満員のバスに、途中から一人の女性が大きな荷物を提げて乗ったが席がない。誰も立ってくれない。
運転手はしきりにバックミラーを見ていたが、たまりかねたとみえて、
「奥さん、席がなくてお困りですね。僕が立ちますから、ここへお掛けください」と。
次に乗客に向かって、「皆さん、僕が席を離れるとバスはいつまでも動きませんが・・・」と言ったので、乗客は驚いてあちこちで席を譲ろうと立ち上がった。
運転手は、「そんなに立っていただかなくとも御一人で結構です。奥さん、お掛けなさい。サンキュー」といって運転を続けたというアメリカの話。
粋ですね、この運転手さん。バス、電車・・・皆さん、是非ともこの話しをお忘れなく!!