「聖光の先生ってなんか楽しそうじゃね?」授業がちょっと早く終わった時に何かの拍子に生徒からそんな話が振られました。
「なんで?」と聞くと、
「なんか先生たちみんないつも仲良さそうだし、生徒とも仲いいし、部活とかも楽しいし。なんか職場として楽しそう。」とのこと。
もちろん大変なこともたくさんありますが、その分楽しいことや達成感を味わうこともたくさんあります。そして周りからたくさんのことを学ぶことができる恵まれた職場です。いつも楽しそうに働いていると見えるのは本当にうれしいことです。
もう一つこんなことも聞かれました。
「先生って授業ないとき、何してんの? 生徒が早く帰れる日は先生も早く帰んの?」
そんなことはないのです。授業時間以外の方が忙しい。授業の準備はもちろん、様々な仕事があるのですよ。
授業やホームルームで使うプリント、保護者宛の文書、こういったものも先生や職員がつくります。そのほか文化交流会や修学旅行など様々な学校行事の計画も先生方が考えています。ホームページの管理やパンフレットなども先生方が調整したり作成したりしています。生徒が毎日使っている時間割も係りの先生方が作るのです。
みんなの目の前に出来上がってきたときは、もう完成した状態であたかも当然、自然にあるかのように思ってしまいますが、そうではないということを話しました。自分たちが苦労しているとか感謝してほしいということを言いたいのではありませんが、みんなも働くようになったらそういう目に見えない部分を担うようになるんだよ、ということを感じてもらえたらと思います。そういうことが「仕事」ということなんだなと私も話しながら改めて感じました。
これからも笑顔で仕事していきたいと思います。
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