先生のひとりごと

下準備の大切さ

AO入試・推薦入試の合格ラッシュがやってきています。難関である国公立大学の推薦入試に挑戦して、合格を勝ち取った生徒もおり、進路指導側としては大変うれしい知らせとなりました。

進路決定した生徒は保護者の方も含め、ほっと一安心のようです。

しかしながら上級学校進学が決まったからと言って、気を抜かずに高校3年間で学んだことの総復習をしっかりとしてほしいと思います。

一般入試で受験する生徒はこれからが本番であり、さらに得点を取れるように勉強を重ねてきます。その一般受験の合格者とAO・推薦で合格した生徒の間には大学入学後に学力差が生じてしまいがちなのです。また入学後の1年時は基礎教科の授業が多くなりますので、ここで一般受験生との差が出ないように、残りの高校生活で、大学入学後のための下準備をしっかりとしてほしいと思います。

クラスの中にはこれから受験の友達もいます。そのことも考えて、一緒に学力の向上を目指して学習することで、クラスの連帯感と自分の学力をさらに向上させていってください。（H.K）

今日はいい肉の日

イベントのたくさんあった１１月もほぼ終わり、今年も残すところあと１ヶ月になってしまいました。残すイベントは・・・期末テスト、学校クリスマス、そして第一種電気工事士技能試験です！

毎年必ず筆記試験は中間テストに、技能試験は期末テストに重なっています。学校の勉強、資格の勉強や実技の特訓など両立は非常に大変ですが、「少ない時間をどのように利用するか」とう時間の使い方や時間の価値観をしっかり身につけてもらいたいです。もちろんそれと同等に合格を目指してもらいたいですが！！！

技能試験まであと５日。ちょうど期末試験の間になりますがやり残したことがないよう、自信を持った状態で臨めるようにしてください！目指せ！！全員合格！！！

kwsm

※注　タイトルと内容は特に関係ありません。

大学自立進学は、本当に可能か？

私は以前、このブログに自立進学について書きました。今回及び次回にわたってもう少し具体的に書いていきます。親元を離れてのひとり暮らし（下宿）を避けるため、地元の大学を志望する傾向も強まっているが、福島を含め地方によっては選択肢が限られ、下宿を前提としなければ志望校を選べない学生がいるのも確かである。この不況下、果たして進学・下宿をするにはどのようなお金の準備、対策があるのか。

　昨年秋に実施された、全国大学生協連の「学生生活実態調査」によると、下宿生の生活費は毎月11万7770円で、ここから居住費を除いた額は毎月6万3130円だった。これは30年前の水準で物価の上昇を考慮すると、下宿生の生活は30年前よりも厳しい状況にある。同調査によると下宿生の仕送り平均額は4年連続で減少し、7万1310円。4人に1人は5万円未満で、10人に1人は仕送り0円となっている。また、長期化する就職活動がアルバイトの時間を奪い、これが下宿生の生活費の低下の一因にもなっていると考えられる。

　自宅生よりも出費がかかる下宿生活を送るには、どのようなお金の準備や対策があるのか。本校で、マネープラン講習会をお願いしたことのあるファイナンシャル・プランナーの新美昌也氏の投稿記事を紹介する。まず、下宿生の進学マネーは、支出の内訳は大きく

＜学費＋生活費＞、収入の内訳は＜仕送り＋奨学金＋アルバイト＞となる。この支出と収入のバランスがとれていれば、下宿生活は可能ということになる。新美氏が示すマネープランの大きな流れは、①支出の予想を立て、把握する。②支出をトータルで見て、それぞれ節約できないか考える。③節約をしたうえで、不足分はお金を借りて補う。

　大事なことは、はじめからお金を借りることを考えるのではなく、まずは節約をすることだそうだ。では、どんな節約法があるのか。新美氏は「生活費を減らす前に、学費を減らすという考え方もある」と指摘する。「同じ学部でも大学によって学費は違う。学費だけで年間10万円違えば、毎月8千円以上の差。これだけで大きな節約」という。入学金や学費の免除・減免がうけられる大学独自の支援制度を利用する方法もある。「こうした制度はハードルが高いものもあるが、勉強を頑張って狙ってみる価値はある。結局、しっかり勉強することが、オーソドックスな準備になる。そもそも成績が良ければ、国公立に合格し、大幅な学費節約になる。」（新美氏）生活費のなかでは、食費と居住費が大きな割合を占める。居住費では、学生寮や学生会館には、食事込みで安価な家賃設定の物件がある。一般の賃貸物件を探す場合は、大学が業務委託をする不動産業者で借りるのが良い。学生専用の比較的安い物件が多く、トラブル回避にもつながる。その他、活用したいのが、学生専用の物件情報サイトだ。東京・首都圏で家賃2万円前後から掲載されている。食費の節約法の基本は、自炊である。入学前に自炊の基本を身につける準備はしておきたい。その他、生活費の節約方法として、生活用品にリサイクル用品を使ったり、教材は、古本屋や、ネットで探して、古本を購入する方法もある。このように「いろいろと工夫することが大事」（新美氏）。

　次回は、収入に関して話を進めていきたいと思います。

By  MTYK

 

詳細は・・・漁夫の利？

11/19～11/21　須賀川アリーナで新人戦卓球競技の県大会が行われ、卓球部は、

2年ぶりのベスト４進出、3位の表彰を受けることができました。

ベスト8までは予定通りの展開でしたが、次の対戦相手が前大会2位の会津地区

の高校ではなく、磐城地区の学校でした。アナウンスを聞き、びっくりしましたが、

慌てることなく、接戦の末3-1で勝利しました。福島工業に2-3で敗れ、その後の

代表決定戦にも敗れ、東北選抜大会への出場権は獲得できませんでしたが、

選手の頑張りと敗戦後の涙に心をうたれました。

11/22のＨＰで画像が紹介されていますが、その3名以外の選手も大活躍！

エース立川、裏エース神尾、ムードメーカーの阿部・曾根田

今回、団体初出場の加藤・佐藤颯、総動員でのゲームとなり、

今後の課題がはっきりと浮き彫りになりました。

今回の敗因は、やはり指導者でしょう。・・・部活指導の時間確保が明らかに

不足していました。工業系学科の担当で、資格指導と部活の時間が

ダブルブッキング！！体は一つしかない。

いかにこの状況を打破するかが、今後の結果に結びつくことは間違いないでしょう。

選手が涙する姿に、本当に申し訳ない気持ちになりました。来年の夏、一発勝負だ！

特にＫＭ君あなたと私の努力が決め手となるでしょう！・・・so

 

 

校内マラソン大会が・・・

　年間行事予定の通りであれば、本日は恒例の校内マラソン大会の日でした。

今年は震災のため、コースの許可を得ることが出来ず、通常通りの授業を行いました。

ん～、残念！！

マラソン大会は、個人の順位やタイム・クラブ対抗・学級対抗と校内競技大会同様に

盛り上がれる行事の１つでもあります。来年は通常通りに行えることを期待します。

現在は、本校でもグラウンドの表土除去が始まり、新年度には全グラウンドで思いっきり

体育やクラブ活動が出来ることと思います。冬季間は充電の時、体力作りに重点を置き

各自がさらなる飛躍をできるよう、過ごしてください。

また、来週から２学期末考査も始まります。生徒の皆さん励んで下さい！！

福祉の介護実習も大詰め

　ただ今、2年生の福祉コースの生徒たちが連日、訪問介護員養成講座（ホームヘルパー）2級の現場実習を行っております。今年の6月からスタートした130時間の講義もいよいよ大詰めを迎え、残すところ5日間の実習を行なうだけとなりました。本日も5名の生徒たちが、各実習先でお世話になりました。生徒たちの奮闘振りを見学しようと施設のほうにお邪魔したところ、皆それぞれ素晴らしく輝いた表情で利用者さんと関わっている姿を見ることができ、安心して帰ってきました。まだまだおぼつか無い様子ではありましたが、懸命に利用者さんと関わろうと車椅子の方の目線に合わせてコミュニケーションを図ろうとしたり、笑顔でレクリエーションに参加している生徒たちの姿を見た時、とても良い経験をさせてもらえているなと感じました。

　5日間の実習を既に終えてきた生徒からはこんな声もありました。

　「利用者さんと一生懸命コミュニケーションをとろうと頑張ったのですが、会話がうまく続かないのです。どうしよう、どうしようと焦っているうちに、結局何も会話が無くてただ黙っているしかできませんでした・・・。」その生徒は、自分自身に対する不甲斐なさと無力さを強く感じているようでした。

　私が「良い経験できたね。」というと、「えっ！なんでですか？」と驚いていた様子でしたが、その後、「確かに、始めは何も出来なかった自分が嫌になりましたが、午後からは割り切って何でもいいから話してみようと思ったのです。そうしたら、不思議と利用者さんも会話を多く返してくれて、凄く助かりましたし、有難いと思いました。それで、最後は『もう帰るの？』って聞いてくるんです。帰るときなんかは、『今日はありがとうね。また、明日もまた待ってるよ。』とニコニコしながら、手を振ってくれてるのです。午前中は、あんなに辛いと思っていたはずなのに・・・。自分のほうが話してもらえて有難いと思っていたのに・・・。ましたや、そんな私に『ありがとう』だなんて。帰るときには、涙が零れ落ちそうになりました。」

　人の役に立ちたい。困っている人を助けたい。そんな思いから福祉を目指そうとする若干15・16歳の生徒たちを私は心から素晴らしいと思います。しかし、人の役に立つということは、「何かをする」とか「何かをしてあげる」ということだけではないのです。

　まずは、自分自身が「生かされている」ということを感じなければなりません。自分一人では生きていくことが出来ない無力さを知り、数多くの方の支えがあって生きていられることを感じることが大切です。そして、その思いを感じた時、感謝の気持ちを持って相手を思い、寄り添いながら接することができるのです。そして、いつしかその人の笑顔が自分の笑顔となり、その人の幸せが自分のように幸せを感じられる。そういう介護が出来たら最高ですね。

　福祉コースのみなさん、あなたたちは今、素晴らしい経験をさせていただいております。感謝の気持ちを持って、取り組ませてもらいましょう。

　また、この場をお借りして、施設でお世話になっております関係者の皆様に感謝申し上げます。時節柄、お忙しい時期にも関わらず、生徒の実習にお時間を割いていただき、ありがとうございます。右も左も分からず、現場でご迷惑をお掛けしているかと思いますが、実習での様々な経験を今後の糧とし、社会に貢献できるような人材を育成していきたいと思っております。心より感謝申し上げます。

　生徒の皆さん。寒くなって来ましたので、くれぐれも風邪にはご注意を！！（Ｙ・Ｉ）

　

修学旅行のひとコマ！

めっきり寒くなってきました。皆さま、体調管理には充分に注意しましょう！

１１月８日（火）～１１日（金）まで修学旅行が実施され、沖縄県に行ってきました。２日目までは、天候には恵まれず、雨天の中での研修でしたが、生徒たちが楽しみにしていたマリンスポーツと遊泳、国際通りの自由行動では、沖縄らしい日差しの下、バナボート、シーカヤックやそして、買い物などを充分に満喫したようです。

さて、その修学旅行のひとコマですが、我々聖光学院の運動部は修学旅行でも練習をします。びっくりですよね。

野球部をはじめ、サッカー、ラグビー、剣道、柔道、そして女子バレーまでもが朝一番から熱い練習を行っていました。私はサッカー部の顧問ですので、その内容を紹介します。

５：００～ウォーミングアップ開始

５：２０～インターバル走２０本

５：４５～坂ダッシュ１０本

６：００～筋トレ

６：１０　終了

という流れです。これは、初日のメニューです。２日目以降は、ホテル前に多目的広場がありましたので、ボールを使い、パス＆コントロール、１VS１の攻防など通常のトレーニングと変わらない内容で実施しました。

そしてさらにおもしろいことがあります。それは・・・・

「集合時間に遅れる生徒がいない！」

朝練習を大多数が行うため、一般生徒も自然に起きているのですね。そして、みんなで朝食をしっかり取り、１日がスタートするというとても素晴らしい環境です。

今後もいいものを多く、続けていきたいと思います。そして、みんながプライドを持つ、素晴らしい学校にしたいと思います。

冬支度

北海道・東北の各地ではでは初雪が観測されました。今朝，散歩に出てみると近くの山々も白く雪化粧していました。間もなく東北地方では冬を迎えます。皆さんは冬支度が済んでいますか？
四季を肌で感じることができる福島では，車や服装，暖房に至るまでさまざまな冬支度が必要です。東北以外の地域出身の人たちには，やや疎い感覚かも知れません。
こちらで迎える冬，気持ちまで凍えてしまうことがないように心の冬支度も済ませましょう。M.Y

さむっ！

ここのところ、冷え込みが一層厳しくなってきましたね。

私は先週、修学旅行で沖縄に行っていたので、なおさら肌寒く感じている今日この頃です。

沖縄の気温は２５℃前後。ところが福島に帰ってきてみると１０℃を下回る温度。

この時期には滅多につけない暖房を、家に帰ってすぐにつけてしまいました。

同じ日本なのに沖縄では冷房を使い、福島では暖房。

日本は広いですね。

 

気温の変化や疲労の蓄積で生徒たちが体調を崩さないか心配だったんですが、

案の定、本日は空いている席がちらほらとありましたね。

そういう私ものどが…。

残念ながら来週のマラソン大会は中止になってしまいましたが、再来週からは

期末テストも始まります。

また、入試や就職試験もまだまだこれからです。

体調管理には十分に気をつけて頑張りましょう！

2011修学旅行日記 最終日-２ 帰ってきました!! さっ、寒い!!

　3泊4日の修学旅行を終え、先程仙台空港へと戻ってまいりました。まずは、寒い!!　まるで冷蔵庫の中!!　だって沖縄は28度。仙台は10℃ですよ!!どの生徒も第一声は「寒い!!」でした(しかも雨)。

　今日はホテルを出発後に国際通りを散策。みんなお土産を買ったり昼食をとったりして、思い思いに約2時間半の時間を使いました。我々教員は｢サムズ」というステーキ屋さんで昼食会。シェフが目の前で料理を作ってくれます。塩、こしょうの入れ物をバトンのように扱いながら、ある意味曲芸をしながら見事な手さばきを魅せてくれます。沖縄に行った際は、是非とも行ってみてください!!

そして名残惜しい気持ちで那覇空港に。飛行機はほぼ満席状態で空港内も大混雑。空港の方に聞きましたが、今日は金曜日で、しかも修学旅行シーズン。1日で4000人もの人が帰郷するんだそうです。出発も10分位遅くなりました。

　前半は雨に泣かされた沖縄でしたが、3日目、最終日と天候に恵まれ、楽しい旅行となりました。修学旅行は高校時代の最大行事。生徒の皆さん、良き想い出となりましたね!!　また来週から学校生活頑張りましょう。

　また、修学旅行日記をご覧になって頂いた皆様、有難うございました。最大アクセスは3500を超え、数多くの皆様が注目して頂いたこと、嬉しく思います。これで、｢2011修学旅行日記」は終わります。来週からは通常の｢先生のひとりごと」に戻ります。また、よろしくお願いします!!