「変わりたい」 みんなそう思っている。
「強くなりたい」 こうも思っている。
でもなかなか・・・
でも出来るんです。
脳科学者の茂木健一郎氏の言葉を紹介しよう。
自分の脳の働きを変える一番いい方法は、「感動する」ということです。感動することほど、人を変えることはありません。逆に言うと感動は、人間を変えてしまう「劇薬」です。
感動できるという能力、つまり自分が楽器だとすると、その楽器をどれくらい大きく鳴らせるか――人と会って大切な話をしているとき、あるいは、何か心動かされる物事と向き合っているとき、人生の大事な局面に佇んでいるとき、自分という楽器をどのくらい大きな音で鳴らせるか――、そのことで、人間の器は決まるのです。
小さくしか鳴らせない人は、小さな人になってしまうのです。大きく共鳴できる人は、大きな人になるのです。
強い人ほど表面は柔らかく、揺れ動くことができる。そして、そういう人のほうが得をします。なぜなら、それだけ、自分を変えるきっかけがあるからです。芯が弱い人は、表面をガチガチに固めて、それを守ろうとしてしまう。せっかく変わることができるチャンスがあるのに、それを逃してしまうのですから、実にもったいないことだと思います。
変わるためにどうしても必要なことは、自分の心を開くこと、そしてなるべく恐れをなくして、その状況の中に飛び込むことです。
なるほどですね!
人は心に響いたとき、変わることができます。
「感動」をいっぱい経験した人は、強くなれるんですね!