今日4日目の練習は午後から。昨日と同じ尼崎記念公園野球場で行ないました。
県大会決勝以来、本格的なピッチングを行なっていなかった歳内が、久しぶりに1箇所バッティングでマウンドに立ちました。7~8割の力で丁寧に、丁寧に投げ込む感じで50~60球位でしょうか。違和感もなく、コーナーコーナーをしっかり突き、まずまずだったと思います。
昨日の抽選会で初日に試合となり、一番喜んでいたのは実は歳内。夜のミーティングで抽選会の結果を選手に問うと、初日でOKと真っ先に手を挙げたのが歳内だったんです。もともと、県大会も全試合登板しましたが、実はこれ、歳内の直訴登板だったんです。試合感覚を失わないためにも、少しでもいいから試合の日は必ず投げたいと・・・。だから点差が開いた場面でも、あえて歳内を登板させたのです。
決勝が28日ですから、中8日での登板。投げて感覚をつかむタイプの歳内の場合、これでも空き過ぎなのかもしれません。去年は決勝が7月26日で、初戦が8月12日だったので、中17日だったことを考えれば、最高にいい籤だったと言えるかも知れません。去年歳内は体の状態が良くなかったので、1日でも遅い方が良かったのですが、今年はほぼ万全の状態。「早く試合をしたい」と焦れるよりは、早目に1試合をやった方が良いですよね。
もちろん勝ちが保障されているわけではないので、負ければもうそこで全てが終わる。そういう戦いですから、とにかく必至に戦うしかありません!!
攻撃陣も試合日程が決まり、今日の練習では目的意識もはっきりしているせいか、昨日までとは全く違う内容。キレも戻ってきているようで、快音が聞かれました。日南学園の投手を想定し、左右の投手を打ち込みました。中でも県大会でベンチ入りし、今大会残念ながらベンチを外れた右サイドハンドの小林翼は1時間のバッティング時間を完投。途中打球が背中に当たるアクシデントをものともせず、初戦突破に向けて気持ちを込めて1球1球投じてくれました。
明日は開会式のリハーサル後に試合前最後の練習を行ないます。決戦まであと2日。何としても勝利を福島県の皆様に届けるべく、最大限の準備をしたいと思います!! (Yokoyama)