昨夜は小平奈緒選手の女子500mスピードスケートの金メダル獲得に沸いた日本列島。オリンピックはやはりいいですね。選手の4年間の歩みを考えてみると、それだけで「感動」します。
さて、フィギュアスケート男子の羽生弦結選手の五輪連覇。これにも「鳥肌」が立ちました。羽生選手の「気迫」。今になって分かったこと、それは怪我が完治していなかった事。痛み止めの薬がなければ演技できないほどだったようです。だからこそ、あの「気迫」、「悲壮感」が感じられたのですね。
アスリートは「万全」な状態でないことが多いです。昔、本校サッカー部の監督を務めていた元Jリーガー鋤柄昌弘さんにこう言われたことがあります。「大事な試合前って、万全じゃないほうがいいことがあるよね。万全に越したことはないけど、意外とそこに隙が生まれる。何か抱えていた方が、覚悟が決まるもんだよ」。なるほどな~、と感じたものです。
羽生選手の状態が、どこまでのものなのか、私たちは知る由もありませんが、あの表情から受け取られるものは、「並々ならぬ決意」があったことは間違いありませんよね。
その羽生選手、金メダル獲得のキーワードとして挙げたのが「捨てる」という言葉。これは一体・・・
(明日に続く)