しばらく続いていた気温の変化も落ち着いてきて、蛙の鳴き声も聞こえ始め、とうとう本格的な夏へと向かっているようにも感じています。
夏を前に開かれた総合体育大会では、各部活動が日頃の鍛練の成果を十分に発揮し、その中でも弓道・剣道・ハンドボール・柔道が全国インターハイの切符を手に入れ、そのほか多数の部活が活躍をしており、大健闘をみせています。
運動部のみに限らず、文化部でも毎日放課後になると、頻繁に活動されている光景がよく見え、学校全体が活気付いてきているように感じています。いい伝統がこのままずっと続いてくれることを願っています。
話は変わり、夏を迎えるとともに、三年生は進路について本格的に始動し始める時期でしょう。また、二年生においても同様に自分の今後の進路について向き合い始める時期だと思います。
今回も、本の一部を抜粋させていただきながら終わりたいと思います。今回の著書は、千田琢哉さんが書かれた『君にはもうそんなことをしている時間は残されていない』という本から紹介させていきたいと思います。
『「来月こそ頑張ります!」は地獄の人生の始まり。 会社のノルマを達成できないサラリーマンの口癖に「来月こそ」というのがある。笑いごとではなく、それを40年間言い続けるサラリーマンも少なくない。 今月頑張れない人は来月頑張れることはない。「来月こそ頑張ります!」の真意は、今月はゆっくり休みますので勘弁してください、ということだ。~たとえ月末であろうとも、今月から頑張ろう。今月頑張らなければ、頑張る来月は永遠にやってこない。ご存じのように、来月成果がでるのは今月までの蓄積なのだ。』
日常的に生徒に対して、継続するとはどういうことかということかを問いかけると、「ひとつのことを続けて行うこと」とほとんどが口にします。ただ、継続しようと思ってやり始めたことはなかなか続かない部分を多くありますよね。
私が考えるのは、その場における状況のなかでなにが一番必要かということを常に考えながら行動していくこと!それが常に自分にとって必要だと感じているものがあるのならば、必然的に自分でそれをやろうとする。それが積み重なったものが結果的に継続というものなのかなと感じています。だから、千田さんの本にもかいてあるように、後回しにしてしまうと結局はまた次の月になったときになにも変わっていない自分がいるのだと感じています。
常に自分の心に素直に受け止め、何が必要かということを常に優先順位に挙げながら生活していくことが必要かなと思います。
三年生のみなさん、遊びに行きたい・楽をしたいと思うときも確かにありますが、今の状況のなかでなにをすべきが大切なのか考え、目標の進路実現にむけ、悔いのないようにしていってほしいと思います。
また、一・二年生もあとで考えればといっている間にあっという間にその時期はきてしまいます。その時期がきてからあわてることのないように、今のうちからしっかりと準備を進めていきましょう!
長々とまとまりもない文章読んでいただいた方ありがとうございました。(K.S)