先程もアップさせていただきましたが、
本日は民泊2日目ということで、伊江島ならではの時間を満喫させていただきました。
今回の民泊がいかに充実していたかは、離村式の光景が物語っているように感じました。
まずはじめに、生徒を代表して2Fの千葉里保さんが、思い出に残ったエピソードをまじえながら感謝の言葉を述べ、校長先生、そして、伊江島の代表の方からも挨拶をいただきました。
式も終わりかけた時、進行役の方から「もう一つ、思い出に残るプレゼントがあります。」というアナウンスとともに、椅子が並べられました。
三線の弾き方を習った2Fの生徒達が、沖縄を代表する歌「涙そうそう」を演奏し、全員が心を一つにして歌いました。
また、2Tの生徒も沖縄の民謡を演奏し、他の明るい男子生徒が島の人の踊りを真似しながら一緒に踊っていました。
最後は、島の方が作られた「一期一会」という歌を歌っていただき、いよいよお別れの時間が近づいてきました。
お世話になった家族の方と挨拶をしようとすると、涙ながらに別れを惜しむ感動的なシーンが見受けられました。
たった1日ではあっても島の方の温かさや家族のように包み込んでくれる優しさにふれ、生徒達にとって忘れることができない貴重な時間となったのだと思います。
フェリーに乗り込んだ生徒達にも一生懸命手を振り続け、「ちばりよ〜」(がんばよ〜)「いってらっしゃ〜い」、「また帰ってこいよ〜」などと、目頭が熱くなるような激励の言葉が送られるのです。
そして、何処からともなく生徒達は聖光学院の校歌を歌い始めました。
フェリーが埠頭を離れてもお互いが手を振ることを止めないのです。
その姿がとても印象に残るシーンでした。