3月18日(土)
今日は鳥羽高校と津商業との練習試合でした。
両チームとも、かねてから親交のあるチーム。鳥羽高校さんとは6年前、選抜で対戦して以来の交流、実はその後監督さんら指導者が本校の練習に見学に来られて、その時に津商業の監督さんも同行されていたという縁もあるんですね。素晴らしいチーム作りをされている両チームとの対戦は、対照的な大味な試合となりました。
1試合目は鳥羽高校さんに大勝、2試合目は津商業さんに大敗。その中で、1年生の小室智希は向かって行く姿勢が素晴らしい! 1試合目、同点で迎えた2回に、相手の隙をついてホームに突入した走塁は特筆すべきものでした。思い切りの良さ、勝負事には絶対に必要ですよね。しかし、全体的にまだまだ選手達は迷っていますね。対戦相手も決まり、選手たちはやはり結果が欲しいのでしょう。焦り、不安、大きな目標を掲げているからこそ襲われる負ける怖さ。これは避けられないし、乗り越えなくてはならないもの。ここが「春」の難しさ。自分の心と向き合い、試行錯誤しながら「自分」を創っていく。それが聖光学院流。それには経験値がまだまだ足りないのかも知れません。投手陣は2年生の3人がまずまずの投球。やっとボールが馴染んできたのか、しっかりとコントロールできていた感じです。
葛藤が続く日々ですが、これも選手の成長のために必要なこと。もう時間はありませんが、1分1秒を大切に過ごしていきたいと思います!