先生のひとりごと

今年も夏がやってくる

昨日夏の高校野球福島県大会の抽選会があり、組み合わせが決まった。

本校は過去10年連続で甲子園に出場するという“偉業”を継続中である。

しかし、連覇は積み重ねであり、1年1年の勝負。

野球部の斎藤監督は、「ただただ今年の3年生を甲子園に連れていきたい」の一心だという。

今年も夏がやってくる。あの厳しい戦いの日々。

野球部は秋の東北大会準決勝で敗退、そして春の東北大会でも初戦敗退。

選手諸君には「夏こそ」の気概を持って臨んで欲しいものである。

活躍するOB達！

今朝、嬉しいメールが届いた。

私の高校の先輩で、元東芝野球部の監督を務めた方からだ。

メールの内容は、本校のOBである岡野祐一郎君が都市対抗で強豪JX-ENEOSを完封したというのだ！

この試合は都市対抗出場への最終予選。負ければ最後のこの試合で、岡野君は大胆な投球でJX-ENEOSを5安打完封したのだ。

岡野投手は在校当時、春夏甲子園出場を果たし、青山学院大学に進学した後もエースとして活躍、

今春社会人野球の名門「東芝」に就職していました。

大学野球でも東洋大学の佐藤都志也君が首位打者＆ベストナインを獲得、6月の大学選手権でその雄姿が見られますし、

都市対抗野球では岡野投手が登板してくれるでしょう。

本校野球部も初旬に東北大会があります。そして1か月後には甲子園予選。

ことしもその「季節」がやってきました・・・！

自立研修所ビーンズの皆様と心の交流。

野球部では数年前より、自立研修所ビーンズの皆様との交流が続いています。

ビーンズの皆様に、野球のボールの修繕を依頼、安価でボールを修繕して頂いています。

縫いあがったボールを昨日はビーンズの代表の方々が学校まで持ってきてくれたのです。

引き渡しが終わった後は、キャッチボールをしたり、腕相撲をしたり、ゲームをしたり・・・。

ビーンズの皆様も楽しんでくれたようです！そして選手達も充実した表情！！

一針一針、気持ちのこもったボールを使って、来夏に向けて練習です！ビーンズの皆さん、ありがとうございました！

ビーンズホームページ＝https://minamisoma-factory.com/about/　　聖光学院との交流：https://minamisoma-factory.com/blog/1791/

一気に冬の足音？寒い寒い！

昨日から始まった中間試験。

生徒は皆真剣に取り組んでいます。

それにしても、ここにきて気温が下がっていますね。

寒い寒い。

今日神奈川からお客様が来たのですが、

夕方になるともうジャンパーを着こんで、

寒い寒い、を連発。

特に朝晩は冷え込んできました。

体調管理をしっかりして、

試験を乗り切りましょう！

蒸し暑～い1日

秋の長雨が続いていましたが、今日は非常に蒸し暑い1日でした。

明日も福島は30度の予想。涼しい日が続いていましたので、この暑さは応えますね。

高校野球は雨で日程が大幅に狂って今日が準決勝。明日は決勝戦です。

大会が行われている会津若松もとても蒸し暑かったです。

当初は月曜日が決勝の日程だったのですが、雨の影響で伸び伸び。

今週一週間は国体組の練習をしっかりやりたかったのですが、それも出来ず。

明後日29日に練習して30日にもう出発です。まあ、3年生はこの1か月、しっかり練習してくれているので

大丈夫だと思いますが・・・。

大忙しの日程ですが、しっかりやっていきたいと思います！

OBの力。

夏の甲子園予選が開催されています。

野球部は昨日、喜多方高校に辛勝。相手投手はアンダースローの好投手。あまり対戦経験がないので、攻撃陣がどれだけ奮起できるか。

凄い苦しい試合でしたけど、結果的に10安打6得点。まずまず攻略できたのかな、と思います。

その裏には、OBの力がありました。

このブログで、先日青山学院大学の岡野祐一郎君が打撃投手を買って出てくれましたが、アンダースロー対策で、富士大学のアンダースロー右腕和田悠佑君、東日本国際大のサイドスロー右腕船迫大雅君の二人がわざわざ打撃投手のために学校に来てくれていたのです。

昨日の試合で大活躍した佐藤駿矢君は、和田君、船迫君に一番感覚良く打っていた選手。OBの二人も絶賛していたんですね！あの子が一番対応していましたよって。それで3安打猛打賞の大活躍。しかも、全てが点数に絡むというヒーローになったのです。

野球部の次戦は21日。まだまだ苦しい試合が続きますが、選手は必ずやってくれると信じています！皆さん、選手達に温かいご声援をよろしくお願い致します！

かる～く143km/h！

先日、リーグ戦終了の挨拶と夏の大会の激励に、青山学院大学に進学した岡野祐一郎君と西村大樹君がグランドを訪れてくれた。

随分と体が大きくなった。表情も落ち着いているし、大人になったな、という印象だ。

東都リーグで活躍する二人。この春は二部で優勝し、一部復帰をかけたが惜敗。秋にはぜひ頑張ってほしい。

ちなみに岡野君はエース格、西村君は4番打者、投打の要だ。

岡野君はバッティング投手を買って出てくれた。

ゆったりとしたフォームから、ボールがピュッとくる。手元でボールが落ちない。

スピードガンを持っていて計測すると、軽く143km/hだ。なるほど、青学のエースになるはずだ。

選手達は岡野君の投げる球を、必死に食らいついて練習した。

このつながりが凄く大きい。

代々受け継がれる「聖光魂」。

今年もその魂を胸に、選手には雄々しく戦って欲しいものだ。

 

第2校舎がひまわり畑！？

福島ひまわり里親プロジェクトをご存知でしょうか。「福島と全国の絆づくり」ということで、ひまわりを通じて復興を目指す福島と全国とつなぐというもの。絆ネットワークは下記の通りです。

①種の製造
震災で仕事が減少した福島の障がい者の作業所で種をパック詰め・全国へ販売。

②全国で開花・種を福島へ
全国の里親さんが種を購入。学校・企業など各地域で栽培。採れた種を福島に送付。

③福島に配布・開花
全国から届いた種は福島の学校などに無料配布。復興のシンボルとして開花。

④福島で採れた種は搾油後、バスのエネルギーとして使用。２箇所の福祉作業所の仕事に。

というもの。このプロジェクトに野球部が参加しているのです。そしてこの度、ひまわりが開花！
夏の大会に合わせるかのように、咲き誇っているのです。プランターでの栽培なので、そんなに背は高くないのですが、第２校舎の礼拝堂に通じる通路の両脇に、今ひまわりが聖光学院を彩っています！

青学大惜敗・・・がんばれ卒業生！！

東都大学野球入れ替え戦の第3戦が神宮球場で行われた。

青学大対中央大。1勝1敗で迎えたまさに天下分け目の関ケ原。

青学大の先発は岡野祐一郎。4番打者が西村大樹。

投打の中心が聖光卒業生。

結果は・・・

0対2の惜敗で1部昇格ならず・・・。

残念だ。

しかし、野球部のＯＢたちが本当によく頑張ってくれている。

青学大の二人をはじめ、國學院大の齋藤湧、東洋大の安西はレギュラーで、

佐藤都志也もベンチ入り。

東日本国際大のエースは船迫、富士大和田も大学選手権で登板した。

まだまだいる。

大学選手権で準優勝した中央学院大で非常に評価が高かった長井涼は現役時代に

青学大の岡野とバッテリーを組んでいた。

そうそう、中央大のベンチには西山伸之助が入っていたし、中央学院のベンチには村崎龍馬もいた。

社会人にもいる。

今年都市対抗に初出場するきらやか銀行には聖光野球の申し子中島周作がいるし、

セカンドのレギュラーは楽天横山世代の内野手斎藤晃平だ。

七十七銀行のショートは甲子園で佐賀商相手にあわやノーヒットノーランかという好投をみせた

舟田博紀がまだ現役だ。

みんな頑張っている。本当によく頑張っている。

我々にとって、卒業生の活躍は誇りだし、エネルギーにもなる。

青学大の二人！まだ春だ。今秋もう一度1部復帰にチャレンジだ！

がんばれ卒業生！！

 

阿吽の呼吸

　ゴールデンウィーク明けからいよいよ、インターハイ予選が各部活動で行われますね。

どの部活動もこの大会のために厳しい練習を乗り越えてきたと思います。一つでも多くの

部活動が上位大会出場、そして悔いのない大会にしてほしいと思います。

　と・・・、言っている私も運動部顧問。しかも、今年は三年生の担任ということもあり、

部活動に行く時間が限られてきてしまっています。「今日も最初から行けなかったなぁ～。」

と、後悔しながら顔を出すと・・・。体育館には聖光卒業生が後輩の指導にあたっていました。

まさに阿吽の呼吸。私はその姿を見るたびに本当に救われています。

　右も左も上も下もわからなかった部活動指導。ただがむしゃらに走ってきて、今ではほんの

少しだけ生徒に還元できるまでになってきました。今の指導力で卒業生を見ることができれば・・・

と、後悔しか残っていません。

　以前卒業生にそのことを素直に言ったことがあります。するとその卒業生は、

「何を言ってるんですか。後悔しているってことは成長しているってことじゃないですか。先生、

もっと自慢できる部活動にしてくださいね。」・・・言葉がでませんでした。

　専門学校、大学、社会人になっても、応援をしてくれる卒業生に本当に感謝しています。

そして、今頑張っている生徒の目標を達成し、後悔のない部活動生活になるように、卒業

してもなお、自慢できる部活動になるように、日々精進していきます。