6校時の授業を第一校舎で終え、第二校舎へ移動するとき、
第二校舎から部活のために第一校舎へ移動する生徒と何人にもすれ違った。
「こんにちは!」
実に元気に挨拶してくれる。
聖光学院は挨拶の活発な学校として知られるが、改めて今日実感した。
しかも、皆一様に表情が実にいいのだ。
明るく、爽やかで、笑みが浮かんでいる。
一日の疲れが吹き飛ぶ、そんな感じがする。
あいさつ(挨拶)の「あい」には、心を開くという意味、「さつ」には、その心に近づく
という意味があるそうだ。要するに、あいさつとは、自分の心を開くことで、相手の心を
開かせ、相手の心に近づいていく積極的な行為だというのだ。
なるほど・・・
うちの生徒の挨拶は、ただの挨拶ではない。
自分の心を開いた挨拶なのだ。だからこそ、こんな気分になれるのだ。
挨拶の活発な学校。それは「心が開かれた学校」ということなのだ!