2003年からひとつの「伝統」が続いています。それは野球部の大きなモットー「不動心」のほかに、年代別にモットーを掲げること。選手たちは、その言葉を胸に刻んだベースボールシャツを春先に選手独自でつくっているのです。
2003年、今年と同じように秋・春を制した代が掲げた言葉が「挑戦者」。王者としてではなく、チャレンジャースピリッツをもって臨む決意でした。決勝で敗れはしましたが、見事な戦いぶりでした。2004年は「肉食動物」。これは思わず苦笑した覚えがあります。あまりにも直接過ぎて。でも、今は盛岡大付属の部長を務める松崎克哉主将の代らしく、牙をむき、まさに肉食動物のような勢いで、甲子園ベスト16まで進みました。それ以後、「一燈照隅」→「大同団結」→「下克上」→「天命」と続き、「原点回帰」にたどり着きました。この変遷はとても面白いですね。現実的な言葉から、哲学的なものに発展し、そして原点に立ち戻る。
昨日のブログにも書きましたが、今年、「原点」に回帰した選手たちが、甲子園と言う舞台で、チャレンジャーとして戦います。数多くのご支援頂く皆様にいい報告が出来るよう、精一杯戦ってまいります。よろしくお願いします。
「先生のブログ」は夏休みも原則的に平日毎日更新していく予定です。私も大阪から時間があればアップしていきます。その時はぜひ読んで下さい!! (Yokoyama)