いよいよ決戦前日。今日も舞洲ベースボールスタジアムでみっちりと練習を行ないました。レギュラー陣は1時間かけての打ち込み。体の切れも戻り、全体的にいい感じでした。控え組も調子を上げてきており、明日はひょっとしたらサプライズ起用もあるかも知れません。明日のスタメン発表に注目ですよ!!
初戦の日南学園戦は6日でした。中5日で明日の試合を迎えますが、前試合で怪我をした福田や歳内も回復傾向ですし、芳賀も調子が上がってきている。体調を崩す者も当然いませんから、いいコンディショニングで明日を迎えられそうです。
ただ、だからといって明日勝てるかどうかは別問題。前にも書きましたが、金沢高校はとてもいいチームです。顔つきもいいし、投手を中心に守備も打撃もしっかりしている。激戦・死闘は覚悟の上。とにかく死力を尽くして戦います。
選手達は現在食事中。食後に明日に向けての最終ミーティングを行なう予定です。明日の第4試合、15時30分試合開始予定。どんな展開になっても、心だけは絶対に折れない、粘り強く、執念に満ちた戦いを選手はやってくれるはずです。皆様、応援よろしくお願い致します!!
(Yokoyama)
追記:今日、練習から帰ると、ホテルの入り口の宿泊者名ボードに「南三陸町少年野球チームご一行様」の名前が・・・。
南三陸町と言うと、3.11の震災時に津波で町が壊滅状態になった場所。ホテルの人によると、どうやら西宮市が被災地の子供達を甲子園に招待したとのこと。その一団が我々と同宿となったのです。
今年の大会は「特別な夏」と言ってきました。その「特別」の意味を、今日南三陸町の子供達が招待されていることを目の当たりにし、改めて再認識させられました。聖光学院の試合を観に来たわけではないでしょう。南三陸町は福島県ではありません。でも、この子供達が我々と同宿になったのもきっと必然。この必然は、我々が明日の試合に向けて「決意」を固めることできる一つのきっかけになったことは言うまでもありません。
明日の試合、結果は分かりません。でもどこにも負けない「強い決意、意志」を持って戦います。