柔道部の1年生部員が、先日伊達警察署長から表彰された。
ほばら中央公園という非常に広い公園で、自主的な体力トレーニングをしている時だった。
5歳くらいの男の子を見なかった?と警察官に声をかけられた。
「見ていません」
そう答えた二人。
普通ならば、そこで終わりだろう。自分も遊んでいるわけではない。
柔道には体重制限があり、大会前のこの日は、その調整に「練習」していたのだ。
でも彼らは、警察官が立ち去ったその後で、行動に移る。
広い公園で、その男の子を探し始めたのだ。
先日、この二人の柔道部員に会った。
凄いことをした、なんて全然思っていない。いたって普通。
「大変だと思ったので、探しました。」
彼らにとっては、いたって普通の行動だったのだ。
「感動」の語源は、「感即動」と聞いたことがある。
「感じたら、即、行動」。
彼らの行動はまさに「感即動」だった。
だからこそ、彼らの行動は「感動」を生んだのだ。
素晴らしい行動力に感服!感動をありがとう!!