知覚動考
◆仏教や禅の言葉で、「知って→覚えて→動いて→考える」という意味です。
いくら知っても、いくら覚えても、動かなければ結果は変わりません。
最初の一歩をなかなか踏み出せない人は、
始める前にあれもこれもと考えすぎることが多いようです。
「今はまだ違う」「うまくいくだろうか?」「失敗するよりは今の状態の方がまし」
「もっとよいタイミングがあるはず」「今は忙しいから落ち着いてから取り掛かろう」
と言い訳をしては行動を起こしません。
失敗の可能性をとことん突き詰め、リスクを減らすことはできますが、
それを完全に排除することはできません。
その間にロスが生まれることもありますし、
結局やらないまま終わることが何と多いことでしょうか。
◆「知覚動考」は別の読み方をすることもできます。
知→とも、覚→かく、動→うご(く)、考→こう、
そう、「ともかくうごこう!」になるのです。
行動して初めてわかることもありますから、「悩んで動かず」よりも、
「ともかく動いてみる」「動きながら気付き、考える」でいきましょう。
そうですね。やろう、やろうとして、結局やらずじまい。そんなことは結構多いものです。
「知覚動考」は「ともかくうごこう」と読む。面白いです。
考えてから動くことも必要です。でも、行動力がないなと思う人は、
動きながら考えることです。
さあ、皆さん!今日もアグレッシブに行動力全開でいきましょう!!