今日から平成30年度がスタートしました。今年度も頑張ろう!生徒の顔を見てそう思いました。
さて、皆さん、見城徹さんという方をご存知でしょうか。株式会社幻冬舎を創業した編集者で、その昔、故尾崎豊氏と深い関わりを持っていたのですが、その方があるテレビ番組で「名言」を言っていましたのでご紹介します。
「憂鬱でなければ仕事じゃない。苦しくなければ努力じゃない。寂しくなければ恋愛じゃない。」
見城さんは石原慎太郎さんに仕事の話しをしに行った初対面の時、石原さんの年齢に合わせてバラの花をもって行ったそうです。それだけでは誰にでもできると、石原さんの小説を3冊ほど暗記し、「私は石原さんの著書を暗唱できます!」と語り始めたそうです。そうすると石原さんはしばらくして「もう分かった。お前とは仕事をするよ」と言ったそうです。
凄いですよね。小説ですよ。それも3冊。作家さんと仕事をするために、そこまでやるのか!そう思います。見城さんは言います。「圧倒的努力をしなければ、鮮やかじゃないじゃないですか。誰でもできる努力、苦しくない努力をしても、それは鮮やかじゃないですよ。楽をしたい気持ち?それはないですね。しんどいほう、しんどいほうに舵をきります。」
みんな、仕事は楽しく、何ていうけれど、僕は努力しています、何ていうけれど・・・。憂鬱になるほど真剣に仕事と向き合っているか、苦しくなるほどの圧倒的努力をしているか。
世の中にはいろいろな価値観はあるけれど、見城さんの考え方も一つの価値観。感銘を受けます。
今年度もいっぱい憂鬱なことがあるかも知れない。でもそれを圧倒的努力で乗り越える。そうした時、その向こうにきっと鮮やかな景色が広がっているんだ。それを信じて、今年度もがんばろう!