フランスの著述家 ラ・ロシュフコーの言葉です。
◆強い人は、自分の弱いことを認め、受け止めることができます。
一方、弱い人は、弱さを認めずに虚勢を張ろうとし、
意地を張る必要がないところで意地を張ります。
虚勢や意地は自分を守ろうとすることの表れなのですが、
それがかえって弱さを示すことになってしまうのに気付かずに。
◆素直になれない人は、つまらないプライドを捨てて、
いっそ自分の弱さをさらけ出し、認めてしまいましょう。
そうすれば、虚勢や意地を張る必要がなくなります。
素を隠すことが当たり前の中、洗いざらいさらけ出すと、
最初は居心地の悪さを感じ、弱さを見せた自分に対して厳しい
フィードバックもあるかもしれません。
ただ、それを直視することで初めて、弱さを克服し改善でき、
また、必要なサポートを得ることができるのです。
◆素直でない人と接する人は、その人を認めてあげましょう。
旅人のマントを脱がせる「太陽」のように。
たくさんの他者受容感に包まれると、人は自己肯定感が満たされ、
素直になることができます。
◆弱い自分を認め、さらけ出していますか?
若いうちは、「強さ」を勘違いしがちです。自分を認めて欲しいがゆえに強がる。
バカにされたくないから虚勢を張る。でも、それって自分の弱さを認めてない証拠。
捨てるものを捨てると、人間って楽になる。そう思うんですね。
それがいつできるか。人間、成長していくと捨てられるんです。もちろん捨てられないものも出てきますけど。
でも、若いうちに捨てられないものと、今捨てられないものって、何ていうか、質が違うんですね。
「弱い人間は素直になれない」。
本当の強さを持っている人って素直なんですね。
自分に対して強いのか、人に対して強いのか・・・
さあ、今日も1日が始まります。今日はいつもよりちょっとだけ、
周りの言葉に素直に耳を傾けてみましょう。きっとそれは、自分の心と向き合うことと同じなのです!
それがたぶん、自分の弱さの克服の一歩目になるはずです!!