2011年、阪神タイガース歳内宏明世代に宇佐見優介君という選手がいました。
いわき市出身で、聖光学院では外野手として活躍。元気者でエネルギーがあり、チームには絶対欠かせない
唯一無二の存在。夏の甲子園初戦、宮崎の日南学園戦との戦いで、激闘の末歳内のサヨナラヒットで決着した
あの試合。ホームインした選手と同じくらい派手なガッツポーズをして新聞にも映っていた、あの宇佐見君です(知る人ぞ知る、ですが)。
彼は卒業後、なんと競輪選手になると言い出し・・・
なかなか合格せず、苦労に苦労を重ね、、6年の歳月を経て今年、やっと合格したのです。
「お~宇佐見、おめでとう!会いたいな~!今度野球部の練習でいわきに行くからその時に会おうか!」
宇佐見が合格の報告をくれた時の電話で私の話した言葉。
そうしたら宇佐見がこう言ったのです!
「違うんですよ。いわきで皆さんにお会いできるのは嬉しいんですけど、自分、聖光のグランドに行きたいんです!自分の原点、聖光の空気吸いたいです!」と。
嬉しい言葉です!「聖光行っていなかったら、競輪選手になるというチャレンジもしなかったと思うし、チャレンジしても6年間も頑張れなかったと思うんです」
その宇佐見優介が今日母校に帰ってきます。楽しみだなぁ。本当におめでとう!