期末試験が今日から始まりました。
昨日の授業では生徒もピリピリしているのかな、という印象を受けました。
授業中でも真剣さを感じましたし、授業が終わってからの質問もあったり。
時間が余って、「はい、試験勉強ね」というと、「よしっ!」と生徒は一生懸命。
まあ、当然と言えば当然ですけど、真剣さを感じました。
ここで、なんで勉強するの?という問いにあるお母さんが出した答えを紹介します。
「さっきの質問ちょっと考えてみたよ。いま、お母さんはお客さんを相手にする仕事をやっているけど、お店にはいろんなお客さんが来て、お話する機会がたくさんあるんだよね。
この間、戦争を経験したおじいちゃんがお客さんで来たの。
そのおじいちゃんがね、色々自分の経験を話してくれて、お母さんは色々と考えることができたし、おじいちゃんも喜んでくれて、よかったなと思ってる。
でも、もしお母さんが学校で戦争のことを習っていなかったら、そのおじいちゃんの話をしっかり理解することも、質問をすることもできなかったと思う。
勉強することで色々な知識を身につけるってことは、色々な人としっかり話をできるってことかもしれないなって思ったよ」
「この間の『なんで勉強するか』っていう質問だけど、もうひとつ思いついた。
いま、お母さんは会社で働いているけれど、毎日色々やらなくちゃいけないことがたくさんある。やらなくてはいけないことがあるとき、お母さんはゴールさえ決まっていれば、それをどうやりきるかは一人ひとりが考えていいものだと思うんだよね。
もしかしたら、今やっている方法よりも、はやくできる方法、もっと簡単にできる方法、もっと楽しくできる方法も、色々あるかもしれない。
でも、知識がなければ、その「もっとよい方法」を自分で考えることができないでしょ。だれかに言われたことをそのままやればいいかもしれないけれど、そんなふうに仕事をするのはきっとお母さんはつまらないと思う。
だから勉強して色々な知識を持っておいてよかったなと思ってるよ」
(引用 https://conobie.jp/article/3198)