ワールドベースボールクラシック、WBC。
野球ファンにはたまらないイベントがもうすぐ始まる。
日本ハムの二刀流大谷選手の出場辞退など、戦力に不安が残る報道がされているが、さて結果は…。
侍JAPANの菅野投手がこう話している。
「何かを捨てないといけない」
日本のプロ野球の使用ボールとWBCのボールは違う。
WBC使用球の方が、滑りやすいんだとか。
菅野投手のコメントはボールに関連しての発言。
WBC出場経験がある杉内投手が菅野投手に言ったそうです。
「何かを捨てないとダメだよね。俺の場合はチェンジアップを投げなかった。全部の球種を制球しようとしたら無理だから」
人間は何でもかんでも欲しがってしまう。
でも、何かを得るためには、何かを捨てるのも必要。
得たいものが高いところにあればあるほど、捨てなきゃいけないものもある。
野球だけの話しではないような気がします。
テストでいい点数をとりたいけど、遊びもしたい。
無理無理!
何かを捨てて何かを得る。うん、そうして得たものはかけがえのないものだし、
捨てたものも戻ってくるのかも知れない。
二兎を追う者は一兎をも得ず。
と言うけれど、本当にそうだな、と思う。
捨てる覚悟。
時にはそんなことも必要なんだ。