頑張ろう!!　　　(Yokoyama)

選抜強化リーグ結果速報

9/6いわき市で、第3回福島県小中高校生卓球競技選抜強化リーグ大会が行なわれ、本校からは4名が参加しました。この大会は、私が高校生（17年前くらい）であったころから開催され、競技力の向上を主に、『日本一になろう』というスローガンのもとに年6回、各地区で開催されています。上位入賞者には、中国遠征の補助や他県との交流試合などに参加できる権利が与えられます。さて、今回から3年生が抜けた形でのリーグ戦でしたが、全国ベスト8に入賞し、全日本選手権の出場権を獲得している中学生や東日本国際大学からトレーナー2名も参加してくれました。聖光学院の生徒の結果は以下の通りです。

渡辺1組・・・4勝3敗、大内4組・・・4勝3敗、佐藤6組・・・5勝1敗（1位）、児玉・・・2勝5敗

観覧席から見ていましたが、上位リーグは接戦が多く見られ、体力精神力共に先に崩れた方が負けているケースが多かったように思います。そのなかには、技術が試合で出し切れないで終わってしまう場合が多くあります。それだけに戦術と状況判断、そして実行力と前向きな気持ちが必要不可欠です。今回の反省を練習で改善し、連休後半の二本松オープン、白虎杯でハッスルしてくれることを期待したいと思います。ちなみに私も、白虎杯に出場予定です。・・・（SO）

福島県サッカーリーグ2009（Ｆリーグ）の表彰を行いました。

　Ｆ２リーグにおいて本校サッカー部は４勝１敗３分の第３位となり、Ｆ１リーグへの昇格を決めました。本日、その表彰伝達を行いました。

　本校サッカー部は強化指定部に指定されており、野球部・女子バレー部に次ぐ好成績を残しています。１０月からの選手権に向けて気を緩めず練習に励んでいます。聖光サッカー部ガンバレ！！

キャプテンの半澤祥太君（松陵中）

F2ﾘｰｸﾞ得点王の齋藤啓史君（安達中）

Ｆ２リーグの結果

第1節．　４月１２日（日）

福 島 南　０―０　聖光学院

第２節．　４月２６日（日）

聖光学院　１－１　安　　積

第３節．　５月　３日（日）

相　　馬　１－２　聖光学院

第４節．　５月２３日（土）

聖光学院　３－１　小高工業

第５節．        ６月２７（土）

聖光学院　０－１　学法石川

第６節．　７月　４日（土）

東日大昌平　０－５　聖光学院

第７節．　７月１１日（土）

勿来工業　０－７　聖光学院

第８節．　７月１８日（土）

聖光学院　０―０　ｱｶﾃﾞﾐｰ福島

走れS校バスケットボール部

「走れT校バスケットボール部」という小説をなぞったタイトルです。（笑）

聖光学院バスケットボール部は他の運動部に比べ人数も少なく、実績もまだまだありませんが他の部活同様、日々練習にはげんでいます。

一人一人の意識の高さは、他の部活に負けていませんし、現在新人戦に向けて全員バスケでがんばっています。

なにより自分が一番、聖光高校のバスケ部顧問であることがうれしいと思える毎日を送っています。

　自分が四苦八苦している時、ある先生がこんな言葉を自分にかけてくれました。

「下から見るととてつもなく大きく見えるけど、上から見るとそれはなんて小さいことだと気づく。上からものを見なさい。１勝を目標にするのでなく、全国で優勝することを考えて物事を考える。それを目標にすれば、１度負けても準優勝だよ。」

　自分には持っていない考えでびっくりしました。この言葉は自分を変えてくれた一言です。

さぁ、聖光バスケ部。全国制覇目指して突き進むぞぉ～。

w.s

野球部のマスク着用は「予防」です!!(笑)

　今日、ある方からこんな事をいわれました。「聖光学院の野球部の生徒が全員マスクをしているのは、甲子園から新型インフルエンザを貰ってきて、部内に蔓延しているからだ」という噂が広まっている!!　と。ちょっ、ちょっと待ってください!!　冒頭に書いておきますが、野球部内でインフルエンザ感染者は0名です!!　

　甲子園から帰福したのが17日。19日には秋季支部大会の抽選会が行われましたが、その席上、インフルエンザが大変流行っているので気をつけましょう、との話しがありました。これを聞いて、もし、感染者が出て当該選手が試合に出れなかったら、さらに集団感染したりしたら、最悪大会を棄権なんてこともあり得るのだから、とにかく予防!!　というわけで、翌日からマスクの着用を義務付けたのです。

　確かに、県立岐阜商業や花巻東高校の応援団が帰校後にインフルエンザの感染者が出たとのニュースが流れました。野球部員が全員マスクを着用していたらそう思っても仕方ないですよね。もし県北地区にインフルエンザ大流行!　なんてことになって、その元凶は聖光の野球部だ!!なんて言われたら大変です。

　この対処はあくまで「予防｣。もちろん現在のところ感染者はいません。明後日からは支部大会が開催されます。新チームもこの秋に向けて練習を積んできましたから、勝敗はともかく何とかベストの状態で臨ましてやりたいですよね。ですから近隣の皆さん!!、安心してください!?　野球部員の近くに来てもインフルエンザはうつりませんから(笑)。

　さて、いよいよ「秋｣の開幕です。夏は終わり、チームも変わったのですから、王者でも何でもありません。ほぼメンバー総入れ替えですし、新たな挑戦の始まりです。新チームの主将は、地元大鳥中出身の村島大輔君。ファイターでキャプテンシーを持ったなかなかの男です。Bチーム時代から主将を務め、チームをまとめ上げてきました。松本主将は控えでしたが、村島君は遊撃手のレギュラー。当然主将のタイプが違えば、チームカラーも違います。ニュー聖光学院の船出、決して楽な航海ではないと思いますが、荒波の中を正々堂々と渡っていってもらいたいと思います。皆さん、応援よろしくお願いします!!　(Yokoyama)

初優勝！

8/15・16福島体育館で、全日本卓球選手権大会県北地区予選会が行われ、本校の渡辺健吾君がｼﾞｭﾆｱ男子ｼﾝｸﾞﾙｽで初優勝しました。渡辺君は1年生の頃から県北大会では常にベスト4で、準優勝が4回（多分）でなかなか優勝できずにいました。本人のやっと勝てたという表情が印象的でした。

次の日はダブルスの予選。昨年の県大会で準優勝だった渡辺健吾（聖光）渡辺香菜（福島高）ペアが混合ダブルスで、優勝！なんと決勝戦の相手が父親と母親のダブルスで、家族対決！結果は3-1で子供達の勝利！2年前、父母のペアが県大会で3位入賞し、昨年は子供達が準優勝とすばらしい活躍をしています。10月4日に、ｼﾞｭﾆｱの部（聖光学院生6名参加）、24日にダブルスの部（聖光学院生2ペア）が南相馬市スポーツセンターで開催されます。活躍が楽しみです。

ちなみに折れない心が身に付いているかが問われた男子ダブルスは、渡辺・佐藤ペアが決勝進出するも、聖母中の監督のペアにｾｯﾄｵｰﾙ9-7から9-9、9-11の2-3で敗れ、準優勝止まり。9-9から弱気のレシーブを3球目攻撃され、続く1本も攻められて終了。9-7からの1本が勝負だったのだが・・・心の強さは一つ一つの積み重ねが大事だということを再確認させられた。（ｓｏ）

言葉

言葉の力はすごいですね！！！

最近生徒からこんな言葉をいただきました。

「先生、まだ２年生ですが、本当に聖光に入学して、そしてこの部活に入部してよかったと思っています。」

本当に私は生徒に救われることが多いです。

生徒には、「３年生で卒業する頃には、もっとよかったって思わせてあげるよ。」

と言葉をかけました。

自分は本当にまだまだ先生として未熟者で、逆に生徒に助けられることの方が多いです。

生徒に何を返してあげられるか・・・。

生徒のために、日々全力で向き合っていこうと再確認した１日でした。

聖光学院の生徒のみなさん、一人ひとりが大好きです。

w.s

挑戦者から原点回帰まで。野球部の年代別モットーとは？

　2003年からひとつの｢伝統｣が続いています。それは野球部の大きなモットー「不動心」のほかに、年代別にモットーを掲げること。選手たちは、その言葉を胸に刻んだベースボールシャツを春先に選手独自でつくっているのです。

　2003年、今年と同じように秋・春を制した代が掲げた言葉が「挑戦者」。王者としてではなく、チャレンジャースピリッツをもって臨む決意でした。決勝で敗れはしましたが、見事な戦いぶりでした。2004年は「肉食動物」。これは思わず苦笑した覚えがあります。あまりにも直接過ぎて。でも、今は盛岡大付属の部長を務める松崎克哉主将の代らしく、牙をむき、まさに肉食動物のような勢いで、甲子園ベスト16まで進みました。それ以後、「一燈照隅」→「大同団結」→「下克上」→「天命」と続き、「原点回帰」にたどり着きました。この変遷はとても面白いですね。現実的な言葉から、哲学的なものに発展し、そして原点に立ち戻る。

　昨日のブログにも書きましたが、今年、「原点｣に回帰した選手たちが、甲子園と言う舞台で、チャレンジャーとして戦います。数多くのご支援頂く皆様にいい報告が出来るよう、精一杯戦ってまいります。よろしくお願いします。

　｢先生のブログ｣は夏休みも原則的に平日毎日更新していく予定です。私も大阪から時間があればアップしていきます。その時はぜひ読んで下さい!!　(Yokoyama)

野球部から学べ！折れない心！

聖光学院高校野球部、3年連続の優勝おめでとうございます。職員会議が行われ、決勝戦を振り返りながらこのブログを書いています。私自身も運動部の顧問ですので、決勝戦のみ応援させて頂きました。一番感じたことが、勝者の歓喜の裏にある、敗者の厳しさでした。まさに天国と地獄！優勝のシーンを見る度に、数年前の開成山球場で一度だけ敗れた決勝戦を思い出します。

卓球部の顧問をしていますが、先日、福島県総合体育大会で初の決勝戦に進出し、帝京安積高校と対戦しました。前半エース渡辺が勝ち、3番のダブルス勝負！ところが勝負できるほどの心の強さはなく、0-3で取られ、後半4番5番の選手が粘りを見せたが、5番の選手が敗れて、2-3で試合終了となりました。試合終了の挨拶の後、会場から拍手を頂き、心が熱くなりました。顧問となり、11年目、初の決勝進出、準優勝に終わりましたが、新たな発見と厳しい現実を受け止めさせられました。

この夏の課題は、一人一人に、体力と耐力をつけさせ、野球部がみせてくれた折れない心を身に付けさせることである。もし、この課題をクリアすることができるならば、秋の新人大会そして全国への道が、確実に見えてくるだろう・・・。今後も体育館の地下室の暗闇で地味に頑張りたい（so)

優勝!! ご声援ありがとうございました。

　もう昨日ですね。夏の大会決勝戦、何とか接戦を制し、優勝することが出来ました。

今大会、本当に苦しい試合の連続でした。初戦から延長戦、全6試合中4試合で逆転勝利。好投手との対戦が相次ぎ、攻撃陣もあと1本が出ないという連続。それでも我慢強く戦った選手達、本当によくやってくれました。おめでとう!!

　決勝と相手となった東日本国際大昌平高校、素晴らしいチームでした。2年前も準決勝で戦いましたが、それ以来の対戦。まだ2年生が中心のチームのようですから、来年は脅威になります。聖光学院も7年前、決勝戦での敗退を経験しました。こんなに悔しいことはありません、我々もさらに精進し、また決勝の舞台で戦うことが出来るようにしたいものです。

　3連覇とはいえ、3年生にとっては一生のうちで1回しかない夏。生徒達は全力で戦い抜きました。甲子園の戦いはさらに厳しい戦いとなりますが、やるべき準備はすべて行い、万全を期して臨みたいと思います。

　応援頂いた数多くの皆様、本当にありがとうございました。今後もいろいろご迷惑やらご心配やらをおかけするかも知れませんが、何卒よろしくお願い致します。

　本当に本当にありがとうございます。心から感謝いたします。(Yokoyama)