昨日、福島大学に見学へ行ってきました。
その時に福島大学の先生の模擬授業で、「あなたは幸せですか?」と生徒とたちが問われたのです。
すると、手を挙げたのは数人。「え~~~~~!」私は心の中で叫んでしまったのでした。
ある生徒に「なんで手を挙げなかったの?」と聞いてみると、「自分の部活や勉強が思うようにいかないんで・・・」との答え。
う~ん・・・
「幸せ」というのは何でしょうか。欲しいものを全て手に入れることでしょうか。すべてが思うとおりにいくことでしょうか。
私たち教員は、もっと生徒たちに向き合い、心の教育をしていかなければいけないと実感しました。
『苦難にある者たちの告白』
〜ニューヨークの病院の壁に書かれていた作者不明の詩〜
大事を成そうとして
力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く、従順であるようにと
弱さを授かった
より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった
人生を享楽しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるように
命を授かった
求めたものは一つとして
与えられなかったが
願いはすべて聞きとどけられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた
私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されたのだ
苦しくないかと問われれば苦しい。辛くないかと問われれば辛い。でも、幸せかどうかを問われれば、いつでも
「幸せです」と答えられる人生を送りたいものです・・・!