先生のひとりごと

自分だけを見つめずに

　気温が春らしかったり25度近くの夏日のようになったりと、非常に気温の変化が激しい日常ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか？今年度初投稿となりました！本年も普段読んでいる本のなかから抜粋しながら投稿していきたいと思います。1年間よろしくおねがいします。

　さっそく今回は、「大切なことに気づかせてくれる３３の物語と９０の名言」という本のなかでも、究極のコーヒーと神様という題に沿って紹介していきたいと思います。

　あるところに、長年、究極のコーヒーを求めていた人がいたようで、その方は最高に美味しく入れる方法を手にいれました。続いて求めたのはコーヒー豆で、それを求めて世界中を旅しますが見つからず、嘆いていると目の前に神さまが現れ、「求めているコーヒー豆は天国にある」と告げ、その方を天国へ招待したそうです。その方は喜んで命を捨て、天国へ旅立ち、ついに究極のコーヒー豆を手に入れました。そして、いままでの人生をかけて学んできた全てを尽くし、神さまに一杯のコーヒーを作り差し出したのですが・・・。

　結果はどうかというと、神さまは香りを楽しんだ後に「砂糖とミルクは？」と告げ、男はハッと気付いた時には時すでに遅しの状態でした！

 

　このことから考えられるのは、「自分が考えていることが、相手の考えていることを考えず自己満足で終わってしまってはいけない」ということだと考えられます。

　自分が良かれと思ってやっていること。実は相手からはどう感じているでしょうか？そこまでを考えながら行動したときに初めて、人の思いや愛情が身にしみて感じてくるのではないのでしょうか？

 

長々となってしまったので、まとまってはいませんが、この辺りで終わりにしたいと思います。拝読していただいた方、ありがとうございました！　（Ｋ・Ｓ）

可能性は∞

　最近読んだ本で「学年ビリのギャルが１年で偏差値を４０上げて慶応大学に現役合格した話」が印象的でした。

　この本を見て感じるのは、自分の可能性を自分自身で摘んでいるのではないかということ、人との出会いで人間はいくらでも変わることができることができるのだなということでした。

　実際今年に入り、挑戦したことがあります。それは資格試験。生徒に資格指導はしているものの、自分では教員免許しか持っていなかったので、生徒の気持ちを知るために資格試験を受けました。

　実際得るものは大きく、最近味わったことがない試験に対する緊張感や場の雰囲気、生徒はこのような経験をして合格という結果を残しているのだなと尊敬してしまいました。

　同時に自分では出来ないと思っていても、行動に移すことで実際は出来ることがまだまだあったり、もっと生徒の可能性を引き出す指導をしなければならないと身が引き締まる思いでした。

　先日インターハイ予選の壮行会がありました。少し前まで１年生だと思っていた生徒が、先輩となり、今では壇上で立派な姿を見せている姿を見て、感慨深いものがありました。

　可能性は無限大です。自分の枠にとらわれず挑戦し続け、最高の結果を残してください。期待しています。

 

　・・・・。本の内容を書くつもりが全然書いていませんね。（笑）

　お勧めなので是非読んでみてください。

　

　

本田宗一郎に学ぶ

  本田宗一郎といえば、スーパーカブ、マン島TTレースやＦ１が代名詞。本田技研工業の創業者である。今日は幾多の困難を乗り越え現在の地位を築いた本田総一郎のエピソードを紹介したいと思います。

　1950年代に会社は経営難に陥った。しかし、本田宗一郎は従業員の士気高揚を図ることで経営を立て直そうと、多額の資金が必要なマン島TTレースやＦ１などの世界のビッグレースに参戦することを宣言し、見事に経営を立て直した。1962年にはF1に参加し、優勝を成し遂げることができた。常に挑戦する心を忘れることなく社員に意欲と情熱を持たせることのできる人であった。

  そんな中、1986年、F1でのホンダエンジンの圧勝を面白く思わないFIAはターボエンジンを禁止した。この決定にホンダのチーム監督は憤慨した。しかし、本田宗一郎はチーム監督に「ホンダだけがターボ禁止なのか？違うのか、馬鹿な奴らだ。ホンダだけに規制をするなら賢いが、すべて同じ条件でならホンダが一番速く、一番いいエンジンを作るのにな。」そんな話をし、チーム監督は憤慨から一転、嬉しさを覚えました。

  もう一つは、社長を退いた後、国内の７００ヶ所の事業所、販売店、工場などをすべて回り従業員一人一人と握手して「ありがとう。ありがとう。いつもありがとう。」と言い続け従業員への感謝を忘れることがなかった。

  本田宗一郎は多くの失敗を繰り返した人物でも有名です。しかし、その失敗を無駄にすることなく逆境を逆手にとり成功に導き、数少ない成功をものにしています。そんな成功の裏付けが従業員への感謝の心であったのではないかと思います。

 

春満開～桜～

　先週の土曜日に、今年初めて桜を見に行ってきました。

信夫山に行こうとしましたが、吾妻運動公園まで行ってみました。

公園内は、桜が満開でした。

　4月から新一年生が入ってきて生徒も先生方も忙しい毎日だと思いますが、

桜をみてほっと一息はいかがでしょうか？

 

桜の咲く中での大会

新入生が入学して、１週間が経ちました。緊張感もって学習に取り組む姿が初々しく、頑張ってほしいと思います。

　ハンドボール部にも１４人の新入生が入部し、日々の練習を頑張っています。新２年生は多くの新入生の入部によって、先輩としての自覚も少しづつ出てきたようです。

　ハンドボール部は１８日から２０日まで本宮の総合体育館で県の春季選手権大会があります。

桜の花が満開を迎えており、新入生を歓迎しているようでした。

　３年生にとっては、最後の年の勝負がいよいよ始まりました。明日以降の試合に全力で取り組み、ぜひともいい結果を残してほしいと思います。（H.K)

春来たる

　みなさんこんにちは。４月に入り、高校生活も新たにスタートしました。新入生にとってはまだまだ学校生活になれるのにやっとだと思いますが焦らずに体調管理に気をつけて頑張ってほしいものです。

　さて、最近になりようやく桜も満開となり春の陽気を感じさせられる今日この頃です。気温も暖かくなりぽかぽかと天気も良い日が続いていますね。体を動かすにもちょうどよく汗をかくにも心地よいです。

　私の受け持つ部活も、冬の厳しいなかでの道場での鍛錬も今では、床の冷たさもちょうどよく感じられるようになり、一層ふだんの稽古にも気合を入れて励んでいるところです。冬の厳しさの中でこつこつと鍛錬してきた地道な成果が春にどう芽生えるか指導者としても楽しみです。間もなくインターハイ予選がはじまります。勝負の最後は精神力の戦いです。３年生にとって最後の夏、心と技の集大成を発揮できることを願う。

お久しぶりです！

今年度、1回目のブログ担当日になりました。

実は、昨日の担当でした。大変遅くなりました。

今年度は、1年生の担任ということで、新鮮な気持ちで

生徒と接しています。3/1の卒業式後は、なんだか

ふわふわした気持ちでしたが、入学式後、仕事量は

増加しましたが、あっという間に一日が終了しています。

次回は、今回のように遅れないように約束します。

・・・（so）

はじめまして。桜の時期ですね。

この時期の気温の変化についていけない年齢になりました。体調に気を配ることが多くなりました。本年度から、理科担当で赴任しました。宜しくお願い致します。

花見の時期ですね。大変、気持ちがワクワクします。20代の7年間、青森県弘前市に住んでいました。弘前公園はソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやヤエザクラなど52種・約2600本が園内を染め上げます。ライトアップされた弘前城天守と夜桜も見事で、この桜を見ながらの花見は、格別です。ぜひ、機会があれば弘前公園へ。ウンチク（理科）でひと言。桜の語源については、数え切れないほどありますが、古事記に登場する「木花咲耶姫」の「木花」がサクラを表すといわれ、「サクヤ」の読みが変化して「サクラ」になったといわれています。「サクヤ」「アスカ」等、世界中共通してある言葉が日本にもあることに興味があります。ヘブライ語由来の発音が現在も日本語の中にあるといわれています。また、青森県の新里村（旧戸来村）にキリストの墓では？という場所があります（行ってきました）。古代ミステリーに大変興味があります。

さて、本学で、私もきれいな花を咲かせたいと思っています。

 

 

 

本日のＮＥＷＳに書ききれなかったこと

　いや～熱い！熱い！！熱すぎる！！！

　桜も咲き始め、春の香りが街中を包み込む素敵な季節ですが、聖光学院高校の中は桜の花も散ってしまうのではないかと心配するほど、熱すぎるのです。何がそんなに熱いのかというと、今日の対面式もそうですが、今、生徒会がとても熱いのです。その熱さの発端となっているのが、生徒会長の宍戸美紀さんです。私がここで語るよりも今日の対面式で行われた生徒会長の挨拶を下記に掲載しますので、読んでいただくと分かるかと思います。

 

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春風とはいえない冷たい風を感じながらも、晴天の太陽の日差しは私達に春の訪れを感じさせます。季節の「春」という言葉には、木芽や、花の芽がふくらみ出る「張る」、天気が晴れることの「晴る」という意味もあるそうです。草木の芽が出て、晴天になる季節が私達の新たなスタートを祝福し、見守ってくれているかのようです。

　今日からこの聖光学院高校の一員となり、新たな学校生活を迎える新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは今、少し大きな制服に身を包み、まだ見慣れない校舎で期待や不安、様々な思いが膨らみ複雑な心境でいると思います。高校からは義務教育ではなくなるということは皆さんご存知ですよね。そこが中学校と高校の違う部分です。放課後になると委員会活動があり、また部活動などもあります。その時間は自分や仲間の新たな部分を見つけ、そして自分自身を成長させる大切な時間となります。義務ではなくなった分、ある程度余裕は生まれると思いますが、そこで弛まず、積極的に、そして有意義に毎日を過ごしてください。

　日々の授業は、多くのことを学び、知識を身につける他、学習することの大切さや楽しさ、限られた時間の使い方などを知る機会でもあります。ぜひ興味を深め、知識を増やしてほしいと思います。

　そして、我が校はキリスト教精神に基づくもの、校訓「神と共に働く人に」というのを掲げています。身を正し誠実で責任感強く勤労を尊び、隣人を愛し、奉仕の精神をもち創意と工夫に富む社会人として、人類の平和と幸福に貢献する者を養成しようとするものです。まだ入学したての皆さんには少し難しく感じる人もいることでしょう。しかし、これからは毎朝行われる礼拝が、総合的な学習となりキリスト教精神を学ぶことができます。聖書から、自分の様々な面を発見し、いつもとは違う視点から己という存在を見つめてください。

他にもこの聖光学院には多くの学校行事があります。弁論大会、競技大会、マラソン大会、文化交流会など月に１度は学校行事があるといっても過言ではありません。そういった行事や毎日の生活で、今迄の経験を生かし、ぜひ積極的に様々なことに挑戦し、１つでも多く学んでください。経験はしたことは全て自分の財産となり、成長へと導いていきます。

　しかし、時には自分に降りかかる大きな苦難に直面し、どうすればいいのか困ることがあると思います。そんな時には、私達上級生や先生方を頼ってください。きっと何か力になれることがあるはずです。

　最後に新入生の皆さんに一言言葉を贈り、生徒会長挨拶とさせていただきます。中国の詩人王燦という人がこう述べています。「 金縷(きんる)の衣は再び得べし、青春は再び得べからず。」 金糸で織られた高価な衣服は失ったとしても、これはもう一度手にいれることができる。しかし、１度失った青春は２度と手にいれることができない。という意味です。青春は人生に１度きりであり、お金では買えません。

　高校３年間は長いようであっという間です。胸の片隅にこの言葉を置いて、勉学や部活動など青春を謳歌してください。

　新入生の皆さん、今日から私達と共に学び、泣き笑い、かけがえのない時間を過ごしていきましょう。そして今しかない青春を楽しみながら、夢中になれるものを探してください。今隣にいる仲間と、私達と一緒に夢を追いかけましょう。皆さんと送る学校生活を楽しみにしています。

 

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　どうですか？みなさん！！

　同じ道を歩んできた者だからこそ共感できる含蓄ある挨拶でありました。瞬くように過ぎていく青春の日々、かけがえのない今を大事にしてほしい。そして、若き時代のこの瞬間にすべての情熱を懸けてでも惜しくないほどのものに出逢う大切さを宝物にしてほしい。という想いが伝わってきました。この内容は会長自らが考え、新入生に伝えたい想いを挨拶にしてくれました。

　生徒会はいつも陰ながら頑張ってくれています。各運動部が活躍する裏側では、選手たちを鼓舞するかのように壮行会を開催してくれたり、昨年はビッグイベントの学院祭の実行、先日の新入生のオリエンテーションや学校行事がある度に、いつも朝から晩まで休日を返上してまでも企画成功させるために精魂かけて尽くしてくれるのです。全国大会に出場する運動部にも負けず劣らず、頑張っている生徒会役員を誇りに思います。

　そして今回の素晴らしい会長の挨拶は「全生徒を代表する声」であります。本校には、そんな熱き生徒達がたくさんいます。生徒達は学校の宝です。

　新入生のみなさんも先輩以上に人生を謳歌し、次世代の聖光学院を築いてくれる人財となってくれることを期待します。

主は愛する者を鍛錬するー今年度の標語です。

今日から新学期がスタートしました。福島は桜がそろそろ咲きはじめるかというところで、明日の入学式は桜満開とはいきませんが、陽気はもう春そのもの。気持ちのいいスタートの日となりました。

さて、聖光学院では毎年聖書の一句からその年度の標語を決めるんですね。今年は「主は愛する者を鍛錬する」となりました。

 

今日の始業礼拝で、校長から発表されたのですが、そこで非常に興味深い話が。

ある研究所であった話しで、蝶が脱皮をする際、研究員がそれを手助けしたんだそうですね。するとその蝶はなんと飛ぶことはなかったんだそうです。何回やっても結果は同じ。

これは人も同じですね。生きていると様々な困難がふりかかる。でもその苦しみや壁を乗り越えると、人は強くなり、成長し、飛躍できるものです。

今年１年、いろいろとあると思います。でも、それら一つ一つから逃げずに、勇気をもって立ち向かっていきたいと思う今日の始業礼拝でした。

さあ、新学期スタートです。在校生のみなさん、「やる気スイッチ」を自ら押して、頑張ろう‼

（Yokoyama）