年が明け、早一ヶ月が経ちました。あと一か月後には三年生は卒業、二ヶ月後には新入生が入学するなど、今年もあっという間に月日が過ぎていくなと実感しています。
さぁ、突然ですがここで皆さんに質問します。「あなたがもし、町の町長だとしましょう。町おこしのために美術館を創ってください。ただし・・・お金をほとんどかけずに!」
お金をかけれればいくらでも立派な美術館は作れると思います。しかし、お金をかけないとなるとなかなか難しい部分が多いのではないかと感じます。
この難問を見事に打ち砕いたのが、高知県の黒潮町の方々です。その黒潮町では、砂浜にさまざまなプリントTシャツを並べ、美術館にしていたのです。季節や気候によって制限はありますが、観光客は年間20万人を超えるとのことです。
人間は何かをやろうとしたときに、制限がかけられても、あるもののなかで世界を変えていくことができる生き物だと思います。現実的にお金がなければ確かにできないことあります。しかし、普段の日常生活ではそんなことはないのではないでしょうか?
「あの人と比べて自分は」とか言っている方いませんか?
その人と比べて自分に足りない部分がある分、その人より優れている部分も必ずあります。
「ないものを嘆く」のではなく、「今あるものを工夫」していくことが必要なのではないかと感じます。
三年生のみなさん、今年から一人の大人としてまた立派な姿になって本校に顔を出しに来てくれることを願っています。
長々とまとまらない文章で失礼しました。最後までご覧いただありがとうございました。(K.S)