皆さん、お早うございます。今日も暑い日になりましたが、私はサッカーのW杯で熱い日が毎日続いています。
昨日は優勝候補大本命のスペインvsスイスの試合がありました。圧倒的な強さで予選を勝ち抜いてきたスペインがどれほどのものか、非常に楽しみにしていました。また、そのスペインを相手にスイスがどのように戦うのか、非常に興味を持っていました。
ほとんどの人は「スペインが優勝する」「スペインとスイスならスペインが勝つだろう」と予想したと思います。しかし、私はスイスの堅守速攻がスペインから勝利をもぎ取るのではないかと考えていました。そう予感したのはW杯前に行われたクラブのヨーロッパチャンピオンを決める大会で優勝したインテルのサッカーを見たからです。完璧な組織での守備と無駄のない速攻で優勝を決めました。また、インテルは、その時の準決勝でスペイン代表が7人もいるバルセロナに勝っていました。今回のW杯はこの戦い方で一番質の高いチームが優勝すると感じました。
試合は開始から終了まで、圧倒的な支配力でスペインがゲームを進めました。個々の高い技術力と、その融合で美しいサッカーを披露していました。ボールを奪われない速いパス回しで、スイスの何倍ものシュートを放ちました。しかし、奪った得点は0点です。対するスイスはシュートをほとんど打つことができませんでしたが、1点を奪いました。圧倒的にスペインが攻めていたのです。ボールを奪うこともできずに守備をするしかなかったスイスがゴールを決めたのです。
試合を見る限り、誰が見てもスペインの選手のほうが技術的にも優れていて、スイスを圧倒していました。とても美しいサッカーをし、観客を沸かせました。しかし、勝負には負けてしまいました。これが、サッカーです。圧倒的に支配していても負ける。圧倒的に支配されていても勝てる。ここにサッカーの怖さと面白さがあると思います。ただし、勝つチームには理由がありました。1つはスペインがゴールに貪欲に迫ってこなかったこと。2つ目はスイスの選手が戦術を徹底したこと。3つめは、スイスのGkが好調だったこと。4つ目は、スイスの選手は身長が高く外からのボールに強かったこと。5つ目は試合終了まで集中力を切らさなかったこと。これだけの要素が重なればスイスが勝ったことも予想外のことではないと思います。
さて、今日は3年生の進路ガイダンスがあります。就職試験や進学試験の日にちがどんどん迫っています。厳しい就職&進学試験を突破し、自分の進路を実現させる。これにも同じことが言えるのではないでしょうか。一人一人がしっかりと分析し、準備を進める。そして、集中して粘り強く努力する。目標達成するには目標達成するだけの要素があると思います。3年生のみならず、1・2年生にも目標を定め、目標に向かって1日1日を大切に過ごして欲しいと思います。