先生のひとりごと

9月ももうおしまい

今日で９月中の登校日は最後です。週明けはもう10月なので夏服とは来年までお別れですね。

２学期が始まった2週間は本当に暑くて、特に第１校舎生はとっても残暑厳しい中、よく耐えたなぁって感心するくらい暑い日々が続きました。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」というように、秋分の日あたりから天気が崩れていることもあり、気温がグッと下がって、最高気温が10度前後下がってしまいましたね。寒暖の差が激しすぎて、生徒さんも何だか風邪引きが目立っていますね。

テレビを見ていると９月に入って、シチューやおでんのCMが始まり、スタットレスタイヤのCMさえ見かけるようになりました。徐々に長い冬に近づいている感じがしますね。さらに東北人はこの時期になると「芋煮会」が恋しくなりますよね。小学校・中学校では芋煮会の行事があったところが多いはず！むしろ、どこの地方でも芋煮会はあるものと思っているかもしれませんが、東北特有の行事のようですね。東北に生まれた以上、秋になったら是非に芋煮会してください！！

では、来週から中間考査が始まりますが、衣替えも忘れず、きちんと冬服で登校してきてくださいねぇ。

クリーン・ボランティア 9月15日 土曜日

今年も、クリーン・ボランティアが行われました。

昨年は、放射能汚染を配慮して、すりかみ荘での室内そうじをさせていただきましたが

今年度はすりかみ荘の外側の窓掃除をしました。

参加した生徒は28名、教師は3名でした。

 

きれいになって、施設の方から感謝されるのもうれしいですが

ボランティアを通して生徒同士が親しくなっているのを見るのも

うれしいものです。

 

 

謎の水玉模様

　今年の夏、7月30日から8月3日までインターハイのために長野県松本市に行ってきました。松本市といえば松本城を中心とした城下町であり、風情のある街並みが広がっていました。そんななか、生徒と少し散歩に出掛けると、町並みとはちょっと異質な赤の水玉模様のバスが走っていました。また、翌日練習会場に向かおうと車で走っていると白を基調とし赤い水玉模様が全体にペイントされた大きな建物を発見しました。調べてみると、そこは美術館であり松本市を代表する芸術家草間彌生さんのデザインであることがわかりました。大会期間中さすがに足を運ぶ余裕はなかったので、気になった水玉模様も草間さんについても、その後、特に気にすることはありませんでした。

　

　しかし、ブログの担当である今日の夜10時からNHKでまさにその草間さんを取材した番組が放送されるではありませんか。芸術にうとい私ですが、世界的に活躍する83歳現役女性アーティストの生き方に興味を持ちました。今日は夜10時前にはテレビの前でスタンバイする予定です。

　松本市に行かなければおそらく気にしなかったであろう番組ですが、何がきっかけになるかわかりませんね。出会いとタイミングって不思議だなと思う瞬間でした。

学食のありがたさ

　聖光学院には、他校にはあまりない、学食があります。麺類・定食・定番メニューのカレーなど、かなりのリーズナブルな値段で、提供されており、連日大盛況です。食券を買って、カウンターに並び注文の品が出てくるまでの速さがとても速く驚きです。

　学食は主に2～3名の従業員の方で運営されていますが、ピーク時の12時45分ごろは約５０人程度の生徒が集中し、その時の手際の良さは一見の価値ありです。時間のないわれわれには、とてもありがたい学食となっています。

　また従業員さんがとてもやさしく、「いつもありがとう」といった温かい言葉をたくさん生徒にかけてくださいます。そのやさしさを求めて学食に足を運ぶ生徒もいるのでは？！なんて思えます。

　食育のあり方が叫ばれる昨今、学食で食事の大事さを感じている生徒も多いのかもしれません。HK

最近の自分

　みなさんお元気ですか？２学期も始まりまだまだ暑い日が続きますが、暑さに負けず勉強に部活動に一生懸命取り組んでいることと思います。私も部活動の顧問として、毎日生徒たちと一緒になって体を動かし汗を流しております。気迫で負けないよう本気で行っているのですが、最近になって気付いたことは昔に比べ大分体力が落ちてきたなぁと実感するようになりました。なんとも辛い現実です。自分自身では、まだまだと思い生徒には負けまいと余裕の気持で稽古するのですが体力が持たない最近の自分。情けない一方でこれも現実かと受け止める日々です。先日のスポーツニュースでプロ野球選手の通称兄貴こと阪神の金本選手が涙ながらの現役引退を発表しました。年齢は何と４４歳。数々の記録を打ち出した鉄人金本選手もついに引退かと少しさびしい気持ちもありますがほんとうにお疲れ様でした。長い間、当たり前のようにプロ野球選手としてありつづけ活躍しつづけたそのプロ根性は、同じスポーツを志す者にとって尊敬せずにはいられません。私もそれに比べればまだまだ頑張らなくちゃならんと思い逆にパワーを頂いた気持ちです。兄貴ありがとーーーーーー。また今日からめげずに修行に励みます。（ｋ・ｙ）

週末の結果は・・・！？

9/15.16　郡山西部体育館で全日本卓球選手権大会の福島県予選会が

行なわれ、本校卓球部から6名が参加しました。

結果は以下の通りです。

ベスト32　曽根田皓希（２ＭＡ）　3回戦　佐藤颯斗（２Ｔ）・井手貴仁（１ＭＡ）

2回戦　萩原佑介（１Ｅ）　浅沼一輝（１ＭＢ）　1回戦　栃木拓夢（１Ｔ）

前回の大会で県大会に出場できなかった曽根田君が活躍しました。

2年生が落ち着いた試合運びが出来るようになったかなと思います。

 

9/30・10/28・29と新人戦が始まります。優勝目指して、今日からの

練習に臨みたいと思います。・・・ＳＯ

ボイラー取扱技能講習（小規模ボイラー）を行いました。

今年度は、本校舎の耐震工事があり、例年より１週間ほど長く夏季休業となりました。休業中の行事は、野球部甲子園をはじめ、各クラブのＩＨは勿論のこと、進路活動、そして、このボイラーの講習が行われます。

今年の長い休暇のおかげで、例年では受講ができない生徒も参加でき、９５名という過去最大規模で行われました。

講習は、８月27～28日の２日間,伊達福祉センターに於いて合計14時間の講習でした。大学の集中講義のような感覚です。生徒達も学校授業とは異なるため、苦労したことと思います。

今週の月曜日その結果が修了証として交付されました。初めての資格取得になる生徒もいれば、２級ボイラーへとチャレンジしたいと、意気込んでいる生徒も見られました。現在本校では、資格取得率は勿論のこと、難易度の高い各種国家資格、そして全国ジュニアマイスター顕彰にも積極的に取り組んでいます。

秋の涼しさはいずこ

　9月になり朝晩は秋の涼しさが訪れた。しかし，日中はまだ夏の暑さが残っている。この夏もエアコンを使わずに節電に努めたが，8月後半の暑さにはさすがに閉口した。

　さて，関東では利根川水系が降水量不足により，取水制限に入る。東北地方でもでも鳴子ダム（宮城県）や，玉川ダム（秋田県）など，貯水率が前年を大幅に下回るダムが目立っているという。すでに，農業用水を自主的に減らす取り組みが行われている。このまま雨が少なければ，生活用水も取水制限に入る。節電，節水，その他にも色々と我々は我慢しなければならないが，人は何か我慢するとその見返りを求めるものではなかろうか。

　本校は耐震補強工事のため例年よりも長い夏休みとなったが，今週から授業も通常に戻る。夏の疲れが今出てきている人もいるであろう。2学期はスポーツテストや，修学旅行，競技大会など行事が多くなる。様々な我慢に負けず，学校生活を楽しみたいものである。（MY)

本日の授業風景

新学期が始まり３日目となりました。まだ休みの気分が抜けていない生徒もいるのでは・・・？

でも、そんなことは言ってられません。３年生は進路実現に向け、非常に大事な時期です。志願書作成や履歴書作成、受験勉強などなど。やることは山のようにありますが、どんなに大きな山でも一歩一歩確実に登っていけば必ず頂上に着きます。まずは、やれることを１個ずつクリアして、夢に向かっていって欲しいです。

そんな中、私の授業の様子を少し紹介したいと思います。本日は、化学Ⅱの授業がありました。今年の化学Ⅱ選択者は１名ということで、マンツーマンで指導しています。マンツーマンで指導できるので基本からしっかり教えることができ、さらにパソコンを使い、実験の映像なんかも見せることができて、楽しく授業を進めることができています。

本日の授業はそのパソコンを使ってのアルカリ金属の反応性についての授業でした。アルカリ金属は空気や水と激しく反応してしまう物質です。ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウムというのがアルカリ金属の仲間たち。原子番号が大きくなるにつれて、その反応性も大きくなるのですが、実際に反応性が大きくなると口で言っただけではわからないですよね。実験では爆発を伴うので非常に危険です。なので、実際に生徒の前で見せることはなかなかできません。そこで、パソコンを使い、１ｇのセシウムを空気に中に放置しただけで、空気中の酸素と反応に激しく燃え上がる様子や水に入れた瞬間に爆発する様子を見せてみると反応性の大きさを理解してもらえたようです。

そんな彼も受験生です。早く大学に合格できるようにこれからも気合いを入れて授業をしていきます！

日本古来の涼み方

　まだまだ残暑は続きますが、今年の夏は、例年以上に暑い日が続いたように感じます。外で活動している運動部の子は、もう人種が違うかのような黒さを放っています。豊富な練習量を感じますね。（サッカー部の選手がまとまっていると、海外チームの選手かと一瞬見間違えるほど・・。）室内で競技している部活動も大変だったのではないでしょうか？「暑い、暑い、暑い・・・」と、どうしても口癖になってしまいがちですが、ふと思うとエアコンがない時代に生きていた人達は、どのようにして過ごしてたんだろうと気になりました。みなさんは、そのような疑問に思うことは、ありませんか？スイッチ1つで室内が快適な温度になるのは確かに便利ですが、エアコンがない時代には、様々な知恵が生まれたのだと思います。

　改めて調べてみたところ、どうやら昔の人々は「涼」を五感で感じていたようです。「目」、「音」、「舌」、「衣類」、そして、「住」などがあるそうです。確かに、今思い出すと小さい頃、おばあちゃんの家に行くと、様々なものがありました。夏になると必ず、縁側には「風鈴」があり、「すだれ」や「よしず」というものが軒先から垂らされてました。そこにできた日陰で横になりながら、「うちわ」や「扇子」などで風をつくる。一休みしていると、氷水で冷やされた「すいか」がでてきて、口いっぱいに頬張る。よく考えてみると、「きゅうり」や「トマト」などもあった気がする。夏の陽射しに火照らされた体が冷やされていくのを感じたことがある。それだけではない。おばあちゃんは、いつも「浴衣」や「麻の素材」の衣類を身に付け、朝夕とかかさず「打ち水」をしていたのを思い出す。（ちなみに、その水は、お風呂の残り水や夕立の雨水をためていたのを使っていた。）真夏に開催される「花火」や「夏祭り」なども、涼しさを与えられていた。

　今の時代だからこそ、「エコ」と言われるが、昔の人々にとっては、ごく当たり前の生活なのである。自然の恵みと共有して活かすその知恵を私達は失いかけているのだろうか。その自然と一体となる事によって、うだるような暑ささえも「幸」と感じれるのかもしれない。日本古来の涼み方は、まさしく「理」にかなっているものである。（Y・I)