日に日に寒くなってきて朝は息が白くなる日もありますね。
しかしながら、ここ二日ほど日中はちょっと日がさして紅葉した山々が照り映えるのが本当に美しく見えます。
こんな秋の温かな日を「小春日和」といいます。春という字が使われていても秋の日を指すのです。一方で「麦秋」というのは麦が実る春から初夏にかけての季節の事。本来の正しい意味は上記のとおりなのですが、間違って使われていたり、理解されていたりします。
植物や季節の移り変わりに敏感な日本人の繊細な気持ちが言葉にもよく表れていると思います。そんな言葉を大切にしていきたいと思います。(でも、温暖化が進むとこういった言葉の意味も変わっていくのでしょうかね。)