昨日の「先生のひとりごと」でも書いてありましたが、昨日の午後は特別講演として、「てっぺん」という飲食店の社長の大嶋啓介さんのお話と我武者羅応援団のパフォーマンスでした。
何事も真剣に全力でやれば、心にそして感情に響くということを改めて実感させられた講演でした。
現在は教師という職業についていますが、大学卒業後は一般企業で働いていました。その頃の私はどこか冷めていて、働くという実感が全くありませんでした。新入社員研修期間、それに気付いた先輩リーダーが私を含め、複数のメンバーを呼び出し、「この会社の伝統であったホースたたきを復活させよう。これからみんなにやってもらう。」と言い出しました。
何をするのかというと、1m位に切ったホースを持ち、机にたたきつけながら自分の感情をさらけ出すというものでした。最初は「何がやりたいんだ」とその先輩の行動と言動に疑問を感じましたが、実際にやってみると、社会人としての不安や自分の情けなさが、ホースをたたくとともに言葉として出てきました。そして、最後にこの仕事で自分の目標を達成してやるという強い気持ちを吐き出しそのホースたたきの研修は終了しました。終わった後、ホースたたきを行ったすべてのメンバーの目には涙があふれていました。あのなんともいえない感情は今でも忘れませんし、そして昨日同じものを感じました。
昨日の講演の中で、最高のじゃんけんと自分の思いを相手に伝える・聞くという作業をしました。私も生徒にかえり、生徒とペアを組み参加しました。自分の最大に声を上げ行ったじゃんけん、そして普段生徒に言えない思いを伝えたところ、ペアの生徒は涙を流してくれました。私も涙をこらえるのに必死でした。
まとまらない文ですが、あのような経験をもう一度させてもらったことに本当に感謝しています。
さぁ、明日から期末テスト。我武者羅にがんばりましょう。(結局はここに落ち着いちゃいますね。笑)