入試期間も終わり,3学期の授業が本格的にスタートしました。
冬場はできる限り時間をつくり,読書をしようと心がけています。最近読んだ本の中で特に心に残っている言葉を抜き出します。それは江戸の子育てしぐさなるもので,「三つ心,六つ躾,九つ言葉,十二文,十五理(ことわり)で末決まる。」とありました。これは,3歳までに心の大切さを教え,6歳までに日常のしぐさを教え,9歳までにどんな人にも失礼にならない挨拶やその挨拶に世辞を添えられるようにする。そして,12歳までに手紙を書けるように教え,15歳までに森羅万象,世の中のすべての仕組みを教えるというわけです。昔は15歳で元服。立派な大人です。元服までにすべてのことを教えなければなりません。
自分自身の子育てや,学校での取り組みを考えた時,改めなければならないと思いました。昔に立ち返り自分自身を振り返ってみるって大切ですね。(MY)