こんばんは。
現在、私は3年の担任をしており、毎日三者面談に追われています。
クラスの生徒一人一人の将来を預かっている身としては責任重大です。
生徒自身も自分の将来と向き合い、自分にとって一番良い選択をしようと毎日必死に悩んでいる姿が見られます。
私自身も高校や大学の時を思い出すと、色々と悩んでいた時期もあったなと思い出しますね。
大学生の時、私は教師になるか迷っている時期がありました。
採用試験はなかなか合格できない、倍率が高い、採用が少ない。
一方で、大学院に進む友人、就職が内定した友人が出てきて焦っていました。
そんな時、大学の先輩と話す機会があり、相談することにしました。
私 「正直今迷っています。大学院に進むか、教師になるか、就職するか。」
先輩 「教師になりたいんじゃなかったの?」
私 「はい。でも、難しいじゃないですか。倍率は高いし、採用数は少ないし。」
先輩 「でもさ、夢って叶えるのが難しいから夢なんじゃないか?簡単に叶う夢なんてつまらないよ。だから、挑戦する価値がある。」
この言葉を聞いたとき、衝撃が走ったのを今でも覚えています。
それと同時に自分の考えがいかに甘かったか・・・というのも実感しました。
今、生徒達は進路について悩んでいる者、自分の将来を決めそれに向かって突き進んでいる者等さまざまです。
特に悩んでいる人には難しいから諦めるのではなく、難しいから挑戦するという気持ちを持ってほしいです。
進路を決めるために自分がやりたい事は何なのかを一番に考え、それをする為にはどうしたら良いのか、どうすれば実現できるのか。自分がやると決めたら最後までやり抜く。そういう気持ちを持って頑張ってほしいです。
3年生は何をするにも最後の年です。
部活も勉強も悔し涙ではなく、嬉し涙で終われるように今できる事を全力で取り組んでほしいと感じます。