いやぁ、よくやった。齋藤が12奪三振被安打5で完封。打線も序盤から活発に機能し6得点。
おかやま山陽高校は分析すればするほど強い。投手力、攻撃力共に高いレベルにあり、警戒に警戒を重ねて臨んだ初戦でした。昨年はクラーク国際戦に臨む気持ちがやや甘かった。その教訓をもとに、締めに締めて今日の試合を迎えました。
以前のブログで、雨で1日伸びたのは間違いなく恵みの雨だと書いたのですが、その種明かしをしますね。エースの齋藤が報道の通り県大会で指の皮がむけてしまっていたんですね。状態は結構ひどい状況だった。本格的な投球は甲子園に入ってからだったのですが、ボールの抑えがきかず、特にスライダーがダメ。決め球ですから、う~ん、これはどうかな、と不安だったんですが、日に日に指のかかりが良くなってきており、1日でも時間が欲しかったんですね。
そして今日のピッチングにつながったんです。本当によく投げてくれました。甲子園での完封は2004年の本間裕之、2005年の舟田博紀、2011年の歳内宏明に続いて4人目ですね。郁也、よくやった!
さあ、初戦を突破しました。まだまだ一歩目を踏み出したばかり。次の聖心ウルスラとの決戦に向けて着々と準備を進めます!