見る角度によって、立場や考え方が変わる。
これはとても大事なことです。最近「リーガル・ハイ」というドラマを借りて観ました。
堺雅人(毒舌でお金で仕事を引き受ける古美門弁護士)と新垣結衣(正義とは何なのか答えをみつけようとする
黛弁護士)が主演のドタバタ弁護士ドラマなのですが、とても考えさせられるシーンがありました。
その話は、ある町に高層マンション建設が浮上し、日照権を奪われると地域住民が訴えて主人公たちは高層
マンションを立てる企業側の弁護をするお話です。この弁護について黛は、「本当の正義とは」と古美門に反抗
します。すると古美門はこう言い放ちます。「あの古い工務店をみなさい。あの工務店は旦那さんが死んでしま
い、奥さんが会社と従業員を今必死で守ろうとしている。その甲斐あってやっと高層マンションの下請けの仕事
がまわってきた。その仕事が、今回問題のマンション建設の仕事だ。この裁判に負ければ、奥さんと従業員はど
うなる?それを正義といえるのか?」と黛に言い放ちます。その言葉を聞いて、私も納得させられました。
実はこの話の裏には大どんでん返しがあるのですが、興味のある方はぜひ見てください。