最近、嬉しいお話を聞けて感動したので、みなさんにも少しおすそ分けしたいと思います。
学校の近くにあるある施設に行く機会があり、そこに勤めている館長さんからこんなお話をいただきました。
館長:「聖光の生徒さんは、本当に凄いですよね。」
私:「ありがとうございます。ウチの生徒が何かしましたでしょうか?」
館長:「はい。先日、近くの小学校に行ってきたのです。そこで、低学年の男の子たちが私に明るく大きな声で挨拶をしてきてくれたので、私は嬉しくなって『立派な挨拶だね』と褒めると、その中にいた男の子の一人がこう言うのです。『聖光のお兄ちゃんたちは、もっと立派な挨拶をするよ』と笑顔で答えてくれたのです。まさかの言葉に私は、感動してしまいました。そのことを小学校の先生に伝えたら、先生はこう話してくれたのです。『この間もある方からお宅の生徒さんは挨拶が立派だねとお褒めの言葉をいただきました。それを聞いた一人の男の子が聖光のお兄ちゃんたちのように立派な挨拶ができる人間になりたいです。と言っていたのです。私たち教員が教えるよりも身近にいる高校生が素晴らしい姿勢だからこそ、子供たちは真似をして自然に成長させられているのです。』そんな生徒さんを持つ聖光さんは素晴らしいね。」
と言っていただけたのです。本当にありがたいお言葉でした。
ついこの間も、こんなことがありました。
4時間目の授業を終えて寮に戻ろうとしたところ、午前中で学校を終えたと思われる小学生の女の子が3人並んで楽しそうに歩いていました。
昼食を食べに帰ってきた寮生の一人が車で帰ってきた私を見かけて、いつも通り「こんにちは!」と挨拶をしてくれたのです。その言葉に反応し、一人の女の子が「こんにちは!」と返していたのです。私の存在に気が付いた女の子は、「私にしたわけじゃないのに、思わず挨拶しちゃった」と恥ずかしそうに笑っていたのです。
そんな女の子を見て、私は微笑ましい光景だなと美しく感じました。
挨拶一つで世の中を明るくすることができる。
高校生の姿に感銘を受け、小学生が清々しく成長していく。
そんな聖光生を持つことができ、誇りに感じるひとときでした。