梅雨の時期に入り、ジメジメした空気が流れる毎日です。そんななか夜になると蛙達の大合唱が始まり、それが毎日の子守唄のようで心地よく休ませてもらっています。
今回もある本の一部を紹介したいと思います。
『ヒトは生きる価値を、世の中にばかり求めてしまう。世の中が、自分を認めてくれるかどうか。他人にほめられたいとばかり思っていると、自分の生活が、何者かの手にゆだねられて、何を価値として生きているのか、自分で自分がわからなくなってしまう。そうしていつの間にか、世間が認めてくれないと、生きられなくなってしまう。~~世間というものがどこに実在するのか。町へ行って世間という場所があるか。都会に行けば世間はあるのか。世間などというものはどこにもいない。世間は夢幻である』
日本は今、大衆社会と呼ばれていますが、まさにこの一説がよくあてはまると感じました。
自己評価ばかり高くなるのはよくないと思いますが、かといって周りの評価ばかり気にしすぎるほうが自分らしさを失い、毎日が同じ考えしか持てないロボットみたいな性格になってしまうのではないでしょうか!?
人には個性があります。だから喧嘩もするし、悲しむし、嬉しくもなり・・・。そういったなかで改めて周りの環境のにありがたみを感じてくるものだと思います。
日本の政治もいまゴチャゴチャしてしまっています。そういったなかでこの日本を変えていくためにも、周りの評価を気にすることよりも先に、自分自身がやらなければいけないことを一つずつ取り組んでいかなければいけないなと感じました。
長々とありがとうございました。(K・S)
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