1、2年生の学年末考査は2日目です。
この時期、3年生は自宅学習期間となっていますが、毎日何を考え、学びながら過ごしているのでしょうか。
先日、こんな光景を目にしました。
自宅学習期間で登校していないはずの3年生とおぼしき生徒が1人、グラウンドでたたずんでいます。不思議に思って見ていると、どうやら前日に降った雨を吸い、グラウンドを整備しているようなのです。手を振ると、こちらに気づいて手を振り返してくれました。たださりげなく、当たり前にその作業を続けていました。(まるでミレーの『落ち穂拾い』のように。)
自分が使うためでなく、後輩の為に、誰にも知られず黙々と作業を続ける姿は、本当に美しく思われました。本当の「美しさ」とはこういうものかと、しみじみ思った出来事です。
朝、人知れず一人で校舎周辺のごみを拾っていたり、雪かきをしてくれたり、自分以外の「だれか」の為に善行をしてくれているみなさん、本当に感謝しています。みんなのいいところ、こっそり見てますからね。
美徳とは何か、皆さんに教えられること、本当に多いです。(K)