小学校の頃、夏休みの私の楽しみは高校野球の応援でした。
小3のとき、奈良市から橿原球場まで電車で行き、母校の高校の試合をスコアブックをつけながら応援した記憶があります。そのときは、天理に10対0であっさり負けてしまいました。でも甲子園大会が始まると、外野席は無料なので、電車賃だけもらって通い、奈良県代表を応援するのが常でした。
その頃はまだ聖光学院は甲子園に出ていませんでしたが、いままた、この福島の地から甲子園に応援に出かけることのできるのはほんとにうれしいことです。
明日からの2試合、声を合わせ、心をひとつにして応援し、野球部の甲子園出場を後押ししましょう。
さて、1学期が終わり、長い夏休みが始まります。
今日の終業礼拝では、新井校長より「目標を持つことの大切さ」が語られました。この夏の目標はもう定めましたか。それが、高校生活の目標、そして人生の目標につながっていきます。この夏を大切に、目標をもって過ごしましょう。
みなさんがすでに立てられた目標に加え、この夏休みを利用して、聖書のある箇所をじっくり読んでみることをお勧めします。
いま読んでいる「ヨハネによる福音書」を通して読むのはどうでしょう。
パウロの手紙の中では、ある方が「すごい本!」と言った「エフェソの信徒への手紙」をお勧めします。たった6章ですよ。
旧約聖書だと、ヨセフの生涯(「創世記」37-50章)、異国で王妃となったエステルの物語「エステル記」、ふてくされながらも偉大な働きをしたヨナの物語「ヨナ書」などもいいですね。
毎日の礼拝はありませんが、この夏も、神さまがともにいることを覚えながら、充実した日々を過ごしてください。(辻)